ミシェル・コルボ

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ミシェル・コルボMichel Corboz, 1934年2月14日 フリブール州マルサン - )はスイス指揮者

地元フリブールの音楽学校で声楽と音楽理論を、リボーピエール学園で作曲を学ぶ。1961年ローザンヌ声楽アンサンブルを創設してその指揮者に就任し、ローザンヌ器楽アンサンブルなどとともに積極的に録音活動や演奏旅行をこなしてきた。リスボングルベンキアン管弦楽団ならびにグルベンキアン合唱団とも共演を続けており、ジュネーヴ音楽院では教壇に立っている。

一般的には合唱指揮者として、とりわけルネサンスから近現代にいたるまでの宗教曲の専門家として著名であり、とりわけモンテヴェルディフォーレの録音のほか、バッハ受難曲の上演は国際的に知られている。温もりを感じさせる抒情的な表現は、これらのほかにも、たとえばブラームスの合唱曲集や《ドイツ・レクイエム》の録音においても変わることなく認められる。また、マリア・ジョアン・ピリスらとは、協奏曲の録音でも共演している。