フィンランドの医療
フィンランドの医療(フィンランドのいりょう)には、高度に分散化された3レベルの公的ヘルスケアシステムが存在し、それと平行して小さな民間ヘルスケアシステムが存在する。ヘルスケアに対しての責務は市町村(自治体)にある。
健康基準
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各医師は307の住民を受け持つ[1]。ヘルスケアの約18.9%は直接的に世帯が支払い、76.6%は税金から賄われる。フィンランドでは医薬品の販売はおよそ800のライセンスを得た薬局に制限されている。重要な機関には、保健省と保健福祉研究所がある。
Swedish Association of Local Authorities and Regionsによると、16カ国と比較してフィンランドはリソースと平均治療結果が最小であり、もっとも効率的な公共ヘルスケアサービスであった[2]。
平均寿命は女性で86歳、男性で75歳である[3]。
1970年では世界で最も心臓病での死亡率が高い国だったが、フィンランドダイエットと運動が功を奏した。フィンランドは喫煙率が非常に低く、男性で26%、女性で19%である[4]。
フィンランドの健康上の問題は、他の先進国に似ている。循環器疾患が死因の約半分を占め、癌は2番目に一般的な死因である[5]。
フィンランドは通常よりも高い自殺率の問題がある。最近は数字が下落しているものの、過去に何度も世界自殺統計のトップであった。それにもかかわらず、最近の2008年には、自殺は全死亡の2%(男性での3%・女性で1%)を占めた。
住民のアルコールの年間総消費量は、週末のパーティーでの過度の飲酒は共通しているものの、他のヨーロッパ諸国より低い。しかし酔いはフィンランドの飲酒習慣の中心的な特性である[6]。生産年齢人口では、アルコール消費によって引き起こされる病気や事故は、死亡の最大の原因として冠動脈疾患を上回っている[7]。
脚注
- ^ “Health (2004)”. Statistics Finland. 2007年1月22日閲覧。
- ^ Svensk sjukvard i internationell jamforelse 2008 (in Swedish)
- ^ “Finland Life expectancy at birth - Demographics”. Indexmundi.com (2009年9月17日). 2010年2月4日閲覧。
- ^ “Fat to fit: how Finland did it”. Guardian Unlimited (2005年1月15日). 2007年1月22日閲覧。
- ^ Health Care in Finland, Ministry of Social Affairs and Health, 2004
- ^ “Alcohol use in Finland”. National Research and Development Centre for Welfare and Health (Stakes) (2005年). 2008年4月18日閲覧。
- ^ YLE Uutiset
参考文献
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関連項目
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