バースカラ・マッラ

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バースカラ・マッラ

バースカラ・マッラ(Bhaskara Malla, 生年不詳 - 1722年)は、ネパールカトマンズ・マッラ朝の君主(在位:1700年 - 1722年)。

生涯[編集]

カトマンズ王ブーパーレーンドラ・マッラの息子として生まれる。

1700年、父ブーパーレーンドラが死亡したことにより即位。

1717年パタンリッディナラシンハ・マッラが死亡し、パタン・マッラ朝の王統が途絶えると、バースカラが「マヒーンドラシンハ・マッラ」の名でパタン王を兼ねることとなった。

1722年、バースカラは死亡した。嫡子がなかったため、プラターパ・マッラの息子マヒーパテーンドラ・マッラの外孫ジャガッジャヤ・マッラが王位を継承した。

参考文献[編集]

  • 佐伯和彦『ネパール全史』明石書店、2003年。 

関連項目[編集]