ドジ田ドジ郎の幸運

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藤子・F・不二雄のSF短編 > ドジ田ドジ郎の幸運

ドジ田ドジ郎の幸運」(ドジたドジおのこううん)は、藤子・F・不二雄(発表時は藤子不二雄名義)の読み切り漫画作品。1970年S-Fマガジン』11月臨時増刊号にて掲載。単行本収録時にはいくつか変更された点がある。『藤子・F・不二雄 SF短編PERFECT版』第1集に収録。

あらすじ

主人公「ドジ田ドジ郎」は、麻雀をやれば放銃し、交差点にさしかかれば信号が赤になり、タクシーを拾おうと思えば撥ねられるなど、何をやっても凄まじいまでについてない男だった。そんなある日のこと、彼の前に偶然を操作する「偶然係長のゴンスケサン」と名乗るロボットが現れた。彼は主人公がそれまでついてなかった分、バカづきにつかせてやるというが…。

登場人物

ドジ田ドジ郎
うまれた時からついていない男。ところが天井から落ちてきたゴンスケを「助けた」時に、ついてない事を発見され、これからの幸運を保障される。
ゴンスケ
自己修復回路の故障で3.5次元の世界を漂流していたロボット。外見は『21エモン』に出てくるゴンスケそのもの。肩書きは「宇宙合目的調整機構統計局均整課偶然係長」。
ツキ山ツキ吉
名前の通り非常についている男。しかし偶然は無限でないため、ドジ郎に訪れるようになった幸運の埋め合わせを受けることになる。