チャレンジ・ディビジョン
チャレンジ・ディビジョン | |
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競技 | ハンドボール |
開始年 | 2009年 |
参加チーム | 男子:13(東部:7、西部:6) |
国 | 日本 |
チャレンジ・ディビジョン(英: challenge division)とは、日本の社会人・男子ハンドボールリーグ。日本ハンドボールリーグの下部リーグにあたるが、現在昇降格制度を行っていないため、日本リーグとは別のリーグとして位置づけられている。
概要
元々、日本リーグは1部と2部に分けて行われていたが、1990年代バブル崩壊の影響により企業チームの休廃部が続き、女子は1999/00シーズン・男子は2006/07シーズンより1部リーグのみで行っていた。2008年世界的な経済情勢の悪化により、さらに休廃部あるいは活動縮小に追い込まれるチームが続出し、日本リーグ男子は8チームに再編されることになった。
これに対し2009年6月13日、日本ハンドボール協会理事会にて事実上の2部リーグにあたる東西地域リーグ「チャレンジ・ディビジョン」の新設を決定した。運営費の問題から全国的なリーグに参加できない企業チームや、近年の地域密着ブームの流れから積極的な活動をしているクラブチーム、大学生チーム、将来の国体強化に向けたチームが参加する事となった。
設立当初は、日本リーグとは別の組織という位置づけとみなし昇降格制度を行わない方針だが、将来的には日本リーグとの入替戦を実施する見込みとなっている。
レギュレーション
まず、A・Bブロックに分かれ1回戦総当り戦を行う。その結果を踏まえ、順位決定戦を行う。
- A・Bブロック上位2チームでトーナメント戦を行い、上位4つの順位を決定。引き分けの場合は7mスローコンテストで勝敗決定。
- その他下位チームは1回戦総当たり戦を行い、順位を決定。
その他詳細は上位リーグである日本リーグに準拠する。
2015-2016年度シーズンの参加チーム
Aブロック/東地区
Bブロック/西地区
- HONDA(三重県)
- HC同志社(京都府)
- HC・MKA奈良(奈良県)
- HSV Herausforden(奈良県)
- HC和歌山(和歌山県)
- 八光自動車工業(大阪府)
- ボンチフェローズ(大阪府)
- SOCIO OSAKA(大阪府)
過去の参加チーム
- Aブロック/東地区
- Bブロック/西地区
歴代成績
回 | 年度 | 優勝 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | 11位 | 12位 |
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1 | 2009 | FOG | トヨタ自動車 | Honda | HC MKA | HC山口 | 大同大学 | HC岐阜 | 徳山クラブ | セントラル自動車 | 高松大学 | 八光自動車 | |
2 | 2010 | HC岐阜 | Honda | 大同大学 | HC山口 | 中部大学 | HC・MKA | 八光自動車 | HC春日井 | 徳山クラブ | トヨタ自動車 | ||
3 | 2011 | HC岐阜 | 大同大学 | Honda | OSAKA SELECTION | トヨタ自動車 | セントラル自動車 | HC春日井 | TOYAMA選抜 | 八光自動車 | HC・MKA奈良 | 岐阜聖徳学園大学 | 同朋クラブ |
4 | 2012 | Honda | HC岐阜 | 八光自動車 | トヨタ自動車 | TOYAMA選抜 | OSAKA SELECTION | HC・MKA奈良 | HC春日井 | 岐阜聖徳学園大学 | 同朋クラブ | ||
5 | 2013 | 大同大学 | トヨタ自動車 | Honda | HC和歌山 | OSAKA SELECTION | FST | TOYAMA選抜 | 八光自動車 | HC春日井 | 東北福祉大学 | HC・MKA奈良 | 同朋クラブ |
6 | 2014 | ||||||||||||
7 | 2015 |
脚注・参考資料
- “秋開幕の地域リーグ新設 日本ハンドボール協会”. MSN産経ニュース. (2009年6月13日) 2009年10月18日閲覧。
- “ハンドボール地域リーグは10チーム ホンダやトヨタ参加で新設”. MSN産経ニュース. (2009年7月10日) 2009年10月18日閲覧。
外部リンク
- チャレンジ・ディビジョン(日本ハンドボールリーグ公式)