ソフトダイポールモード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2011年3月30日 (水) 15:57; ThunderCross (会話 | 投稿記録) による版 (全体の出典を明記願います。Wikipedia:出典を明記する#出典の示し方をご参照下さい)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

ソフトダイポールモード(Soft dipole mode)は、中性子陽子の密度分布が大きく異なり中性子スキン中性子ハローの構造が見られる中性子過剰核において、発現の可能性が議論されている励起状態のひとつである。陽子と中性子が形成する原子核(コア)と残りの中性子の自由度が分離もしくは弱結合状態となり、コアとスキンの間の復元力が小さくなるために、非常に小さな周波数領域(低励起エネルギー領域)に発現する双極子型振動モードである。