セーブ (コンピュータ)
セーブ (save) とは、コンピュータのプログラムにおいて、作業内容や各種データを記憶媒体に保存すること。
コンピュータプログラムにおいて、電源が切れるなどの不測事態対策、作業の中断・終了、別の機器で読み出したいなどの理由で行われる。
プログラミング言語・BASICにおいては、プログラム自身を媒体に保存する際にSAVE
コマンドが用いられる。BASICの仕様によっては保存媒体や保存形式によってCSAVE
、DSAVE
などのコマンドが用いられることもある。また、プログラム中のデータセーブについてはWOPEN
で書き込み目的でファイルを開き、PRINT/T
でデータを書き込み、CLOSE
でファイルを閉じる一連の予約語によって行われる。(コモドール、シャープ系のBASICの例)
コンピュータゲーム
「セーブポイント (ゲーム)」も参照
コンピュータゲームにおいては、プレイを中断する際、現在の進行状態を保存し、次回にプレイするときにその時点から再開できるように処理することをセーブという。俗に、主に子どもの間では、この保存されたデータそのものを「セーブ」と呼ぶこともある(「セーブが消えた」など)。
時代が進むと、自動的にセーブを行う「オートセーブ」のゲームソフトも増えた。
また、2010年代には複数のハードウェアでセーブデータを共有できる「クロスセーブ」機能も登場する。