スタール耳

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スタール耳(スタールみみ、英 Stahl's ear)とは、耳介の先天性の形状異常のひとつ。

概要[編集]

通常、耳介軟骨の立体構造として対耳輪の上行脚と下行脚が存在するが、スタール耳ではこの部分に余分な軟骨の隆起(第3脚)が形成されている[1]。 そのため耳介の上部外側がとがった形状になっている。

外国では、悪魔とよばれて嫌われている。

治療[編集]

生後早期であれば外力による矯正も試みられるが、成長とともに耳介軟骨は硬化し矯正は困難となるため、手術が中心となる。

脚注[編集]