ザミア科
ザミア科 | |||||||||||||||
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分類(APG III [疑問点 ]) | |||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||
Zamiaceae Horan., 1834[1] | |||||||||||||||
タイプ属 | |||||||||||||||
Zamia L. | |||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||
ザミア科 | |||||||||||||||
属 | |||||||||||||||
本文参照 |
ザミア科(学名 : Zamia)は、ソテツ目に属する裸子植物である。科の名前は、当科のタイプ属であるザニア属(Zamia)であり、ザニア属は、マツの球果を表すラテン語である「a zaniae」に由来する。
概要
ザミア科は、一般に肉質の幹を持ち、その形は、大きな円柱形の柱木状から地下茎状までさまざまある。葉は、羽状複葉である。若葉は、まっすぐあるいは内曲しており、小葉は平らで展開中は重なり合っている。 雌雄異株で、雄花のみ咲く株と雌花のみ咲く株がある。花は球形で、それぞれの幹の先端または側面につける。雄花は、多くの胞子葉からなる。雌花は、典型的な閉鎖型の構造であり、裂目ができる期間だけ受粉が可能となる。雌花の球花と胞子葉の大きさや形、雌花の裂目は、属や種を識別する手がかりとなる。種子は赤やオレンジまたは黄色の種皮で覆われている[3]。
属
※「岩波出版 生物学辞典」第5版より[4]
- Ceratozamia - ツノザミア属
- Dioon - サゴソテツ属
- Encephalartos - オニソテツ属
- Macrozamia - マクロザミア属
- Zamia - ザミア属
画像
脚注
- ^ ザミア科 tropicos
- ^ シノニム
- ^ テレンス・ウオルノース「ザミア科」『植物の世界 - 種子植物 -』 11巻、朝日新聞〈朝日百科〉。ISBN 978-4023800106。
- ^ 『生物学辞典』(第5)岩波出版、2013年2月26日。ISBN 978-4000803144。