グエン・カオ・ルエン

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グエン・カオ・ルエン(Nguyễn Cao Luyện / 阮高練、1907年 - 1987年) は、ベトナム建築家ジャーナリストハノイ建築大学初代校長。ベトナムの国民議会議長歴任。ホーチミン賞文学・芸術シリーズI(1996年)や貢献をたたえ、独立の勲章とホーチミン賞フェーズI (1996年)が授与されている。

経歴[編集]

ナムディンの貧しい家庭に生まれる。 20歳の時にインドシナ大学美術学科に合格し、1年後に建築学科に転科。1933年に卒業し、ワークショップデザインの訓練のためにフランスのル・コルビュジエオーギュスト・ペレのもとに派遣される。建築の専門家としてコンクリートをつかうオーギュスト・ペレの作品は、彼の創造的な視点で深い影響を残している。

帰国後にハノイでベトナムの最初の建築事務所を開業した。フンフン(馮興)病院やタンロン私立学校、 キューバ共和国大使館などの建設に関わり、またインドシナ大学で教鞭に関わった。

参考文献[編集]