クレーンショット

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カメラワークの例
映画用のクレーンの1つ

クレーンショット(crane shot)は、映画用のクレーンなどを使って撮ったショット。クレーン・ショットとも表記する。

クレーン自体はD・W・グリフィスの頃から、その原始的なものが使われ、左右の動きも入れて、ローアングルからハイアングルまで、ショットを代えずに撮れる特殊移動機械である。

現在ではミニクレーンから大クレーンまで、分解できる軽量で便利なものや、ドリーと組み合わせたタイプで自走出来るタイプ、ライト用バッテリー積み込んであり車3台を牽引して走るタイプ、動きをコンピュータで制御しながら動くタイプなど次々と新しいものが出ている。

安易に使えばそれだけの効果で、作品内容を考え、撮影設計をして使うべき効果である。

大型クレーンの先に照明を付けた夜間撮影

日本では溝口健二監督のクレーンショットが素晴らしい効果をあげている。