キニチ・ムワーン・ホル

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キニチ・ムワーン・ホル
キニチ・ムワーン・ホルを表すマヤ文字
住居 ティカル
別名 マーキナ・鳥頭蓋骨
羽のある頭蓋骨
第13代王
肩書き ティカルのアハウ
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キニチ・ムワーン・ホル(K'INICH- [MUWA:N] JOL[1]、? - 359年5月23日?[2])は、マヤティカルの第13代王。

経歴[編集]

コロサルの遺跡から見つかったモニュメントによると、キニチ・ムワーン・ホルは359年に亡くなったとされる[3][4]

彼は第14代王であるチャック・トック・イチャーク1世の父親であることがティカルの石碑39によって示されている。

脚注[編集]

  1. ^ 「偉大な太陽・鷹の頭蓋骨・頭」という意味である。
  2. ^ マーティン & グルーベ 2002, p.35
  3. ^ Martin & Grube 2008, p.27.
  4. ^ 長期暦によれば、亡くなったのは8.16.2.6.0 11 アハウ 13 ポプのことであるとされている。Martin & Grube 2008, p.27

参考文献[編集]

Martin, Simon; Nikolai Grube (2008). Chronicle of the Maya Kings and Queens: Deciphering the Dynasties of the Ancient Maya (2nd ed.). London and New York: Thames & Hudson. ISBN 9780500287262. OCLC 191753193 

サイモン・マーティン、ニコライ・グルーベ/中村 誠一(監修)、長谷川 悦夫、徳江 佐和子(他訳)

『古代マヤ王歴代誌』創元社、2002年 ISBN 4-422-21517-5