カーボベルデ系キューバ人

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カーボベルデ系キューバ人

カーボベルデの旗 キューバの旗

カーボベルデ系キューバ人は、カーボベルデに家系起源を持つキューバ市民、もしくはキューバ居住者である。

カーボベルデとキューバは長い交流の歴史を持っている。カーボベルデからキューバに渡った最初期の人々は、心ならざるものだった。1526年に、「最初のキューバに奴隷を売るための船が145人のアフリカ人を乗せて島に到来した。」[1] 。より多くの奴隷がカーボベルデから続いた。この中には著名なキューバの芸術家、ロエル・カーボベルデ・リャセールの先祖も含まれていた[2]

キューバとカーボベルデは1975年9月に外交関係を樹立した。カーボベルデ独立の数ヶ月後だった。「1976年から、1,000人以上のキューバの協力者──多くは医者と健康技術者だった──がそのアフリカの国で働いており、約1,000人のカーボベルデの奨学生が準大学、または大学の教育を受けていた。」[3]。しかしながら2007年現在では、一定数のカーボベルデ系の人々がキューバに居住しているという推計は存在しない。

2005年に、ジェルマーノ・アルメイダの二人の兄弟がスペイン語に翻訳され、「芸術と文学」のアンソロジーに加えられた[4]。同年フィデル・カストロペドロ・ピレスとキューバ最高位の勲章たるホセ・マルティ勲章を授与した[3]

脚註[編集]

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