オートハローズ
オートハローズは北海道を中心に展開していたカー用品店である。
概要[1][2]
オートバックスのフランチャイズから独立して北海道で創業したカー用品店で、寒冷地でのカーライフに合わせた商品展開を行っていた。
元々は1970年3月にオートバックスの全国10号店目のフランチャイジーとして参加。年1店ペースで開店を続け、1980年7月に折半出資で北海道オートバックスセブンを設立、エリアフランチャイザーとなった。
1985年5月にオートバックスから脱退することになり、本部側が訴訟を起こしたが、結果的には和解し、北海道オートバックスセブンの全株式をハローズ側が買い取り独立、直営店16店でオートハローズとしてスタートした。この時のフランチャイズ店はオートバックス側に残った。
その後順調に業績を伸ばし、1997年7月、株式を店頭公開。しかし新車販売台数、自動車用品の落ち込みなどにより1997年7月の中間決算で同社初の赤字転落。通期では黒字になるとの予想も、結果的に1998年1月期は売上115億円、経常損失1億9500万円と赤字決算になった。
消費低迷、競争の激化、北海道経済の低迷に加え、メーンバンクの北海道拓殖銀行、主幹事の山一証券の破綻などもあり、1998年9月オートバックスセブンと資本・業務提携、2002年に買収、子会社化。
その後はオートバックスなど他ブランドへの転換が進み、2012年10月4日のオートハローズ紋別店のオートバックス紋別店への移転・業態変換を以てオートハローズのブランドは消滅した。
沿革[1][3]
1976年3月 オートバックスのフランチャイジーとして参加
1980年7月 北海道オートバックスセブン設立
1985年5月 オートバックスから脱退
1997年7月 日本証券業協会に株式を店頭登録
1998年9月 株式会社オートバックスセブンと資本・業務提携
2002年9月 株式の店頭登録を廃止
2002年10月 株式会社オートバックスセブンの100%子会社化
2012年10月4日 オートハローズ紋別店の閉店により消滅
店舗[4][5]
札幌市
- 札幌西 札幌市西区西町北10丁目1番6号 (2003年2月14日閉店)[6]
- 二十四軒 札幌市西区二十四軒3条4丁目1-1
- 川沿 札幌市南区川沿3条1丁目18番59号
- 新札幌 札幌市厚別区厚別東5条1丁目1番20号
- 菊水元町 札幌市白石区菊水元町3条4丁目1番24号
- 平岸 札幌市豊平区平岸3条10丁目4-7
- 北42条 札幌市東区北42条東9丁目1番5号
- 石狩街道 札幌市北区太平5条1丁目3番3号
- 北野 札幌市清田区北野3条3丁目2番1号
道央
- 小樽 小樽市有幌町2番16号
- 江別 江別市幸町33番地
- 北広島 北広島市美沢1丁目2番4号
- 石狩花川 石狩市樽川7条1丁目2
- 恵庭 恵庭市恵央町11番地1-4
- 千歳 千歳市信濃3丁目18番19号
- 苫小牧元町 苫小牧市元町2丁目6番19号 (2003年1月30日閉店)[6]
- 苫小牧北光 苫小牧市北光町4丁目15番11号
- 東室蘭 室蘭市東町3丁目8番5号
- 岩見沢 岩見沢市日の出町8番地17
- 滝川 滝川市新町1丁目11番4号
道南
- 函館亀田 函館市亀田本町1番21号 (2003年2月16日閉店)[6]
道北
- 旭川大町 旭川市大町2条8丁目77-2 (2003年2月16日閉店)[6]
- 旭川東光 旭川市東光7条1丁目5番10号
- 旭川豊岡 旭川市豊岡7条7丁目40-48
- 旭川永山通 旭川市永山3条5丁目1番7号
- 名寄 名寄市字徳田248-16
道東
- 東北見 北見市小泉498番地1
- 西北見 北見市東相内町167番地2 (2003年1月30日閉店)[6]
- 紋別 紋別市元紋別10番地5
- 帯広西21条 帯広市西21条南4丁目2-8 (2003年1月30日閉店)[6]
- 帯広西5条 帯広市西5条南27丁目1-1
- 釧路鳥取大通 釧路市鳥取大通6丁目7番14号
- 中標津 標津郡中標津町東34条南1丁目1番地
道外
- 前沢 岩手県胆沢郡前沢町向田2-15ジャスコ前沢SC内 (2003年2月16日閉店)[6]
- 仙台名取 宮城県名取市上余田字千刈田535番1号
- 酒田 山形県酒田市あきほ町120-1ジャスコ酒田南SC内
- すみだ太平 東京都墨田区太平1-18-19
- 清水町 静岡県駿東郡清水町八幡64番1号
- 広島商工センター 広島県広島市西区草津新町1丁目20-3
- トリアス久山 福岡県糟屋郡久山町山田1111