エヴフィミヤ・ウラジミロヴナ
エヴフィミヤ・ウラジミロヴナ(ロシア語: Евфимия Владимировна、? - 1139年4月4日)はキエフ大公ウラジーミル2世の娘である。
エヴフィミヤは1112年にハンガリー王カールマーン1世と結婚した。カールマーンは重い病気に苦しめられながら、エヴフィミヤの姦通を暴き、キエフへ送り返した。カールマーンの屋敷において、エヴフィミヤは既に息子のボリス(ru)を出産しており、ボリスは後にハンガリー王位継承権を主張することになるが、カールマーンはボリスを自身の家門の子と認めなかった。その後エヴフィミヤはキエフ近郊の修道院に入り、残りの人生をそこで過ごした。
参考文献
- Soltész, István: Árpád-házi királynék (Gabo, 1999)
- Kristó, Gyula - Makk, Ferenc: Az Árpád-ház uralkodói (IPC Könyvek, 1996)