つれないほど青くて あざといくらいに赤い

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つれないほど青くて あざといくらいに赤い
ジャンル ラブストーリーホラー
漫画
作者 tomomi
出版社 集英社
掲載誌 となりのヤングジャンプ
レーベル ヤングジャンプコミックス
発表期間 2021年8月9日[1] -
巻数 既刊2巻(2022年7月19日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

つれないほど青くて あざといくらいに赤い』(つれないほどあおくて あざといくらにあかい)は、tomomiによる日本漫画作品。「となりのヤングジャンプ」(集英社)にて、2021年8月9日から連載開始。好奇心の強い一年生の男子高校生・知山アラタと謎深き先輩・速水ミハヤとの出会いから始まるカリギュラ効果的深淵系ラブストーリー。

あらすじ

気になったことは何でも確かめねば気が済まないほど好奇心が強い高校一年生の知山アラタは転校先の高校である日、着替え中の一人の先輩と出会う。初めて会ったときは女子の制服、次に会ったときは男子の体操着を着て男子と混じって体育の授業を受けるその先輩・速水ミハヤに対して性別の疑問に加え、自身の中で得体のしれぬ感情を抱えるようになったアラタはミハヤに誘導された男子トイレの個室で様々な感情が縺れた疑問をぶつけ、そこでミハヤから「私が卒業するまでの一年間君が一度もケダモノにならなかったら君の望む形で何でも答えてあげる」という賭けを提案され、それを受け入れたアラタとミハヤの奇妙な日常が幕を開ける。

登場人物

声はPV版[2]のもの(2022年1月19日公開)

知山アラタ(ともやま あらた)
一年生の男子高校生。気になったことは通っている高校の全てから心霊スポットに些細な噂やゴキブリの味まで確かめねば気が済まず、転校生の気持ちを知りたくて高校を転校し、先輩の速水ミハヤの性別を知るためにミハヤが許せばトイレにまで同行しようとする好奇心旺盛な少年。強すぎるその好奇心を自身の過ぎた持病と自覚する。
ある日、全てを調べ切ったと思っていた校内で初めて見る扉を開いた際に着替えをする女子の制服を着た一人の先輩に出会ったことで謎の感情を覚え、次に会った時には男子の体操着を着て男子と体育の授業を受け、授業後も男子の制服に身を包んだその先輩・速水ミハヤに対する感情を加速させたアラタはミハヤから持ち掛けられた賭けに乗り、ミハヤの心も身体も秘密も手にするための毎日が始まる。口癖は「っす」
速水ミハヤ(はやみ みはや)
声 - 佐倉綾音村瀬歩
アラタが転校した高校の3年3組に在籍する人物。時には男子、時には女子の制服で登校し、その時々で一人称も「僕」「私」と変わる先輩。アラタの同級生たちはミハヤの性別も素性も誰も知らず、様々な噂が付きまとうアラタが通う高校の「七不思議」の一つにも数えられる人物。
第一問でアラタが自分の卒業までの一年間に一度も「ケダモノ」にならなかったらアラタに自分の性別から正体、全てを確かめる機会をあげるという賭け(第六問では自分たちの全てを賭けたゲームとしている)を持ちかけ、この日から二人の奇妙な日常が始まる。
第六問にて公園で死んでいた猫。生前はミハヤと交流があり、アラタと似て好奇心の旺盛な子だったとミハヤに語られており第七問でアラタはその記憶を夢に見る。ミハヤを「寂しがり屋の友」と呼び、アラタにミハヤとの日々を「存外に悪くない暇つぶしであった」と遺言を託す。
性別は雄、体毛は顔以外の描かれている部分は全て黒。

七不思議

アラタとミハヤが通う高校に伝わる七不思議

  • 化学室

人の居ない化学室。何かに呼ばれても入ってはならない。

  • 学校の屋上

放課後、異世界と繋がる事がある。だから行ってはならない。

  • 速水先輩

先輩について知ってはならない。

PV

2022年1月19日の1巻発売日にミハヤを佐倉綾音村瀬歩が演じるPVがYouTubeのヤンジャンTVにて公開され[2]、2022年7月19日の2巻の発売日には村瀬歩が再びミハヤを演じるPVが公開、同PV内にて村瀬による新作ボイスムービーの製作告知も行われた。

書誌情報

  • tomomi 『つれないほど青くて あざといくらいに赤い』集英社 〈ヤングジャンプコミックス〉、既刊2巻(2022年7月19日現在)
    1. 2022年1月19日発行(同日発売[3][2])、ISBN 978-4-08-892191-4
    2. 2022年7月19日発行(同日発売[4])、ISBN 978-4-08-892377-2

脚注

外部リンク