Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/世界金融危機 (2007年-2010年) 20210330

世界金融危機 (2007年-2010年)ノート / 履歴 / ログ / リンク元[編集]

選考終了日時:2021年4月13日 (火) 14:18 (UTC)2021年4月27日 (火) 14:18 (UTC)

  • (推薦)月間強化記事賞に漏れた記事です。いわゆるリーマンショックの顛末について、全世界的な観点でうまくまとめられているものと思います。「この節は学術上に論争のある記事を扱っています。」というタグが付いていますが、実際まだ10年程度しか経っていない経済上の事件については、盛んに学術上の議論が行われているところなのでしょうから、仕方のないところかと思います。現状で良質な記事の水準にあるものと考えて推薦します。--Tam0031会話2021年3月30日 (火) 14:18 (UTC)[返信]
  • 賛成 :推薦者票。--Tam0031会話2021年3月30日 (火) 14:18 (UTC)[返信]
  • コメント 世界金融危機は書くべきことが多く、どうまとめるのが難しいテーマですね。今の記事は詰め込み過ぎで全体像が分かりにくい感があり、GAには反対よりです。
1. まず期間について。2007年のパリバショックあたりが発端というのは異論ないかと思いますが、終わりが問題。日本では2011年に発生した東日本大震災の影響が大きかったこともあり、リーマンショックは2010年頃で一段落という印象ですが、欧州ソブリン危機も含めれば2010年代前半までとなる。どこまで書くか(例えばアメリカ2016年大統領選の記述は必要?)、また、今の記事名で良いのかを含めて考える必要があると思います。
2. 日本の記述について。不動産について若干加筆しましたが、日本ではリーマンショック前に不動産やベンチャーなどに資金が流れ込むミニバブルみたいなものがあって、それがリーマンショックではじけ飛ぶ。その後、2008年秋から政府が各種の金融対策等を打ち出し、民主党への政権交代を経て景気回復に向かう。という認識ですが、これを全て書こうとすると長くなるので、別記事(例.世界金融危機における日本)としたほうが良いのかもとも思いました。
3. あと細かい点。出典のトゥーズ「暴落」の和訳は上下巻ですが、脚注に巻の記載がありません。英語版のページ数でしょうか?--Iso10970会話2021年3月31日 (水) 04:05 (UTC)[返信]
    • コメント横からですが、1. 期間は本来は欧州債務危機は異なる金融危機ととらえ、2008年とすべきではないかと思いますが、まあひとまずは2010年で構わないでしょう。2. 当時の日本の状態がバブルであったとは思えず、少なくとも通説とは考えられません。第一off-topicですので、指摘の通り、そもそもこの記事で記述すべきではありません。「日本の経済」記事の中で少し言及する程度なら問題ないでしょうが、独立記事をわざわざ作るほどのことでもないでしょう(十分な量を書けるのであれば立項を妨げるものではありません)。Ironstorms会話2021年4月5日 (月) 13:33 (UTC)[返信]
* 返信 Iso10970さん、以下返信です。
1. 期間:範囲をどこまで含めるか難しいという点に同意です。大規模な経済の出来事は、影響についての記述が長くなると考えています。1929年に起きたとされる世界恐慌についての文献には、ニューディール政策(1933年-1937年)、ヒトラー政権成立(1933年)、第二次世界大戦(1939年-1945年)なども範囲に含まれる場合がありますので。記事名は、今後の研究に応じて改名されるのではないでしょうか。
2. 日本について「世界金融危機における日本」といった立項をするのは賛成です。ただ、私は立項予定はありません。ミニバブルのようなものについての記述を本記事や「世界金融危機における日本」に含めるべきかについては、文献を見ていないので判断を保留します。
3. トゥーズ『暴落』(2020)のページ数は上下巻でつながっており、下巻は373ページから始まっています。--Moke会話2021年4月6日 (火) 03:47 (UTC)[返信]
  • 賛成 : 質・量ともに総合的な観点から執筆できており、まったく問題ない水準だと思います。これ以上レベルを上げればgoodというよりfeaturedでしょう。Ironstorms会話2021年4月5日 (月) 13:33 (UTC)[返信]
  • コメント: 強化記事の投票のもとになった加筆をした者です。選考ありがとうございます。加筆の理由は、アメリカ合衆国やヨーロッパ諸国での被害が大きいにも関わらず、日本と比べて記述が少なかった点です。全体の経緯についてはトゥーズ (2020)、原因や対策についてはミアン, サフィ (2015)、アメリカ社会についてはパッカー (2014) が役立ちました。これらの文献がなれけばなければ加筆しなかったでしょう。現状でも日本と比べて記述が少ない国がありますけれど、一通り網羅したと考えています。--Moke会話2021年4月6日 (火) 03:47 (UTC)[返信]
  • コメント 選考期間終了時点で賛成2票のため、選考期間が2週間自動延長となります。--Tam0031会話2021年4月14日 (水) 10:45 (UTC)[返信]
  • 賛成 : 上記に「一通り網羅した」と書きましたが、西アジアについて足りなかったので加筆しました。ドバイについては別項目「ドバイ・ショック」がありますが、ひとまず追加しました。トルコについてはEUとの関係があるので、今後アジアから移動させる必要が出るのかもしれません。以下は、その他に気がついた点についてです。
  1. 関連項目に映画が多かったので、カテゴリを作って整理しました。題材にした作品は、映画の他にもノンフィクション文学などがあり、それらをまとめた独立記事も成立すると考えています。
  2. 関連する「サブプライム住宅ローン危機」や「2010年欧州ソブリン危機」の内容を見たところ、古い情報や議論をもとにしている部分など改稿の余地がありそうです。すぐに自分で編集できる用意がないので、一応ここにも書いておきます。
  3. 日本と比べて記述が少ない地域がまだありますので、今後の課題とします。--Moke会話2021年4月20日 (火) 21:41 (UTC)[返信]

賛成のみ3票以上の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031会話2021年4月23日 (金) 16:07 (UTC)[返信]