Wikipedia:秀逸な記事の選考/南西諸島近海地震 20130325

南西諸島近海地震[編集]

賛成/条件付賛成/保留/反対 0/0/0/3 この項目は反対のみ3票以上を満たしています。2013年4月3日 (水) 10:39 (UTC)(2013年4月3日 (水) 19:39 (JST))までに異論がなければ、この選考は却下されます。

(ノート)《推薦理由》秀逸な記事の目安の各項を満たし、とりわけ画像や表の充実とレイアウトの完成度が高い。ジャコウネズミ会話2013年3月25日 (月) 12:27 (UTC)[返信]

  • 反対 画像やデータの充実は推薦者のご指摘通りですが、問題も多く見受けられます。GAでも賛成できないレベルと思います。
現状では地震一覧のような側面が強く、内容が体系的にまとまっているとは言えません。率直に申し上げれば、個別記事のない地震のデータ置き場、に見えてしまうのです。この地域の地震の(他地域と比べての)特徴や、その社会・文化的影響に関する解説が加筆できれば、列挙されたデータの意味が見えてくる記事になるのではないでしょうか。また導入部に記事の概要を示せば、ある程度は記事の全体像がわかるかもしれません。
「プレート境界~」節、第2パラグラフの第1文と第3文は、出典からの完全なコピペ。著作権が問題になるほどではないと思いますが、できるだけ自分の言葉で書いたほうがよいでしょう。第3文の地殻変動への言及はかなり唐突で、以降の記述にまったく関わってきません。この変動が地震に及ぼす影響を加筆するか、もしくは削ってしまうほうがよいと思います。第2文の出典は九州・沖縄の章だけでも50ページ以上あるので、ページ番号の明記が望ましいでしょう。また図内の凡例は日本語化するか、キャプションで日本語による説明を。
同じ節の「陸のプレート」の説明が曖昧で、意味がよくわかりません。はじめの2文で説明されているプレートのうちいくつかを合わせたものに対応するようですが、説明が明確でないため混乱を招きます。というのは、直前の説明によれば沖縄トラフは沖縄・揚子江プレートの境界のはずなのに、そこで生じる地震がプレート間地震でなくプレート内部の地震であると言われても、「陸のプレート」が沖縄・揚子江の両プレートを含む概念だとわかっていない限り納得てきません。「本項目においては根拠となる出典よってこの表現も用いる」(下線部はTrcaによる)とありますが、実際には沖縄・アムール・揚子江の各プレートも、「陸のプレート」という用語も、この節とその注釈でしか用いられていません。地震調査研究推進本部による分類に従うなら、「陸のプレート」による説明を主として、複数のプレートに分ける立場を補足的に説明するほうがよいのではないでしょうか。
「地震の発生確率」将来予測は防災政策と関連しますから、「南西諸島の耐震基準~」節と併せて将来予測と防災に関する議論を扱う節としてはいかがでしょうか。
「年表」節冒頭で、なぜ宮古島旧記だけが取り上げられているのか、この記事だけではよくわかりませんでした。はじめは最古の文書記録として取り上げられたのかと思ったのですが、年表を見ると17世紀の球陽等によるもっと古い記録があるようですから困惑したのです。出典にあたると、この文書は1748年に書かれたものですが、13~15世紀の津波を記録していると考えられるのだそうです。そのことを文中に書かないと、取り上げられる意味がわかりません。
年表で出典になっているE-journal GEOの記事を見ると「15世紀後半の古文書」という言葉がありました。16世紀以前の古文書がないという記述は本当でしょうか?この記述の少し後に参照されている地震予知連絡会会報の記事には「古文書で確認可能な大津波は1771年八重山地震津波だけ」とありますが、大津波以外の地震の記録がないとは書かれていません。
網羅性の高い一覧を置き、書くべきことの多い地震は個別に取り上げるというスタイル自体は悪くないと思います。せっかくのハイパーテキストですから、「主な地震」で取り上げられている地震に関しては、年表から対応する節にリンクしてはいかがでしょうか。また主な地震のなかにも、年表の記述とほぼ同内容しかないものがいくつかあり、役割分担が整理されていないようです。
「主な地震」で取り上げる基準が「死者を出した被害地震、震度5強以上または旧震度階で震度6以上の地震、最大震度5(弱)以上が複数回観測された一連の地震、M 7.5 以上の地震および沖縄本島近海の主な地震」と複雑です。何か根拠(防災や地震研究の分野でよく用いられる基準である等)はあるのでしょうか。基準の末尾にある「沖縄本島近海の主な地震」は、2010年の地震を取り上げるために取って付けたように見えます。
「主な地震」のうち個別記事があるものについて、{{see also}}によるリンクしかないものと、リンクに加えて解説があるものが混在していて、扱いが一貫しません。一般的には、他項目を参照する場合にも、簡単な解説があったほうがよいです。
「主な地震」右の地図中の同心円は震源を示したものかと思いますが、記事中に説明がありません。
「南西諸島の耐震基準の地域別地震係数」Zの数値の説明が、「Z=0.7の地域は日本国内において他に無く、地域別地震係数(Z)が0.7未満の地域もない。」と不必要に回りくどくなっていますが、「0.7という値は日本国内で最小である」というシンプルな説明にできない理由が何かあるのでしょうか。また、Zが地域別地震係数であることはすでに説明されているので、ここで再度併記する必要はあるでしょうか。
「過少評価ではないかという見方や、アメリカの施政権下にあったときに用いられていた低い耐震基準を改定する際、大幅な変更にならないように設定したのではないか、と推測する見方」とありますが、後者の見方は前者(過小評価)を前提としているのですから、「や」で並列するのは不適切です。またここで参照されている出典(琉球大学)には単なるデータ不十分という、より穏当な説明が先に述べられています。それを無視して占領時代の影響のみに言及するのは、中立性に欠けるように思います。ところでここに挙げられている出典2つのうち、出典20番は目次ページですから、リンクする必要性はありません。
私の見落としかもしれませんが、注釈5の記述内容は、リンク先の記述から直接的に読み取ることはできませんでした。リンクの説明も不適切に見えます。現状では、予測地図のページが直接の出典で、その裏付けとなる試算例のデータがダウンロードできるように読めます。実際には、前者は目次的で、直接の出典になるような情報はありません。後者は単なる試算例ではなく、さまざまな解析と考察を含む論文です。この注釈の書き方は見直しを要します。そもそも、この注釈と、沖縄における係数との直接的な関係が明示されていません。--Trca会話2013年3月25日 (月) 20:33 (UTC)[返信]
  • 反対 どこが目安に合致しているのか全く理解できません。推薦をするのは結構ですが、するなら真面目にやってください。--ikedat76会話2013年3月26日 (火) 19:21 (UTC)[返信]
  • 反対  例えば東海地震や2011年の大地震などが端的な例ですが、地震には純粋に自然現象としての地震という捉え方と、震災をもたらすものという意味で使われる場合があります。「南西諸島の耐震基準の地域別地震係数」という項目があるということは震災をもたらすものという捉え方だと思うのですが、それならば観測体制だとか防災体制、救助体制、離島が多い地域ですから日本のほかの地域とは違う物があるでしょう。日本のほかの地域とは違う物がないならないでも良いのですが、そういったことにまったく言及がありません。ならば「南西諸島の耐震基準の地域別地震係数」節を削除して震災としての側面は別記事に託すとしてあくまで自然現象としての地震のみの説明に徹するならば、それはそれであまりに寂しいでしょう。一般にFAどころかGAでも参考文献は多数あたるものです。たとえば私は八百屋お七を書く際には本は100冊以上、論文・特集記事50編以上は当たっています。DVDも10枚以上みています。記事に使えたのはその1/5もありません。そういった主題に関する徹底的な調査をされるたほうがいいでしょう。申し訳ないが今の状態ではGAにすらならないでしょう。--ぱたごん会話2013年3月27日 (水) 10:39 (UTC)[返信]