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研究者記事における学会除名処分への対処[編集]

研究者の記事において、学会を除名されたことを記載するべきかどうかについてお聞きしたい次第です。前提条件として、

  • 存命人物である。
  • 職場を既に退職しているとみられるが、自主退職か諭旨免職か懲戒免職かは不明(信頼できる情報源が見当たらないので、記事には未記載)。
  • 除名処分は学会誌の会告欄に記載されている(信頼できる情報源が存在する。ただし、原因となった犯罪については記されておらず、除名を適用した規約のみ紹介されている)。
  • 現状では、記事に原因となった犯罪は一切記載されていない(BLPの観点から記述を編集除去)。
  • 原因となった犯罪は逮捕後に本人が犯行を認めており、起訴・有罪判決が確定してそれらが新聞で報道済み(信頼できる情報源が存在する)。

という状況です。このような場合に、

  1. 記事には一切書かない。
  2. Infoboxや社会的活動といった節に列挙された学会名に、注釈(脚注)で除名(〇〇年)と記載。
  3. 社会的活動などの節に列挙されたその学会のところに「□□学会 - 正会員(〇〇年除名)」と記載。
  4. 来歴・人物節で、「〇〇年に□□学会から除名処分」と記載。
  5. 除名処分の理由になった犯罪と合わせて記述する

と対応(記述のレベル)が分かれますが、どうするべきでしょうか?方針存命人物の伝記」を重視すると1になると思いますが、犯罪を犯した人物に対して学会が毅然とした対応を取ったという事情を考慮すると2でも……という気がしているのですが……。--Assemblykinematics会話2019年5月22日 (水) 19:43 (UTC)[返信]

 上記2~4において、当該学会の在会年(入会年、退会年)を示すか、入会年が不明なら退会年だけを示すのでどうか。すなわち、除名か自主退会かは記述しない。--Sibazyun会話2019年5月23日 (木) 06:22 (UTC)[返信]
コメント 除名処分がどのような理由で行われたのかをWikipedia:検証可能性Wikipedia:信頼できる情報源に基づいて書けるかと、「研究者として」の経歴を語るうえで学会の所属有無が必要事項であるかというのが論点になるでしょう。学会が除名処分を行ったが、その「除名理由」をはっきりと示していないならば、「除名された事実」だけを書けばよいのです。所属年だけを書くならば、「xx学会(19xx年~20xx年まで所属)」と書けばよいです。除名されたかどうかに関しては本文中で触れればよいので、Infoboxなどに無理に「いつ除名された」とは書かなくても問題ありません。入会年がわからないなら、現時点においては過去に所属していたという事実だけあるので「かつてはxx学会に所属していた。」の表記でもよいわけです。無理に「除名された」ことを際立たせて書かなくてもよいのです。--アルトクール会話2019年5月26日 (日) 12:15 (UTC)[返信]
 学会の規模にはかなりの差があります。例えば、その分野を研究する者ならほぼ全員所属している学会からの除名であれば、事実上「学界」からの追放を意味すると思うので、研究者としての経歴にとって重要な意味を持ちます。このような事情から、記載の対象となる学会には絞りをかける必要があると思います。--たっとむ会話2019年5月31日 (金) 06:40 (UTC)[返信]
皆様、ご意見いただきありがとうございました。出典を示す際に出典の書誌情報から除名処分のことを隠しようがないと考えていましたが、学会誌のページ数を示せば「会報」や「理事会報告」など漠然とした書き方でも差し支えないため、「単に学会に所属した期間を示すに留める」というのは良い手だと思います。なお、たっとむ様が指摘されたように「研究者人生にとって大きな影響を与える」、「一つの節目になってしまう」とこともあり、状況によって「記載すべき」もしくは「BLPの観点からなおさら記載すべきでない」ということを、個別に議論することになりそうです。
さしあたってきっかけとなった人物記事で加筆するつもりはあまりなかったのですが、犯罪のことについて加筆したがる人がいらっしゃったため、加筆⇔差し戻しで編集合戦になった再の落とし処として、相談させていただいた次第です。また、犯罪以外にも研究不正などで同様のケースが想定でき、井戸端で参考になる見解を蓄積できればというねらいもありました。いろいろなご意見、改めて感謝申し上げます……m(_ _)m。--Assemblykinematics会話2019年6月8日 (土) 12:01 (UTC)[返信]