Wikipedia:井戸端/subj/定義づけを可能とする出典が一つもないのに記事を存続させることは可能か

定義づけを可能とする出典が一つもないのに記事を存続させることは可能か[編集]

宗教右派」の記事に関する議論なのですが、「宗教右派」を定義づけることを可能とする出典が一つもみつからず、日本の宗教学者による言及も一つも見つかっていません。『アメリカの宗教右派』を出版している飯山雅史氏らによる、「アメリカの宗教右派」という用例は見つかりますが、アメリカの宗教右派はキリスト教右派と同一の意味で用いられてます。「宗教右派」の定義づけを可能とする出典がない状態にもかかわらず、「アメリカの宗教右派」を参考として記事を書けば良い等の意見があるのですが、それであれば、「キリスト教右派」と同じ記事を乱立させることにもなります。「宗教右派」という単語は、『宗教事典』等への掲載がない語であり、宗教学者による分類もされておらず、日本の宗教学会では言及が見当たりません。ただ、一部のマスメディアが使用することがある程度です。(ただし、マスメディアの使用例は、「レッテル貼り」として猛反発をくらっているなど問題が大きく、定義を記す際ではまったく参考にはできません[1]特筆性がないが、マスメディアが使用したことがある単語について、定義が書けない場合は、普通は、どのような対処をするのが妥当でしょうか。独自研究のまま、マスメディアが独自に定義した独自な用語の用例などの具体例を収集することは、Wikipediaの方向性として正しいのでしょうか。とくに、「宗教右派」は、左派的傾向を持つ言論人やネットなどで、レッテル貼りを目的として差別的に使用されることもあるため、定義づけについては慎重に行う必要性を感じております。一般的な記事としてはどうなのか、広くご意見を拝聴したく宜しくお願いします。--ぽてから会話2016年4月30日 (土) 10:21 (UTC)[返信]

  • 合意形成のコメント依頼とせずに、議論を拡散する事は遺憾に思います。皆様へ。経緯を簡単に説明すると、ノート:宗教右派#リストがおかしいですねで、リダイレクト化する・しないを2対2で意見が拮抗しています。Wikipediaは論争する場ではなく、論争を記述する場です。「レッテル貼り」として猛反発があるという論争を記述するには、宗教右派が適切な記事だと私は判断します。コメントされる方は、大変御手数ですが、ノート:宗教右派#リストがおかしいですねを御覧になった上でコメント頂けると幸いです。--JapaneseA会話2016年4月30日 (土) 10:32 (UTC)[返信]
    • 特に、必ずしもノート:宗教右派#リストがおかしいですねをご覧頂く必要はありません。また、リダイレクトするかしないかという二択的な意見を求めているわけではありません。(興味のある方はいいかもしれませんが、意見が錯綜しているので、むしろ、ご覧にならないほうが混乱せずに回答ができるかもしれません。)一般的に、定義づけに使用できる出典が一つもない用語の扱いについて、方針上の見解をお伺いできればという主旨による依頼です。--ぽてから会話2016年4月30日 (土) 10:50 (UTC)[返信]
  • コメント 景観破壊及びその削除依頼のような前例では、複数の用例がありそれにある程度の傾向がある場合、辞書などで定まった意味が示されてなくとも記事として存続可能であるという意見はあるようです。この場合誰某がAと定義づけしていれば、それ以外のB,Cでの使用例も含めています。個々人が別の概念で使用する単語の面倒なところで、個人的には適切な記事に分割統合がベターと思いますが、一つにまとめておいたほうが良いように見える場合もあり結局好みの問題になってしまうかと。--210.141.54.142 2016年4月30日 (土) 11:06 (UTC)[返信]
コメントありがとうございます。景観破壊に関して言及している学者や著書はわりと多いですね。これだけの言及があれば、景観景観破壊の意味に揺れがあったとしても、それなりに記述することがなんとか許されたという実例かと思います。また、景観破壊の実例は非常に多いというのが、実例が皆無に近い日本の宗教右派との大きな違いであると感じました。宗教右派の場合は、学術的な著書では、「アメリカの宗教右派」(=キリスト教右派)に関する言及にほぼ限定されるという特徴があります。「アメリカの宗教右派」ではない「宗教右派」単独の使用例は、とうてい景観破壊ほどの出典の量には及びそうもありません。参考になります。--ぽてから会話2016年4月30日 (土) 16:33 (UTC)[返信]
景観破壊については『識者が景観破壊として挙げた事例』に沿って『編集者が景観破壊と考える事例』を列挙してることもあってリスト外して整理すれば景観に統合できそうなこともあって好みではないんですがね、範囲の広さから行くとWikipedia:削除依頼/宗教問題よりはわかりやすい事例ですが。ある程度使用例がある言葉で、右派左派とか破壊とか問題とかつくものには「使用例があるからOK」と「雑多な収集だからNG」の両論がつくことは避けられんでしょう。あとCiNiiでは景観破壊も宗教右派(右派教団)も同じような数で宗教問題よりはまったくもって少ないです(これは八割方刊行物のタイトルですが)。ぽてからさん言うところの『景観景観破壊の意味に揺れがあったとしても、それなりに記述することがなんとか許された』が成立するのでしたら宗教での右派を示す言葉の意味に揺れがあってもそれなりの記述が許されるでしょうし宗教問題でもおなじことが言えるでしょうって論も成り立ってしまいます。
現状宗教右派ってより宗教団体と政治との関係なんで名称変更して他記事から政治との関わりを集約させたほうがしっくりする気もしますがね。--210.141.54.142 2016年5月1日 (日) 02:44 (UTC)[返信]
  • コメント「マスコミにより使用された実例」「猛反発を食らっている実情」辺りを出典としてちょっとした解説は書けそうですが、定義出典が出てこないのでずっと記事主題が弱いままのスタブから脱せないでしょうね。どこか別の記事へ統合する方が妥当かな、と感じます。◆議論が分散し「(後から議論参加しよう、編集参加しようとする人間が)議論推移を読み解きづらく、(古参編集者だけが状況と推移を完全に理解していることから)新規に参加しづらい状況を生み出す」ことが懸念されますので、きちんと宗教右派の内容に関するコメント依頼として、当該記事ノートページへ誘導した方が良いと思います。--Nami-ja(凪海) 会話 / 履歴 2016年4月30日 (土) 21:21 (UTC)[返信]
  • コメント「アメリカの宗教右派はキリスト教右派と同一」であるという、信頼できる出典があれば、リダイレクトで対応できます。英語版en:Religious righten:Christian rightほかへの曖昧さ回避になってました。一般論として、明確な定義が見つかる言葉というのはそれほど多くないと思います。用例から帰納的に意味が定まっていき、時には類する語彙との違いが生じたりする。記事の可否は用例を中心に判断し、既存の事典類や研究者による定義などは独立させるかどうかの判断要素にはなるとしても、それがすべてではないと捉えるのが良いと思います。宗教右派あるいはReligious rightについては、堀内一史「アメリカにおける宗教右派の政治化 : 過去と現在」[2]のほか、オックスフォード[3]、Moore, David W.「The "Religious Right": Definition And Measurement」[4]、John Hicks[5]など定義あるいは定義づけの試みは見つかるようですから、これを用いて記事を書くことができるでしょう。なお、「レッテル貼り」というのは、示されているリンクは日本会議に拠るものですから、当事者の主張として捉えるべきものでしょう。--Ks aka 98会話2016年5月2日 (月) 07:36 (UTC)[返信]