Wikipedia:井戸端/subj/利用者の合意形成は無駄?

利用者の合意形成は無駄?[編集]

ウィキペディアでは合意形成が重要と思い実践しています。しかし利用者で合意形成しても、管理者に対応して頂けないケースが多いです。

例えばWikipedia:削除依頼/オープンシステム (建築)です。1週間以上議論し、初稿作成者も同意。全員が賛成して、削除申請したのに管理者に対応して頂けません。

現在、ブラック企業の半保護の依頼も出しています。これもコメント依頼をして、第三者の意見として半保護が望ましいという結論を得て依頼しています。しかし管理者に対応して頂けません。

管理者が判断を迷わないように、利用者で合意形成しているのですが、無駄なのでしょうか?合意形成より編集合戦に持ち込んだ方が対応して頂けるようにすら思えます。--長島左近 2009年12月1日 (火) 09:22 (UTC)[返信]

コメント「管理者が足らないから」という公式見解が出てきそうですが、私は優先順位を間違っているからだと考えています。「管理者は特権階級ではない」と主張されることがあるように、「通常のユーザーが行使できない機能を代理するのが管理者の本分」なので、仲裁よりも機能の代理・代行が優先順位が高いのは明白であると考えます。仲裁は「管理者機能が使えなくても」原則としてできるはずですから、忙しい管理者は仲裁には手を出すべきではないと考えます。--あら金 2009年12月1日 (火) 09:54 (UTC)[返信]

「仲裁」を「下手な仲裁」と読み替えれば同意できます。上手な仲裁ならば、管理者さんでもそうでないユーザーさんでも望ましいことと思います。--Su-no-G 2009年12月1日 (火) 12:54 (UTC)[返信]
いや、これは、既に依頼に出されて話がまとまったものの話ですよね。削除依頼と保護依頼は管理者の対処能力をオーバーして溢れています。私は削除依頼のほうに注意を向けているのですが、昨年の秋か冬くらいから、議論がまとまっているのにとりこぼして長期化するケースがぼろぼろ出るようになりました。その前は議論がまとまらないものだけが長期化していたので、あら金さんのアドバイスが当を得ていたのですが・・・。保護依頼は、いつからかはわかりませんが、今年の春にチェックしたら無為無策のまま自動失効するケースが珍しくなくなっていました。まだ対処されている数のほうが多いので、合意形成をめざすと実際上不利になるという惨状にまでは落ち込んでいないと思います。とはいえ個別の依頼で徒労感を味あわされた人には申し訳ないとしか言いようがないです。--Kinori 2009年12月1日 (火) 10:21 (UTC)[返信]
コメント あら金さん、Kinoriさん、コメントありがとうございます。原因は管理者の対処能力の問題という事ですか。「対処されている数のほうが多い」という事も分かります。
しかし、選定基準が今ひとつ良く分かりません。後は管理者が実行するだけという形式を整えて、対処しやすいようにしてあるはずの物が、対処される方に選ばれないのは何故なのでしょう。
依頼の状況が分かりにくいと言った問題があるなら、教えてください。依頼のページに、依頼を支持する複数のコメントがあるだけでは駄目なのでしょうか。--長島左近 2009年12月1日 (火) 11:27 (UTC)[返信]
コメント確かに、削除処理などが遅れがちのように感じます。もちろん削除依頼の数も多いのですが、結論が出ているように思えるものが結構残って いるのが不思議です。保護の方は特に見ていなかったのですが、そちらも似たようなものなのでしょうか(保護解除が昔に比べて良く通っているように感じたこ とはありますが……)。 -- NiKe 2009年12月1日 (火) 12:15 (UTC)[返信]

合意が得られていて、「先週」からこぼれたものは、管理者伝言板の「/削除」へお知らせいただければ、多少は対応が早まると思います。14日は、ログの「先週」からこぼれる時期がWCJ2009と重なることもあるのか、その日全体に対処がされていないようです。

公式見解を出せる立場は日本語版には存在しませんが、これは致命的に管理者が足りないのだとご理解いただければ幸いです。雑巾で拭けばすぐにとれる汚れでも、広い体育館を数人で掃除している状態では対応ができない。そのサブページをみないと、合意が得られているかどうかもわからない。主に削除依頼に対応している管理者は、「先週」のログを見ているでしょうし、次いで目を向けるのは、メンテナンスも比較的しっかりしていただけているので、管理者伝言板ということになると思います。ぼくは年に1~2回程度でも長期案件を始末することを優先させたいと考えています。長島左近さんが関係しているものよりも古い案件で合意が得られているものもあるでしょうから、どれを優先させるかというところもあります。

なお、「通常のユーザーが行使できない機能を代理するのが管理者の本分」という意見には正直あきれました。忙しい管理者は仲裁には手を出すべきではない、ということならば、ぼくは辞任するべきなのでしょう。そのようにお考えなら、いつでも解任の動議を出してください。

管理者は、権限行使もできる、というだけであって、業として、仕事として権限行使をするわけではありません。執筆などの合間に、わずかでも削除などの対応をするということの積み重ねで、ウィキペディアは機能するのだと思いますよ。執筆に専念したい方もいらっしゃるでしょうし、管理者としての作業には向かない参加者もいらっしゃるでしょうし、権限なしにできる運営まわりの作業もありますが、「通常のユーザー」も、どんどん権限を持って、権限を必要とする対処が生じた場合は、相互に支えあうというふうに考えていただければ幸いです。--Ks aka 98 2009年12月1日 (火) 12:07 (UTC)[返信]

コメントこの件について、あら金さんは別に「あきれ」るようなことは言っていないと思います。権限行使と、仲裁などの行為と、どちらか一方を選択しなければならないのであれば、権限行使が(いくらかは)優先されるべきでしょう。 -- NiKe 2009年12月1日 (火) 12:15 (UTC)[返信]
実は、管理者伝言板/削除依頼 に出せるのは依頼から1ヶ月後、ということになっているので、先週からこぼれてから少しタイムラグがあるのでした。--Su-no-G 2009年12月1日 (火) 12:54 (UTC)[返信]
当座の受け皿として Wikipedia:削除依頼/ログ/先々週 というのを作ってみました。--Su-no-G 2009年12月1日 (火) 15:14 (UTC)[返信]
Wikipedia:削除依頼/ログ/先週からログ落ちした分については、長期積み残し案件への随時追加を行っています。ところがここのところ、削除依頼案件の処理速度が追いつかないようで、Wikipedia:削除依頼/ログ/長期積み残し案件/2009年11月においては13日分まで追加したところで実に140件という状態になっていました。ページ展開も非常に重かったため、数日の間、追加を控えておりました。幸いここ2・3日で大量の処理が行われましたので、案件の追加を再開しました。
また、Category:特定版削除後の確認待ち案件につきましても、30件以上の確認待ち案件が残っています。お忙しいとは存じますが、管理者の皆様におかれましては、ご確認のご協力をお願いいたします。--ikaxer 2009年12月1日 (火) 15:31 (UTC)[返信]

コメントこんばんは。私も過去に存続意見をつけた削除依頼について決着のつかないまま7箇月が経過したことがありました。当該の記事も併せて保護されており、削除依頼の決着がつくまでは解除されないということで記事の方も半年間の全保護状態が継続しました。依頼対処を待つ間に、私も長島左近さんと同じような感想を抱きましたし、管理者さんが当該案件を見てくれているのか疑心暗鬼にもなりました。こんなことになるなら横から口を出して余計な存続意見などをつけずに削除されるがままに任せて保護解除をした方が記事にとってはよかったのではとも悩みました。そうやってじりじりと対処を待っていた期間に、上でKs aka 98さんが案内されているWikipedia:管理者伝言板/削除をずっと見ていたのですが。本当に多いのです、依頼の量が。伝言板の削除ページは、長島左近さんが仰るような比較的決着がついた案件が掲載されるのですが、毎日少しずつ減っていく(管理者さんが対処してくれている)ものの、それを上回る量で増えるのです。三歩進んで四歩下がるような状況でして、その一進一退の状況を数箇月観察していて、ああ、本当に管理者が少ないんだなあと実感しました(その勢いで立候補してしまいましたが)。私は今の時期は実生活が多忙期なため、なかなか管理業務に割く時間がとれないのですが。上にもありますように、/削除のページは毎日丁寧にメンテナンスをしてくれている方がいらっしゃいますので、合意が形成された案件についてはそちらに伝言を残してくだされば対処は早くなるのではないかと思います。--Giftlists 2009年12月1日 (火) 12:45 (UTC)[返信]

コメント Su-no-Gさん、NiKeさん、Ks aka 98さん、Giftlistsさん、コメントありがとうございます。また管理者の皆様の日ごろの努力に対して感謝の念に耐えません。
「サブページをみないと、合意が得られているかどうかもわからない」というKs aka 98さんのご意見は理解できます。確かに合意形成を重視しようという気持ちがあっても、長文を確認するコストは大きいと思います。私が管理者なら、合意形成は重要な判断材料だけど、合意形成済み案件は余裕のある時しか手を出したくない。Wikipedia:管理者伝言板/削除で一覧表になってから対処しようと考えてしまうかもしれません。利用者側で「後は管理者が実行するだけ」にしてあっても、実行はそれほど容易ではないのかなと思いました。--長島左近 2009年12月1日 (火) 14:54 (UTC)[返信]
コメント KinoriさんがWikipedia:削除依頼/オープンシステム (建築)を対処して下さいました。ありがとうございます。催促したような形になり、恥ずかしいです。--長島左近 2009年12月1日 (火) 14:54 (UTC)[返信]
ああ、ちょっと違って伝わっているかも。長文でもいいけど、それを見ていなければ、合意形成されているかどうかの判断ができないじゃないですか。読まないと合意が得られているかどうか、ではなくて、「見ないと」です。削除の対処をしようと思ったら、即時は別にして、緊急絡みを気にしたら「今週」を上から見る、普通に対処するなら「先週」を下から見る、溜まってるやつをなんとかしようとしたら「管理者伝言板」を見る、合意が多少曖昧でもなんとかしないとというのが「長期案件」にもある。そこらへんは、それぞれに多少目を向けるだろうけど、そこにあるやつを全部対処できるわけではなくて、どこかで止める。そうすると、誰も目にしていない案件というのがあって、そのまま「先週」からこぼれると、Wikipedia:削除依頼/ログなりWikipedia:削除依頼/ログ/長期積み残し案件にまぎれてしまう。それを、どこから手をつければいいのか示唆してくれているのが、伝言板のリストということになります。だから、後でもいいとか、合意の確認をする労力とかいうことではなくて、ほんとに目にしていないから気づいていない、ということもけっこうあると思うのです。合意形成があれば、ぼちぼち伝言板にもまわるでしょうし、対処しようと思って読み始めれば、合意を確認して削除に移れます。意見が割れていたり、根拠の無い主張で審議が混乱していたり、削除版の指定がなかったりすると対処ができず、数ヶ月単位で長期化してしまうことも多々あります。合意があると、とても助かるのです。--Ks aka 98 2009年12月1日 (火) 17:23 (UTC)[返信]
コメント なるほど、下から読んでいる場合もあるのですね。同時期に提出された依頼で対処に違いがある。上から読んで行って、自分の依頼を飛び越されたと思っていましたが、直前で止まったと考えれば良い訳ですね。
利用者の合意形成は無駄ではない。運悪く見落とされたとしても、伝言板に載りやすいという事も、GiftlistsさんやKs aka 98さんのコメントから分かりました。
これからも利用者での合意形成を続けていこうと思います。ありがとうございました。--長島左近 2009年12月2日 (水) 03:12 (UTC)[返信]