Wikipedia:井戸端/subj/人物名を冠したカテゴリの包括基準とは

人物名を冠したカテゴリの包括基準とは[編集]

人物名を冠したカテゴリというものがありますが(例えばCategory:ホルヘ・ルイス・ボルヘスのような)、それへの記事の包括基準は存在するのでしょうか。WP:OC#EPONYMOUSなどを参照しても、作成基準や上位カテゴリの付与に関する記述はありますが、包括する/しない記事についての記述は少ないように見受けられます。

先に掲げたボルヘスの例でいうと、ボルヘス財団を運営している夫人のマリア・コダマにボルヘスのカテゴリを付与するのは妥当だと思いますが、フィデル・カストロCategory:チェ・ゲバラを、チェ・ゲバラCategory:フィデル・カストロを付与するとなると私にはどうも奇妙なことのように思われますし、第二次世界大戦に関与した人物の名を冠したカテゴリを全て第二次世界大戦に付与するなんてことをしだすのは明らかに過剰だと思います。明らかにそこに「気持ち悪さ」のラインは存在するのですが、それを万人が共有しているものとも思えず、そういうことをやりだす人を止めるにはいちいち論争を重ねなければならなくなる予感があります。

かといって、方針ないしガイドラインの策定を提案するにしても、具体的にどういうラインを設ければよいのか自分の中に確固としたものがないのですが、皆様はどうお考えになりますか?--taisai429会話2021年12月18日 (土) 11:51 (UTC)[返信]

自分自身の投稿のすぐ上に見えたのでコメントします。それぞれの記事をどのカテゴリーに含めるかについては、各編集者の考えに任せるということでよいように思います。Taisai429さんが例として示しておられるチェ・ゲバラフィデル・カストロの件については、私自身でカテゴリーを(または「カテゴリーに」)追加することはないだろうが他の方が追加したときにそれを除去することもないだろうという感じです。どうしてもある記事に追加されたカテゴリーが気になるようだったら、カテゴリーを追加した利用者に対話を求めるなり、とりあえず対話は省略して一旦除去するなりされればよいと思うのですが、それでは不十分でしょうか。--27.85.207.127 2021年12月19日 (日) 02:44 (UTC)[返信]

「そういうことをやりだす人を止めるにはいちいち論争を重ねなければならなくなる予感」については、論争をするのがめんどうなら気にしなければよいだけのことだと思います。--27.85.207.127 2021年12月19日 (日) 03:10 (UTC)[返信]

コメント はじめまして、Kizhiya と申します。
Wikipedia:カテゴリの方針の、5章『カテゴリの構造』に、

カテゴリの上下関係は親子関係であり、ループ構造にならないように注意してください。

と、ありました。
『Category:ゲバラとCategory:カストロ』などはこのループ構造が「気持ち悪い」のではないでしょうか。カテゴリなのだけど、分類になっていないし、読者のための案内にもなっていないように思います。
また、個人的には、『Category:ボルヘス』より『Category:ボルヘスの作品』のほうがありがたいと思います。ボルヘスの記事を読む人は、かなりが彼の作品に興味があるからではないでしょうか。『Category:ボルヘス』だと、ボルヘスが飼っていたペットや、「ボルヘス作品はクトゥルー神話に関わりがある」といったふうにいくらでも広げられます。
皆さんの合意を経てルールを作るというより、各自「読者目線で考える」のが良いのかと愚考する次第です。–—Kizhiya会話2021年12月19日 (日) 04:58 (UTC)[返信]
コメント Wikipedia:カテゴリの方針#カテゴリの定義にも示されているように、Wikipediaの「カテゴリ」には複数のタイプがあります。1つめは「分類」系で、これは(理想的には)親子・包摂の関係をとり、ツリー状になるでしょう。もう1つは「キーワード」系で、これは「○○に関係するもの」に付与し、不定形の網目状となるでしょう。「人物名を冠した」の場合、後者のパターンが多いように思います。
まあ良し悪しはともかく、カテゴリという1つの機能を2種類の用途で利用しているので、きれいに整理したい方にとってはカオスになっているとは言えますね。
たとえば、分類には「カテゴリー」、キーワードには「タグ」みたいに、目的毎に別の機能を当てればよかったのかもしれませんが、いまさらですね。。。--柒月例祭会話2021年12月19日 (日) 07:17 (UTC)[返信]
Kizhiyaさんもお示しのように、「カテゴリー:誰それの作品」「カテゴリー:誰それの弟子」「カテゴリー:誰それの親族」「カテゴリー:誰それの政敵」・・・みたいにカテゴリ名を細かく定義すれば、キーワード型から分類型にシフトすることが可能でしょう。ただし「細分化しすぎ」との批判も受けるでしょうし、適度に落とし所を決めるしかないでしょう。--柒月例祭会話2021年12月19日 (日) 07:24 (UTC)[返信]
見落としていましたが、「○○に関係するもの」についてはWP:OC#ASSOCIATEDというのがありました。あまり雑多なものについては、これを根拠にして整理することはできそうですね。(その場合でも、カテゴリを付与している利用者に対して説明をしたり合意を求めるのが穏当だと思いますが。)--柒月例祭会話2021年12月19日 (日) 08:43 (UTC)[返信]
コメント 先日、WP:OC#EPONYMOUSに記述を追加した者です。人物名を冠したカテゴリ系に属するカテゴリに限らず、すべてのカテゴリが、そのカテゴリ名について《類義/関連/連想》関係を持つ記事を含む可能性が大いにあります。㭍月例祭氏が「キーワード」系として引用しているものが特にそうです。私が見た中では、雲海など。多言語版の中でも比較的厳格なカテゴリ構造を持つドイツ語版では、このようなカテゴリを「テーマカテゴリ」と呼び、「分類」系とみなされる「オブジェクトカテゴリ」とは明確に区別して、ある程度カテゴリの系統も分けて運用しているようです(参考:プロジェクト:カテゴリ関連/資料/ドイツ語版にみるカテゴリの整理法)。
オブジェクトカテゴリとは異なり、テーマカテゴリには対象集合の明確な境界が存在せず、包括基準を設定するのは困難であると思われます。人物をテーマとしたカテゴリに関して、㭍月例祭氏が提案しているサブカテゴリ化による解決方法は、英語版の過剰なカテゴリに関するガイドラインでも推奨されている方法であり、それによると、その人物と直接関係する記事またはサブカテゴリが複数存在しない限り、その人物のカテゴリは作成するべきではないと明記されています。確かに、この方法ならば、テーマカテゴリについて際限のない連想による項目追加を一定程度防げそうです。あとは、模範となる人物カテゴリをいくつか作成して例示できれば、カテゴリの作成、品質管理の参考になると思います。--Doraemonplus会話2021年12月20日 (月) 08:48 (UTC)[返信]
コメント 似たような連想カテゴリで1人のIPさんによって無差別的に作られた100件超の濫造カテゴリ群(Wikipedia:井戸端/subj/とあるIPさんによって濫造されたカテゴリ群について)があったのですが、こういう連想キーワード濫造についてもそれが厳格なツリー構造を持つテーマカテゴリではなくキーワードタグ的な扱いであるのなら、wikidataの方で管理できないのかな、{{Normdaten}}みたいなものでカテゴリとは別に(外部キーワードデータベース的なものを元に自動で)管理できれば、という気がします。根本的には、各楽曲に付随する「不動の」分類はwikidataの得意とするデータベースであるはずで、連想キーワードを元にしたカテゴリ作成/個人判断による連想分類そのものを現状よりも更に厳格に禁止/抑制する方向性の議論があっても良いのではないかと。--Nami-ja [会話 履歴] 2021年12月24日 (金) 00:31 (UTC)[返信]