プロジェクト‐ノート:漫画/括弧の使い分け

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括弧の使い分け

Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト_漫画家/PJ改定案2#テンプレ冒頭文部分での議論の流れから出てきた問題ですが、漫画全般に関わる問題であると考えたため、こちらで改めて提起させて頂きます。先行議論をご覧頂いている方にとっては既に申し上げている内容もあります事をご了承願います。議論の進行としてはまず、現時点でのWikipedia:スタイルマニュアル#著作物名の解釈を確認し、その後に改めて具体的な使い分け方法についてを少し詰められればと考えています。--マクガイア 2009年10月22日 (木) 22:31 (UTC)[返信]

現状の解釈について

ということでまずは解釈についてです。先行議論の方で、同スタイルマニュアルの解釈としては、「」を使うのは「「書名」ではない「雑誌等所収の記事・論文名」」に限定され、たとえ掲載作品であっても書名となっているものであれば『 』を使うという解釈が可能ではないかという内容のご指摘をいただきました。(私の理解が間違えていましたら御修正願います。)

しかし、私としましては同じ作品であっても文脈によって使い分ける物であり、書名として使われている作品名であっても、文脈により「 」を使うべき場合があると考えています。これはWikipedia:スタイルマニュアル#著作物名では『 』で括る場合と「 」で括る場合の例として同じ〈坊っちゃん〉を使っている事に加え、同ガイドラインを現在の形としたWikipedia‐ノート:スタイルマニュアル#文献名・作品名について その2の議論から判断するに、当初よりこの括弧の使い分けには「同じ作品名であっても状況によって括弧を使い分ける」というのが前提としてあるように思うからです。--マクガイア 2009年10月22日 (木) 22:31 (UTC)[返信]

現在のかっこの使い分けは、Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 漫画/過去ログ20060811-20081011#『 』と「 」の使い分けでの議論によるものですよね。わたしとしましては「書籍名」=「作品名」であれば、『 』で囲み、そうでなければ(読み切り作品など)「 」で囲む、というのがわかりやすく、スタイルマニュアルにもそっていますから、よいのではないかなと考えていました。
ただ、Wikipedia‐ノート:スタイルマニュアル#文献名・作品名について その2の議論を考えますと、例えば『5月のお茶会』(水沢めぐみ)という漫画短編集があるのですが、『5月のお茶会』のように『 』で囲みますと、これが「5月のお茶会」という作品を指しているのか、それとも「5月のお茶会」という短編集を指しているのか、不明確になってしまいます。このように、かっこを使い分けたほうがよいと考えられる場合は存在すると思います。
一方で、例えば、『HIGH SCORE』(津山ちなみ)のように、デビュー作がそのまま連載となり、単行本が刊行されている(書名になっている)場合、現在の使い分けではデビュー作は「 」で囲むことになっているようですが、区別しなくてもよいように思います。短編集とは異なり使い分けなくても特に問題は生じないと考えられるからです。ただ、このような場合も含めて、漫画家記事においてはデビュー作はすべて「 」で囲む方法もありますが、それでしたら作品名を「 」で囲むのはどのようなときか、ということを明確にする必要があると思います。
現在のPJ:漫画#記事作成の指針には、
Wikipedia:スタイルマニュアル#著作物名に従い、書籍化された作品名や雑誌名は『 』で囲んでください。文脈として明らかに「雑誌掲載作品」としてのみ述べている場合や、短編集に収録された作品名などは「 」で囲んでください。
とありますが、この文面を読む限り、最初に「書籍化された作品名や雑誌名は『 』で囲んでください」と書かれていますから、後に続く「 」で囲むのはこれらに該当しない作品名である、という解釈は可能だと思います。
文脈として明らかに「雑誌掲載作品」としてのみ述べている場合
ここが個人的にはわかりにくい点です。書籍化された作品でも、描き下ろしなどを除けば「雑誌掲載作品」ですから、書籍リストや出典として使用する場合以外、すべての作品名を「 」で囲むことにしたほうがよいように思います。スタイルマニュアルでは書名は『 』で囲むことになっていますので、発行年や ISBN などが併記されているといった、書名を意味することが明らかな場合にのみ作品名を『 』で囲むとしたほうがわかりやすいのではないでしょうか。ただ、今まで作品名を『 』で囲むことが基本だったわけですから、変更するのは大変です。そのため、わたしとしましてはもう少し「 」で囲む具体例を挙げるのがよいと考えています。現在の指針での作品名のかっこの使い分けはわかりにくいため、編集合戦を招くおそれもあるかと思います。--長月みどり 2009年10月23日 (金) 18:47 (UTC)[返信]
先走ってしまいどうもすみません。まだそういう段階ではなかったのですね。上で申し上げました部分につきましては、また改めて発言させていただきます。
「スタイルマニュアルの解釈」ということでしたら、Wikipedia‐ノート:スタイルマニュアルのほうが議論場所として適切なように思います。マクガイアさんは解釈のご意見を伺っていらっしゃるようですし。こちらはスタイルマニュアルそのものの議論ではなく、スタイルマニュアルを漫画分野でどう適用するかということについての議論の場のように思います。--長月みどり 2009年10月23日 (金) 19:35 (UTC)[返信]
お気になさらないで下さい。実は私としましても少し前より、現状のガイドラインから考えれば「原則「作品名」として『書籍名』の場合のみ『 』とする」としたら良いのではないかと考えていました。ただ、その前提としてスタイルマニュアルの解釈をしっかり確認しておきたかったという事ですので。--マクガイア 2009年10月24日 (土) 02:40 (UTC)[返信]

「作品名」・『書籍名』を原則としてはどうか

上述の通り現在私は、「原則「作品名」として『書籍名』の場合のみ『 』とする」とするのが良いのではないかと現在考えています。これは例えば〈ドラゴンボール〉を「『週刊少年ジャンプ』で連載され、JC『ドラゴンボール』に収録された「ドラゴンボール」という作品」という風に捉えればスタイルマニュアルとの矛盾もなく、使い分けとしても分かり易く汎用性が高くなると考える為です。ただ長月みどり氏も仰っているように、今までの慣例を覆すコストに対する懸念は大きく、私としても提案に躊躇していた面があります。もしこれを適用するのであれば、周知をどうするかという事も考えないといけないですね。--マクガイア 2009年10月24日 (土) 02:40 (UTC)[返信]

上で申し上げましたように、作品名に『 』と「 」を使い分けるよりはわかりやすいと感じています。現在のルールである作品名が書名であれば『 』で囲み、そうでなければ「 」で囲むでは、例えば長く単行本化されていなかった作品が単行本化された場合、かっこの使い分けを変更する必要がありますが、そうすることに意味があるのかといえば正直あまりないと思います。また、現状のように作品名と雑誌名をともに『 』で囲みますと、両者の区別がつきにくいことがあるかもしれませんが、作品名を原則として「 」で囲むとすればこれも解消できると思います。
ただ、やはり周知の問題はあると思います。また、以前のプロジェクトでの議論(Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 漫画/過去ログ20060811-20081011#『 』と「 」の使い分け)には何人もの方が参加されていましたが、現在では参加者が減っています。このような大きな変更を考えられるのでしたらWikipedia:お知らせWikipedia:コメント依頼を利用するなどして、多くの方のご意見をうかがいたいところですね。--長月みどり 2009年10月24日 (土) 18:26 (UTC)[返信]
そんなに先行議論が長いわけではありませんが、新たに来られた人にログを全て読んでもらうというのも大変ですし、「「作品名」を原則とする提案」として一度議論を仕切り直すという事でどうでしょうか?--マクガイア 2009年10月25日 (日) 02:37 (UTC)[返信]
仕切りなおすことに賛成します。Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 漫画/過去ログ20060811-20081011#『 』と「 」の使い分けはそれほど長くはないと思いますが、結構前の議論ではありますし、ここでいったん切ってよいかもしれませんね。--長月みどり 2009年10月25日 (日) 19:00 (UTC)[返信]
では出来るだけ早く提案としてまとめます。短時間で今すぐにはまとめ切れそうにありませんので、少々御時間をお願い致します。--マクガイア 2009年10月26日 (月) 22:15 (UTC)[返信]
このページ内に節を改めて提案させて頂きました。また、Wikipedia:コメント依頼Wikipedia:お知らせの方にも告知させて頂きました。ふと思いついたのですが、漫画記事全般に影響すると言う事をふまえ、{{漫画}}に告知を埋め込むと言うのはどうでしょうか? ほぼ全ての漫画記事に張られているテンプレートですので、かなりの告知効果が望めるのではないかなと。賛同が得られそうでしたらあらためて、Template‐ノート:漫画の方で提案させて頂きます。--マクガイア 2009年10月27日 (火) 11:32 (UTC)[返信]
おつかれさまでした。{{漫画}}に告知を埋め込むことに賛成します。以前、Template‐ノート:文学#使用目的と使用方法の議論にて{{文学}}を貼る対象記事が変更になったのですが、このときも{{文学}}で1年近くおしらせがありました。これにより気づかれ、{{Portal 文学}}などに変更した方もいらっしゃったようですので、効果はあったと感じています。漫画でも同様の効果が期待できるように思います。--長月みどり 2009年10月27日 (火) 19:55 (UTC)[返信]
告知について、Template‐ノート:漫画#告知の埋め込み提案の方に提案させて頂きました。--マクガイア 2009年10月27日 (火) 21:43 (UTC)[返信]

漫画作品における括弧使用方法の変更

現状Wikipedia:ウィキプロジェクト 漫画#記事作成の指針において

  • Wikipedia:スタイルマニュアル#著作物名に従い、書籍化された作品名や雑誌名は『 』で囲んでください。文脈として明らかに「雑誌掲載作品」としてのみ述べている場合や、短編集に収録された作品名などは「 」で囲んでください。

となっている括弧の使い分け規定を

  • 個別の「作品名」は「 」で括り、『雑誌名』や『書籍名』は『 』で括ります。『書籍名』と「作品名」が同じ作品については原則として「作品名」として扱い「 」で括り、文脈上『書籍名』である事が明らかな場合のみ『書籍名』として『 』で括って下さい。(cf.Wikipedia:スタイルマニュアル#著作物名
    • 使い分けの例:
      • 「ドラゴンボール」は鳥山明による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』で連載されていた。
      • 完全版を含み、ジャンプ・コミックス『ドラゴンボール』は累計で1億5000万冊発行されている。

と改定し、括弧の使い分け方法を根本的に変更する事を提案致します。

改定の理由は以下の通りです。

  1. 漫画は「雑誌掲載→単行本化」という流れを取る漫画作品が多いため、記事内においても「雑誌掲載作品・収録作品」・『書籍名』のどちらであるかを意識しない or どちらでもある〈作品名〉である場合が多い。このため、これまでの「雑誌掲載作品」か『書籍名』かという区分では「 」を使うか『 』を使うかの判断に迷う事が多々ある。改定案では明確に『書籍名』と扱っている場合を除き、原則「」であり、判断に迷う事はほとんどなくなる。
  2. 『雑誌名』「作品名」が原則となるため雑誌と作品の区分が明瞭となり、文章理解を助ける。
  3. 「作品名」を「雑誌に掲載された作品名」または「単行本収録の作品名」であると捉えれば、現状のWikipedia:スタイルマニュアル#著作物名とも整合している。
    • 例:『週刊少年ジャンプ』掲載作品であり、ジャンプ・コミックス『ドラゴンボール』収録作品である「ドラゴンボール」。

一方で私の思いつくデメリットは以下の通りです。

  • これまでの慣習を覆すため
    • しばらくは混乱が予測される。
    • ほぼ全ての漫画関連記事の修正が必要となる。

ただ緊急性のある変更ではありませんので、基本としては括弧の修正だけの編集は推奨せず、「何かのついでに修正」を原則とした長期的に見た対応を考えています。

「上記提案のみで過去の議論を読まなくてもご判断頂けるように」と言う事を意識しておりますが、これまでの経緯を把握なさりたい場合には以下の先行議論をご覧下さい。

皆様の御意見よろしく御願致します。--マクガイア 2009年10月27日 (火) 11:22 (UTC)[返信]

(コメント)むしろ一律に作品名と雑誌名を『』にした方が良いかと思います。そもそも使い分ける理由や意義がよくわかりません。個人的には作中に登場する固有名詞と作品名を分けるために、使い分けてると思ってました(その例を引き合いに出すなら、あくまで作品タイトルとしての『ドラゴンボール』、作中に登場するアイテムとして「ドラゴンボール」)。--EULE 2009年10月28日 (水) 09:03 (UTC)修正--EULE 2009年10月28日 (水) 11:53 (UTC)[返信]
使い分ける理由は基本としては、上位規定であるWikipedia:スタイルマニュアル#著作物名に従うと言うのがこの場での提案理由ですが、より根本的に言うのであればそれが論文の上での常識だからというあたりでしょうか。漫画を扱う書籍でも、作品名と雑誌名とで括弧を使い分けると言うのは一般的な事であると思います(もっとも、『作品名』「雑誌名」と言う場合も多いですが)。また、事前知識が必要問いう面はありますが、一度その違いを理解しますとぱっと見で区別が出来ますので、文章の理解を助けてくれます。
なお、一律に『 』としますと、明らかに雑誌掲載作品として扱っている場合であっても『』を使用する事となり、上位規定であるWikipedia:スタイルマニュアル#著作物名との整合が取れなくなります。--マクガイア 2009年10月28日 (水) 14:17 (UTC)[返信]
『』「」を区別する本来の意味は理解してますよ(たぶん。ソフトとハード的な違いだと思ってましたが違ったらすみません、認識を改めます)。その上で混乱する問題があるなら、一致させた方がベターなんじゃないかと思ってのコメントです。
そもそも雑誌掲載時と単行本時をあえて区別する場面(区別しないと発生する問題)というのが思い浮かばないのが1つの前提なのですが(そこに挙げられた雑誌と作品の区分が明瞭となり文書理解を助けるという場面がよくわからない)、まあ、短編集や著者の過去の読み切りを収録とかそういう物を扱うときに弊害があるのは事実であるし、上位概念がそれを禁じているなら、どうしようも無いので諦めます。--EULE 2009年10月28日 (水) 15:46 (UTC)[返信]
>そもそも雑誌掲載時と単行本時をあえて区別する場面(区別しないと発生する問題)というのが思い浮かばない
仮にそのような場面がないとしましても、単行本化された作品名が、「書籍名」とも「雑誌掲載作品」ともとれる場合がありますので、Wikipedia:スタイルマニュアル#著作物名を考慮しますと、『 』で囲むのか、それとも「 」で囲むのか迷う場合はでてくるのではないでしょうか。
ですので、原則として「 」で囲み、書籍名として使用される場合のみ『 』で囲むことにすればスタイルマニュアルとの整合性も問題なく、『 』で囲む場合が限定されるため、現在の文面よりはかっこの使い分けがわかりやすくなると思います。
すべてを『 』で囲むというのは非常にわかりやすいのですが、そうしますとおっしゃるように単行本化されていない読み切り作品などがスタイルマニュアルの規定にあわなくなってしまいます。漫画分野だけのローカルルールはなるべく避けたいところですので、ここは一般的な規定であるスタイルマニュアルに準じるべきだと考えます。--長月みどり 2009年10月28日 (水) 18:22 (UTC)[返信]
多くの連載作品ではそもそもとして区別していない事が多いので分かり難いですが、区別しないと問題が発生する場合としては短編集の表題作となった読み切りが分かり易いのではないでしょうか。例えば『桜の花 咲くころ』と「桜の花 咲くころ」では指す物が全く異なります。
雑誌と作品の区分が明瞭となり文書理解を助けるという場面がよくわからない」というのはおそらく、雑誌名だと分かる事が自明だと思われているからではないでしょうか。個人的に分かり易い例としてジャンルは違いますが、「スピッツの『ロビンソン』」。これスピッツがバンドだと言う事を知らず「スピッツ - ロビンソン」と書かれていれば、どっちが曲名でどっちがバンド名か結構混乱します。もちろんこうした事は文脈で判断できる事ではありますが、曲名を『』で括ると言う前提があれば簡単に把握できるわけです。漫画ですと、「『ぼくら』と『 少年ジェット』」なんかを並べると例として分かり易いでしょうか。また、ざっと読む時には「雑誌名なのか作品なのか」だけが分かれば固有名詞の詳細は重要ではないこともありますので、統一されていると斜め読みが非常に楽になります。
そして長月みどり氏の仰っているように、ローカルルールを避けた上での使い易い区分と言うのが現状の提案としては根本にあります。--マクガイア 2009年10月29日 (木) 22:45 (UTC)[返信]
反対 一応手近にある漫画評論誌・評論書・雑誌記事などを確認してみましたが、雑誌掲載か単行本かを区別せず作品名を出すときはほとんどの場合『』が使われていました。読みきりの場合は「」だったり『』だったりと執筆者や掲載雑誌によってまちまちですが、長大な作品(連載作品)はほとんどの場合『』で統一されています。提案されているような雑誌名は『』、作品名は「」で統一されているのは今確認できる限りでは村上知彦の著作などごく一部でした。
そもそも作品名を『』(「」でなく)で括るというのは文系の論文指導などでふつうに言われることですので、”特に単行本に限定しない限り作品名を「」で統一”はかなり違和感を持ちます。『ぼくら』と『少年ジェット』などのように雑誌名か作品名か区別の付き難いような場合は”『ぼくら』誌に連載の『少年ジェット』”などのように文面を工夫すれば済むことで、可読性・速読性を高めるためなどの理由で既存の雑誌や論文などではあまり一般的でないスタイルを採用することには賛成できません。
なおご提案の内容のほうがWikipedia:スタイルマニュアル#著作物名に叶っているとのことですが、そこからリンクされているWikipedia:表記ガイド#著作物名には「比較的長大な作品あるいは作品群」は『』で囲むとあり、これを考えると現状の方が整合していると思われます。--Metronome 2009年11月2日 (月) 02:22 (UTC)[返信]
コメント 私も『』を使うことが多いと言う事は確認していますが、その場合は雑誌名には「」を使う事によって区分している様に思います。漫画分野で既存の雑誌や論文に合わせてと言う事であればここまで合わせて意味がある事であり、『作品名』だけを合わせるのは意味がないのではないでしょうか?--マクガイア 2009年11月3日 (火) 22:00 (UTC)[返信]
確かに雑誌名が頻出する文章では雑誌名に「」を使い作品名と区別する傾向がありますが、(雑誌掲載か書籍かを区別していない)作品名にはほとんどの場合『』が使われている、ということほど顕著な傾向ではありません。これはおそらく雑誌名の扱いには作品名ほどには強い縛りがないためではないかと思いますが。例えば『ユリイカ』の作家特集では、「全作品改題」では雑誌名に「」が使われ作品名と区別されていますが、同じ特集内でも小論や対談では雑誌名にも『』が使われています。雑誌名の扱いはまちまちですが、”作品名に『』を使う”は一定しているわけです。上述したように作品名をすべて「」で統一している文献は非常に限られていると思います。
もう一つの観点として、Wikipedia内の漫画以外の分野と極力スタイルを合わせたほうがよいということがあります。夏目漱石芥川龍之介賞の記事のように、雑誌名に『』、作品名に『』、雑誌掲載時の作品名ないし短編作品は「」、という使い方は文学の分野でもある程度守られています。別々のプロジェクトで管理されているとはいえどちらも紙媒体の表現分野であり、類似するジャンル同士で体裁が異なると利用者・閲覧者の間での混乱のもとです。加えて現在の方針はWikipedia:出典を明記するの書き方に沿っているスタイルでもあります。
逆に、”同じ作品について「」と『』の使い分けがしづらい”とか、”決まりを知らない利用者・閲覧者がすべて『』にしたりしてしまって対処に追われる”というようなWikipedia特有の問題点が生じるのであれば、”連載作品(=比較的長大な作品)であれば雑誌掲載時だろうと書籍だろうと『』で統一する”という方法は(そのようなスタイルの文章・記事も多いという点で)アリだと考えます。その場合”雑誌名と作品名がパッと見で区別しずらい”ということになると思いますが、これは上述したような点に対しては比較的些細な問題であると私は考えます。--Metronome 2009年11月4日 (水) 02:09 (UTC)[返信]
コメント 空気を読んでないコメントかもしれませんが一応コメントさせていただきます。基本的に今のパターンが一番ベストなんじゃないかなと思っていますのでややこしくなる可能性というのは否定できませんね。あとマクガイアさんが『基本としては括弧の修正だけの編集は推奨せず、「何かのついでに修正」を原則とした長期的に見た対応を考えています』とおっしゃっていますが、今まで編集方法の改正のたびにバグ取りと称したそれのみを変更される方が出ていたように思いますが、今回もし決定するとかなり大きな変更だけに、注意書きなどがあったとしてもこの括弧だけの編集を行う人が多数出る可能性がありそうですね。そうなると内容が内容だけにBOTに依頼することも不可能なものだと思われますし仕方ない面もありますが、ところどころで見る主に加筆などを行う人とバグ取りをメインに行う人との対立という事が増える可能性などが無いとは言い切れません。そういった懸念的なものが解決されない限り現状あまり賛成できないというのが本音です。もし何らかの方法などでこの懸念的な部分につきまして考えすぎという意見や抑える方法がありましたら明示していただけますと幸いです--もものかんづめ 2009年11月4日 (水) 15:24 (UTC)[返信]
>>Metronome氏
大きな懸案ですので広く御意見を募りたいと考えております。Metronome氏へのご返答は平行線になってしまい、「広く意見を募る」事を遠ざけるように思いますので、取り敢えず控えさせて頂きます。
もっとも現状で賛成意見はありませんし、しばらく様子を見てこのままであれば提案を取り下げさせてただきます。
>> もものかんづめ氏
以前、漫画家スタブを分割した際も同様の対応をしたのですが、「何かのついでに修正して、括弧修正だけの編集はしないで下さい」という旨を告知すると言う事です。「いくら注意した所でやる奴はいる」というのはWikiと言うシステムを使っている以上どうしようもない事だと思いますし、スタイル修正はそれはそれで重要な事ではありますので「括弧修正編集だけする人との対立」と言うのは反対理由としてはちょっと違うのではないかなと私は思います。これを理由として認めてしまいますと「一度決まったスタイルは変更できない」と言う事になりかねませんので。--マクガイア 2009年11月8日 (日) 02:16 (UTC)[返信]
おっしゃるとおり告知という方法しかないでしょうね。的違いな意見失礼しました。ただつい先日も主にバグ取りなどを担当されている方が粘着行為をされていたり、荒らし行為扱いを受けていたりで、ノートがかなり荒れている方をお見かけしましたのでそういった点が気になっていました。該当の指摘の部分につきましては取り下げとさせていただきます。今現在の個人的な意見としましては導入に関しましては現状ではどちらともいえません。もうしばらく他の方の新たな意見を拝見して検討しようと考えています。--もものかんづめ 2009年11月8日 (日) 05:19 (UTC)[返信]
別の案を考えているのですが、もう少し待ったほうがよろしいのでしょうか?
あと、告知に関してですが、あまり幅広く行いますともものかんづめさんもおっしゃっているように、かっこの変更だけを大量にされる方も出てきそうです。そのため、仮に使い分けが変更になった場合は、まず新規記事から変えていったほうがよいと思います。記事を作成された方が、その後どのような編集がなされたかをみられることは結構あるでしょう。ですので、要約欄に変更の理由を書いておきますと、それにならって次からは新しいスタイルで編集されることが期待できると思います。わたしもそうですが、他の方の編集スタイルにならうことは多いですよね。--長月みどり 2009年11月8日 (日) 19:50 (UTC)[返信]
>> もものかんづめ氏
もちろんそうした懸念も分かりますので、長月みどり氏の仰ってる方法を始め、出来るだけそうした衝突が起きない方法を考えると言う事は良い事であると思います。ただ現状では廃案の可能性も高いですし、この辺りを詰めるのは改定すると決まってからで十分ではないかなと思っています。
>> 長月みどり氏
様々な方法を検討できた方が良いと思いますし、是非ご呈示願います。--マクガイア 2009年11月8日 (日) 22:09 (UTC)[返信]

別案

(インデント戻します)では、わたしから別の改定案を提案させていただきます。

  • Wikipedia:スタイルマニュアル#著作物名に従い、書名となっている作品名や雑誌名は『 』で囲んでください。書名となっていない作品名(読み切り作品など)は「 」で囲んでください。ただし、短編集の表題作のように読み切りの作品名が書名となっている場合は、出典や単行本リストなど書名の意味で記述するときは『 』で囲み、それ以外は「 」で囲んでください。

こちらの案は、基本的に「書名」=「作品名」か否かで使い分けるというものです。「書籍化」ですと単行本に併録されている読み切り作品も『 』で囲むと解釈されそうでしたので、「書名」としました。また、短編集の表題作の場合、書名とも作品名とも取れますので、書名として用いるか否かで使い分けるように明記しました。

長所としましては、

  • 今までとかっこの使い分けがほとんど変わらないため、大きな混乱が生じないこと。
  • 文脈によって使い分けるという、従来のわかりにくかった点がほぼ解消されること。

などが考えられます。 短所としましては、

  • 雑誌名も作品名もほとんどの場合『 』で囲むため、両者の区別が付きにくい可能性があること。
  • 連載されていても、単行本が刊行されていない場合の扱いをどうするかという問題があること。

などが考えられます。

いかがでしょう?--長月みどり 2009年11月9日 (月) 18:04 (UTC)[返信]

コメント私としてはあまり賛成できません。上でのMetronome氏への返答の一つともなるのですが、スタイルの統一は「統一することによって読み易くする」ために行なう物であって、「統一する」こと自体や「スタイルマニュアルに合わせる」のが目的ではないと考えるからです。また「執筆をし易くする」と言うのも目的の一つではありますが、「読み易さ」より優先される事ではないと考えます。その点で、「雑誌名も作品名もほとんどの場合『 』で囲むため、両者の区別が付きにくい可能性があること。」は大きなデメリットではないかなと私は思います。--マクガイア 2009年11月10日 (火) 22:42 (UTC)[返信]
コメント Wikipedia:表記ガイド#著作物名では「比較的長大な作品あるいは作品群」は『 』で囲むことになっていますから、このガイドラインを考えますと「ドラゴンボール」のような使用法はちょっとひっかかります。ただ、同ガイドラインも「絶対」では必ずしもないのですけど。わたしとしましては漫画分野だけのローカルルールをなるべく避けたいとの考えから、ガイドラインに沿ったかたちで使い分けが明確であるものを提案させていただきました。
確かに、「読みやすさ」の点でマクガイアさんご提案のものより劣るのは事実です。ですが、Wikipedia には書籍やふつうのウェブサイトとは異なり、同じ方が読者にも編集者にもなる(可能性がある)という特徴があります。「読みやすさ」のほうが「執筆のしやすさ」よりも優先されるべきであるとのお考えには同意しますが、Wikipedia の特徴からしますと、「執筆のしやすさ」を軽視しすぎるのもどうかなと思います。少なくとも現在の文面にある「文脈として明らかに「雑誌掲載作品」としてのみ述べている場合」に「 」で囲む(たとえ書名であっても)というのは根拠が不明であり、見直しが必要だと考えています。--長月みどり 2009年11月11日 (水) 19:39 (UTC)[返信]
コメント もちろん「執筆者への配慮」も出来得る限り配慮すべきではあります。ただ、百科事典はあくまで読み物であり執筆者も読者に読んでもらうために執筆しているはずですので、「執筆者への配慮」と「読者への配慮」が両立できない場合には余程の事情が無い限りは後者を優先すべきであると私は考えています。
「文脈として明らかに「雑誌掲載作品」としてのみ述べている場合」に「 」で囲む」というのを「たとえ書名であっても」と捉えるのは適当ではないように思います。これは、「雑誌掲載作品」として扱っている場合にはその作品名が『書名』であるかどうかは考慮に入れない、と言う事であり、根拠としてはWikipedia:スタイルマニュアル#著作物名の「記以外の作品のタイトル(雑誌等所収の記事・論文名、短編集や全集等に収録の小説・詩・エッセイ等の題名、CDシングル名、シリーズ名など)では、日本語のタイトルは「」で囲みます。」に従っているのではないでしょうか。もう少し分かり易く文章を推敲すると言うのはもちろん考えた方が良いと思います。
私としても多少悩んで入るのですが、Wikipedia:スタイルマニュアル#著作物名の側に、「各分野での慣例がある場合はこれを優先する」と言う様な文の追加を提案し、漫画分野で最も一般的な記述方法として以前の『作品名』「雑誌名」に戻すと言うのも一案としてありかなと考え始めています。(ただこの場合でも、雑誌が主題である漫画雑誌記事では現状の運営の方が良いようには思うのですが)。--マクガイア 2009年11月14日 (土) 02:45 (UTC)[返信]
>長月みどりさん 
同じ作品タイトルであっても雑誌掲載時の括弧と書名の括弧を分ける、というのは小説家の年譜などでごく一般的に使われている方法で珍しいものではありません。ただ小説などの場合には「この年にはまだこの小説は書籍として刊行されていない」というようなことを示すためのものだと思われるので、漫画の連載作品を文脈ごとに「」にしたり『』にしたりすることの有用性はあまりないような気もします。
>マクガイアさん >「各分野での慣例がある場合はこれを優先する」と言う様な文の追加を提案し
あらかじめ反対を表明しておきます。『作品名』「雑誌名」はすでに現在の慣例とは言えません。何度もいうように「著作物の表示方法」などのように一般性のあるものに特定の分野だけ特殊なスタイルを採用すべきではないです。それにマクガイアさんの「統一することによって読みやすくする」というご意見は漫画の分野だけ読む閲覧者/漫画の分野だけ執筆する編集者しか想定していないのではないでしょうか。私の意見は要するに、“雑誌”も“書籍”も“作品”も漫画に限られたものではないのだから、雑誌や書籍にかかわるスタイルについて漫画の分野だけ統一して漫画の分野だけ使いやすくしてもしょうがないし、それは分野横断的な興味を持っている利用者にとっては害になる、ということです。これは編集者・利用者どちらかに限った話ではありません。「『統一する』こと自体や『スタイルマニュアルに合わせる』ことが目的」なのではないことも明らかだと思いますが。--Metronome 2009年11月14日 (土) 06:24 (UTC)[返信]
コメント 少しごたごたしておりまして、返答が遅くなって申し訳ございません。
私が想定している読みやすさは、「漫画の分野だけを読む人に取って」ではなく「個別の漫画記事を読む人に取って」であり、「漫画の分野」ではなく「各記事」の読み易さです。同じ漫画分野であれば各記事で読みやすいスタイルはほぼ共通するであろうことから、「漫画分野でのスタイルマニュアル」と言う形での提案とはなっていますが、「漫画分野だけで統一する」と言う事は結果であって目的ではありません。
取り敢えず手元にあった漫画評論などを6冊ほど調べましたが、『作品名』『雑誌名』としていたのは1冊のみ、『作品名』「雑誌名」が5冊、「作品名」『雑誌名』が1冊となっていました。サンプル数が少なくはありますが、Metronome氏がお調べになった分を合わせましても、『作品名』『雑誌名』は漫画関係ではあまり使われず、『作品名』「雑誌名」の形とする傾向があり、また雑誌名と作品名とで括弧を使い分ける傾向があると言う事は言えるように思います。
これは、「漫画を扱う文章であれば、作品名と雑誌名の区別が容易であれば読みやすい」と言う事が理由であると私は捉えています。『作品名』『雑誌名』となっていても文脈で判断できるように、『作品名』「雑誌名」と「作品名」『雑誌名』がWP内で混在していても、各記事を読んでその記事での使用方法は判断できるわけですし、雑誌と作品名を区別し易い方が読みやすいと言う利点を捨ててまで、全体としての統一性を求める事は、読み易さには繋がらないと私は考えます。--マクガイア 2009年11月23日 (月) 10:59 (UTC)[返信]
>『作品名』『雑誌名』となっていても文脈で判断できるように
でしたらその形式でもよいのではないでしょうか。
また、「個別の漫画記事を読む人に取って」読みやすいということを想定されているようですが、漫画分野での慣例をご存じない方を考慮しますと、『作品名』「雑誌名」という以前漫画分野で用いられていた使い分けの復活は好ましくないように思います。--長月みどり 2009年11月27日 (金) 18:59 (UTC)[返信]
『作品名』『雑誌名』となっていても文脈で判断できるように『作品名』「雑誌名」・「作品名」『雑誌名』でも文脈で判断できるのですから、文脈で判断できると言う事それだけではどの選択肢に対してもメリットともデメリットともなっていません。
しかし記事内でしっかりと使い分けられていれば、たとえ慣例を知らない方であったとしてもその記事内でどのように使われているかを一度文脈で理解すれば、それ以降の文章が随分と読みやすくなります。そうした点で、『作品名』「雑誌名」または「作品名」『雑誌名』と言う使い分けは(私としてはどちらでも構わないのですが)、「個別の漫画記事を読む人に取って」読みやすいと捉えております。これをスタイルマニュアルに合わせるために、「判断できるから」と読みやすさを犠牲にするのは違うのではないかなと私は考えています。--マクガイア 2009年11月29日 (日) 05:49 (UTC)[返信]

(戻し)繰り返しますが「スタイルマニュアルに合わせるために」反対しているのではありません。そもそも「あらゆる記事に適用される統一的なスタイルマニュアルがなぜ存在しているのか」ということを考えてください。書物や雑誌であれば著作ごと・記事ごとの著者が明確に分かれており、それぞれに表記方法が違っても混乱のもとにはなりません。しかしWikipediaでは記事ごとの「著者」は存在しませんし、分野がおなじだろうが違おうが語句に付けられたハイパーリンクで各記事がダイレクトに繋げられています。漫画の記事内のリンクで学術の記事に飛んだ閲覧者はなぜ前者と後者で表記方法が違っているのか、内部の事情を知らない限り理解できません。閲覧者が容易に編集者になりうるWikipediaではこうした余計な混乱は避けるべきです。--Metronome 2009年11月29日 (日) 10:52 (UTC)[返信]

Wikipedia:表記ガイドの冒頭には、「ウィキペディア全体の表記の一貫性を目指し、コンピュータ上で作られる文書であることに配慮しながら、印刷物の慣行に近づける意図があります。記事執筆の際は、できるかぎりこのガイドラインに従うことが推奨されます。ただし、このガイドラインはすべての記事に絶対に適用しなければならないものではありません。ここに掲載されている表記法と異なる表記を分野ごと、記事ごとに使用する場合、関連分野のウィキポータル・ウィキプロジェクトや、個別記事のノートで合意形成をし、合意事項をわかりやすい形でまとめておくとよいでしょう。」と書かれています。その上で、現行のガイドラインでは漫画分野の印刷物の慣行とは異なっているため、プロジェクトでの合意を形成しようとしている訳です。
そもそもスタイルマニュアルは「記事を読み易くするため」にある物です。全体で揃っていることによって記事が読みやすくなるのであれば揃っていることは有為ですが、揃えることにより個別の記事の読みやすさを損なうのであれば、その時点で「スタイルマニュアルに合わせるため」でしかありません。前述のとおり、現状の括弧の使い分けは漫画記事の読みやすさを損なう物となっている為、「スタイルマニュアルに合わせるため」と申しているのです。
メインページ冒頭にて「ウィキペディアはオープンコンテントの百科事典です。基本方針に賛同していただけるなら、誰でも記事を編集したり新しく作成したりできます。」と書かれていますし、「執筆者が不特定多数である」ことは内部事情ではありません。つまりそもそもとして著者は同じであることのほうが珍しいわけですから、記事によって表記方法が異なってしまうというのは書籍や雑誌以上に当たり前のことです。また通常の書籍では当時に扱わない様な幅広い分野を扱っている訳ですから、「分野による違い」もあって然るべきです。こうした物に対し、リンクで繋がっていることを理由として統一性を重視し、個別の記事の読みやすさを犠牲にするのは違うのではないでしょうか。
上に立つ編集部があって分野も絞られている(つまりは表記の統一が容易な)一つの雑誌内で表記法法の揺れがあっても問題なく読める訳ですから、WPでも特に問題になるとは思えません。閲覧者が容易に編集者になりうるWPだからこそ、多くの参考文献で採用されている表記方法にした方が良いのではないでしょうか。--マクガイア 2009年12月5日 (土) 07:36 (UTC)[返信]
「表記ガイド」冒頭の「印刷物の慣行」に「漫画関連の著作の作品名と雑誌名の括弧使い分け」が該当すると解釈するのは無理があります。漫画の分野に限ってもこれらが使い分けられる場合や使い分けられない場合、使い分けられる場合の使い分けられ方がまちまちであることは最初に指摘しました。『作品名』「雑誌名」が「慣行」と言えるほどに定着しているということは現時点で確認できません。
「著者が不特定多数」であることならびにそれがWikipediaの前提であるということは「表記が不統一」であることのエクスキューズにはなりません。それを避けるための「表記ガイド」であり「スタイルマニュアル」です。「著者が不特定多数」であることは内部事情ではありませんが「特定の利用者間(分野内)での取り決め)」は内部事情であり閲覧者には分かりません。また「記事が問題なく読めるかどうか」などということを私はそもそも問題にしていません。
Wikipedia:スタイルマニュアル冒頭には「記事の読みやすさや編集のしやすさを保つために、一貫したスタイルに沿って執筆することが推奨されています」と書かれています。「そもそもスタイルマニュアルは「記事を読み易くするため」にある物です」というのは不正確です。--Metronome 2009年12月7日 (月) 18:02 (UTC)[返信]
上記の通り十分慣行と言えるでしょう。サンプル数を増やせばよろしいですか? 少なくとも『作品名』『雑誌名』よりかは使用実績がありますよね。
表記方法とはある程度の慣習はあるものの絶対的なルールがある物ではなく、執筆者によって読み易くするために工夫がなされるものです。前述の通り、編集部が存在する一つの雑誌内でも不揃いとなるわけですから、執筆者が不特定多数であれば表記が不統一となるものは当然のことです。また、表記ガイドに「このガイドラインはすべての記事に絶対に適用しなければならないものではありません。ここに掲載されている表記法と異なる表記を分野ごと、記事ごとに使用する場合、関連分野のウィキポータル・ウィキプロジェクトや、個別記事のノートで合意形成をし、合意事項をわかりやすい形でまとめておくとよいでしょう。」という但し書きが必要なように、広い分野を一つのスタイルマニュアルで統一するということにはそもそもとして無理があることです。通常の漫画評論ではあまり使われない括弧の使用方法が定められていることなど、内部事情であり閲覧者には分かりません。
内部事情なのは「特定の利用者間(分野内)での取り決め」だけではなく、スタイルマニュアル等を含んだ全ての方針文章です。前述の繰り返しになりますが通常の漫画評論で多くみられる形と異なるスタイルで統一されていることもまた内部事情に過ぎません。
編集のし易さを軽視するつもりはありませんが、読み易さと編集のし易さの両立が不可能な場合、どちらを優先すべきかということかと。WPが読み物である以上、読み易さこそが優先されるべきだと私は考えます。--マクガイア 2009年12月13日 (日) 11:19 (UTC)[返信]

利用者:超プロ住民さんが、マクガイアさんがなされた括弧の使い分けの変更についての提案に合わせて、括弧を書き換えておられるようですが、これについての議論は終わったと見ていいのでしょうか。--163.139.163.29 2010年1月23日 (土) 17:12 (UTC)[返信]

2案があるものの、今のところ改定する(しない)という合意は形成されておらず、最後のご発言から1か月が経過し議論が停滞しています。わたしとしましても{{漫画}}にて告知が長いことされている以上、もうそろそろ改定するかどうかに向けての議論を再開したいと考えていますが、平行線をたどっており現状では合意形成が難しいところです。
最後のマクガイアさんのご発言から既に1か月以上が経過しましたが、その後反対意見はありませんので改定するという考え方もあるとは思います。ですが、個人的には今回のご提案は広範囲に影響が及ぶことから、急がずに他の方のご意見を待ちたいという方向で考えています。--長月みどり 2010年1月23日 (土) 18:25 (UTC)[返信]
(依然反対)えーとすいません、一時ログインする時間が取れなくなってそのまま放置状態でした。
最後のマクガイアさんのコメントに返答しますが、私の手元にあるもので著者の違う漫画関連評論書および評論雑誌(主に『ユリイカ』の漫画家特集。雑誌内での統一はされていません)から著者別に調べてみると、「雑誌」『作品』が5(夏目房之介、荒俣宏、中条省平、おしぐちたかし、四方田犬彦)、『雑誌』「作品」が1(村上知彦)、『雑誌』『作品』が6(加藤幹朗、大塚英志、伊藤剛、ヤマダトモコ、斉藤環、米澤嘉博)で、『雑誌』「作品」のパターンが目だって少ないこと意外に有意差は確認できません。同じ著者でも執筆時期や媒体、主題等で違う場合もあるでしょうが、ざっと摘出しただけでこれなのですから『雑誌』『作品』より「雑誌」『作品』の方が使用実績があるとはとても思えません。
私が「内部事情で云々」といったのは「漫画記事と(例えば)小説記事と表記が違う場合の読者・利用者の混乱」の話です。漫画も小説も同じ表記方式が取られていればその混乱事態がそもそも起こらないのだから「内部事情」は読者にとって問題となりません。「スタイルマニュアル自体が内部事情」などという反論はおかしいと思いますが。
マクガイアさんの意見は結局「一記事としての読みやすさ」であり、私のほうは「全記事空間の混乱のなさ」であって、この二つはここまでの議論をみる限りバーターの関係になっていますので、これ以上議論を続けても平行線が続くだけだと思われます。現在のところ提案内容に賛成が付いておらず、反対と疑念しか表明されないまま1ヶ月以上経過したのですから、最初のころにマクガイアさん自身が言われたようにいったん取下げられてはどうですか。--Metronome 2010年1月23日 (土) 20:05 (UTC)[返信]
申し訳ございません。誤ってウォッチリストから外してしまっていたようで、議論が再開されていることを完全に見落としておりました。
以前の私の調査結果(『作品名』『雑誌名』1、『作品名』「雑誌名」5、「作品名」『雑誌名』1)と随分違いますね。雑誌による偏りなどもあるかもしれませんね。これを議論のポイントにするのであれば、母体数を増やしてリスト化ということになるでしょうか。正直めんどくさいのであまりやりたくないですけど……。
前述の繰り返しになりますが、編集部が存在する一つの雑誌内でも不揃いなわけです。つまり「揃っていなくて当たり前」であり、「漫画記事と(例えば)小説記事と表記が違う場合の読者・利用者の混乱」というのは、ありもしない「揃っているはず」という前提に基づいて生まれる混乱に過ぎません。「漫画記事と(例えば)小説記事と表記が違う」というのはWP外でも普通に見られる現象であって、内部事情などではありません。そうした本が世間に問題なく出版されているにも関わらず、WPの読者だけは漫画と小説が揃っていないと混乱してしまうというのは無理があります。そして全体を管理する編集部があり一つのテーマの掲げた特集号のようなものでさえ揃わないようなものを、不特定多数が執筆し扱う対象範囲も非常に幅広いWPで揃えるということがそもそもとして無理なことです。その無理なことのために、個別記事の読みやすさを犠牲にするのはおかしいということです。--マクガイア 2010年2月7日 (日) 10:25 (UTC)[返信]
(依然反対)また長い間空いてすいませんが。
「全体を管理する編集部」がいるような雑誌ではなく、「不特定多数」が参加するという性質だからこそスタイルの統一が必要になると言っています。「雑誌」には「どのようなスタイルで書くべきか」を考えなければならないような「読者兼執筆者」は存在しませんし、第一「雑誌」なら執筆者が文章ごとに違うことが明白に示されているのだから何らかの意味での「混乱」の起こりようがありません。特定の指針文書をどうするかという話をしているのに「揃えるということがそもそも無理」というのも理屈としておかしいでしょう。あとは前回言ったことと同じで、これ以上は平行線にしかなりません。--Metronome 2010年3月25日 (木) 15:20 (UTC)[返信]
「不特定多数が参加するから、ガイドラインが必要」とは言えますが、「不特定多数が参加するから、ガイドラインが統一されていなければならない」とは言えません。雑誌であろうWPであろうと単なる作文であろうと、執筆者はどのようなスタイルで書くべきかは当然考えることであり、執筆者が執筆専門であろうと読者兼執筆者であろうと、関係のない事です。トップページ冒頭に置いて「誰でも記事を編集したり新しく作成したりできます」と明示されているのですから、「文章ごとに違うことが明白に示されている」のはむしろWPです。雑誌であれば無記名記事もあれば記名記事であっても最後まで読まなければ執筆者がわからない事もありますし、「文章ごとに違うことが明白」な場合もあればそうでない事もあります。したがって Metronome 氏の混乱の理屈で言いますと、WPでは混乱が起こり様がないということになりますよね。「揃えるということがそもそも無理」なものに対し、記事の理解を助ける推奨される方法を指針として示しましょうということですので、特に理屈としておかしいとは思いません。
「個別記事の読み易さ」をとるか「全体としての統一性」をとるかと言う点だけを見れば平行線と言えますが、その「全体としての統一性」を取る理由が矛盾していると考えているため議論を継続しています。--マクガイア 2010年3月29日 (月) 11:28 (UTC)[返信]
すいませんが、もう細かい理屈上の揚げ足とりに終始されているとしか思えません。特定のガイドラインの文面をどうするかということとその実行上の難しさは別の問題であって、だから「揃えるということがそもそも無理」などということは矛盾していると言っているんです。それならばこの場のガイドラインに関する議論自体無意味ということになってしまう。
「執筆者が具体的に誰かわかるかどうか」でなくて、(もう一度言いますが)雑誌では記事ごとに明確な境目があるからそれぞれの執筆者が別であることが容易に予想できるし、そもそも雑誌読者は執筆スタイルについて考える必要はない、一方でWPの場合は記事同士が無媒介に繋がっていてまた読者がそのままに執筆者となりうるのだから、スタイルの指針と統一は可能なかぎり明快にすべきだということです。なぜそれで「最後まで読まないとわからないこともある」とか「執筆者はどのようなスタイルで書くべきかは当然考えることであり、執筆者が執筆専門であろうと読者兼執筆者であろうと、関係のない事です」というような意見が出てくるのですか。論理的にどこが反論になっているのか理解しかねます。
トップページの「誰でも記事を~」の文言は「文章ごとにちがうことが明白」の口実にはなりません。そのためのスタイルマニュアルだとすでに述べたと思います。「体裁の統一」を目的としているスタイルマニュアルに関する問題で「文章ごとに違う」ことを前提として議論するなどということのおかしさがおわかりになりませんか。
現状明確な賛成者がついていない状態でこのような理屈の捏ねあいみたいな議論を延々続ける必要があるとはちょっと思えません。合意形成は理屈で相手を言い負かせられるかどうかで行なわれるものではなかったはずです。私自身の反対理由がどうという以前に、提案に賛成者がろくについていないということのほうを重く見てください。以降、賛成者が増えたりして事態が動かない限り、この場の議論はこれで切り上げさせていただきます。これは反対を取り下げるという意味ではありません。--Metronome 2010年3月31日 (水) 23:05 (UTC)[返信]
細かい理屈上であることを否定は致しませんが、それが揚げ足取りかどうかとは別の話です。もう一度言いますが、「不特定多数が参加する」ことは「ガイドラインの必要性」の根拠とはなりますが、「ガイドラインが統一されていなければならない」事の根拠とはなりません。ガイドラインであるWikipedia:スタイルマニュアル自体が、冒頭文で異なったスタイルも認めていますし、スタイルマニュアルは「揃えることがそもそも無理」な中で、どれが最大多数の記事に対してベターかという指針を示すものに過ぎません。「体裁の統一」を目的としているというお考えがそもそもとして間違いです。
ざっと確認した限りですが、「記事毎に明確な境目」というお話は、初めて出てきたように思います。また、「記事毎に明確な境目」と言う点でも、すべてのページが独立しているWPの方が雑誌誌記事よりも上ですよね。無媒介に繋がっていようと、クリックしてから開かれるというのには、高速の回線を使っていようとそれなりのタイムラグはあることですし。
執筆者が読者を兼ねていることが多いのは確かにその通りですが、それは「スタイルの指針と統一は可能なかぎり明快にすべき」事の理由とはなっていません。執筆者が読者かどうかは執筆には何も関係のないことです。ですから、「執筆者はどのようなスタイルで書くべきかは当然考えることであり、執筆者が執筆専門であろうと読者兼執筆者であろうと、関係のない事です」と申し上げたのです。
賛同者が現れていない事自体は重視していますが、今後のためにもおかしな反対理由は明確に否定しておく必要があると考えているため議論を継続しているのです。--マクガイア 2010年4月8日 (木) 13:36 (UTC)[返信]
横から失礼します。
かっこを使い分けるといいましても、『作品名』・「雑誌名」と「作品名」・『雑誌名』の2通りあります。これまでの議論をみる限り、どちらの使用例が多いかが明確ではないと思います。一本化することが困難でしたら、漫画分野での使い分けの指針が決まりませんのでWikipedia:スタイルマニュアルに従うことになってくると考えますが、いかがでしょう。--長月みどり 2010年4月8日 (木) 18:00 (UTC)[返信]
前回の発言の通り、賛同者が現れていない事自体は重視していますので、現状ではまだ、そこを詰めるまで議論が達していないと考えています。《雑誌名》と《作品名》での区別に合意が取れそうだということになれば、改めてサンプル数を増やすなどして詰めるポイントだと考えています。--マクガイア 2010年4月10日 (土) 04:13 (UTC)[返信]
かっこは使い分けるが、どちらを採用するかは未定ということですね。ただ、これまでの議論から『作品名』・「雑誌名」を採用するのは難しいと感じています。Wikipedia:スタイルマニュアル#著作物名Wikipedia:表記ガイド#著作物名がある以上、漫画分野のみ雑誌名を「 」で囲むとすることには異論が多いと思われるからです。当初の「作品名」・『雑誌名』のほうがよかったのではないでしょうか。--長月みどり 2010年4月10日 (土) 19:46 (UTC)[返信]
私個人の考えとしては当初の提案の通り、『雑誌名』・「作品名」の方がWP内での整合性が高いと考えています。ただし『作品名』・「雑誌名」であっても、現状の『書籍・雑誌・作品名』・「掲載作品名」という漫画の記事を書くのには適したものではない区分よりは良いと考えますし、一般的な使用例が多いのであればWP内のルールよりもそちらを優先するのも視野に入れておくべきだと考えています。--マクガイア 2010年4月14日 (水) 13:49 (UTC)[返信]

(インデント戻しました)「括弧の使い分け」の変更の提案ですから、まずどのように使い分けるかを示すことが重要だと考えています。使い分けの案としましては、当初ご提案された『雑誌名』・「作品名」とする、「雑誌名」・『作品名』を含めた2案を提案する、などいくつかありますから、このあたりでひとつの案に絞って仕切りなおししたほうがよいと思います。議論が長期化し、わかりにくくなっているのではと感じています。--長月みどり 2010年4月14日 (水) 19:06 (UTC)[返信]

仕切り直しということであれば、本サブページについては保留ということでいったんクローズした方がよいのではないかと思っています。前述の通り、反対理由がおかしいと考えていたため反論はしておりましたが、賛同者がいないという現状は重視すべきことですので。私事で申し訳ないのですが、提案者である私がここの所あまり時間がとれていませんし、また改めての提案という形を取った方が議論の活性化という点でも効果的ではないかなと。--マクガイア 2010年4月20日 (火) 13:49 (UTC)[返信]
そうですね。議論も停滞していますし、いったんクローズすることに賛成します。{{漫画}}での告知もはずしたほうがよいと思います。--長月みどり 2010年4月20日 (火) 19:37 (UTC)[返信]
クローズということであれば当然告知も外すべきとだと思います。もう十分時間は取られているとは思いますが、念のためもう少し様子を見て意見がないようでしたら過去ログ化と告知の除去を行います。--マクガイア 2010年4月27日 (火) 11:28 (UTC)[返信]

報告 告知の除去と過去ログ化を行いました。--マクガイア 2010年5月5日 (水) 13:24 (UTC)[返信]