ユニバーサル・メディア・ディスク
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| ユニバーサル・メディア・ディスク UMD |
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ユニバーサル・メディア・ディスク
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| メディアの種類 | 光ディスク |
| 記録容量 | 1.8GB(2層) |
| コーデック | H.264(UMD Video) ATRAC3plus リニアPCM |
| 読み込み速度 | 10Mbps |
| 読み取り方法 | 660nm赤色レーザー |
| 策定 | ソニーグループ |
| 主な用途 | 映像、音楽、PSP用ゲームソフトなど |
| ディスクの直径 | 6cm(2.4inch) |
| 大きさ | 65×64×4.2mm |
| 上位規格 | なし |
| 下位規格 | なし |
ユニバーサル・メディア・ディスク(Universal Media Disc、UMD) は、ソニーグループが開発した光ディスクの規格。プレイステーション・ポータブル(PSP)用のメディアとして採用されている。
目次 |
[編集] 概要
直径6cm(2.4インチ)のポリカーボネート製のディスクをカートリッジに収めたもので、2層で1.8GBの容量を持つ。読み取りにはCDやDVDなどと同様の赤色半導体レーザーが用いられる。CLV方式の光ディスク。
名称や形状が似ているMDとの比較がよく行われるため、略称の誤解が生まれる。MDの上位メディアと間違えられやすいが実際にはMDとの互換性はなく、まったく違うメディアである。また、ディスク自体の形状も違い、UMDは直径64mm(2.5インチ)・厚さ1.2mmのMDよりわずかに小さい。MDやMOなどに存在していた保護シャッターが備えられておらず、記録面がむき出しになっているため、指紋や埃などによる傷が付着しないよう取り扱いに注意を要する(保護シャッターを備えていないのは、生産コストを抑える目的があるとみられる)。
新しい記憶メディアとして規格化に向けての動きもあり、ゲームだけでなく、オーディオ・ビデオにも対応し、ディスクに固有IDを持たせる128ビットAES暗号によるコンテンツ著作権保護など、最新のセキュリティ技術が導入されている。実際にゲームソフトだけでなく、映画やアニメやアダルトビデオなども販売されているが、
- 現時点でUMDを再生できる機器はPSPだけしかないこと
- 動画を再生できるポータブル機器(デジタルメディアプレーヤー)と専用のフラッシュメモリー(SDメモリーカードなど)が大容量・低価格化していること[1]
- 各映画会社のほとんどが次世代DVD(Blu-ray Disc)の販売に注力している
- PSPの新モデル「PSP go」(2009年11月1日発売予定)[2]ではUMDドライブが搭載されず、UMDを利用できなくなる(ソフトはダウンロード販売のみとなる)
などの影響を受け、UMDによる映像ソフト市場は既に縮小傾向にある。
ハリウッドなどの強い要請もあることから、ゲームソフトも含めた著作権保護の観点などを理由に記録型UMDの解放はしないとしている。また、リーダ・ライタもソフト開発側を含め現在提供はされていない。DVD-ROMとほぼ同等の短期間でリピート生産でき、初回1,000枚から、リピートは100枚からの少ロットでの生産が可能である。生産コストはDVD並みで、1枚あたりおよそ250円とされている。
2005年6月21日 スイスのジュネーブを本拠地として設置されている国際標準化機関Ecma InternationalでUMDの物理フォーマットがECMA-365として承認された。また今後は、国際的な公的標準化機関ISO/IECの合同技術委員会(ISO/IEC JTC 1)が認める迅速手続き(fast-track procedure)に基づいてJTC 1に提出され、ISO/IEC会員各国により国際標準化に向けた審議が行なわれるという。
[編集] 記録方式
ディスク自体の厚さは0.6mmでCD・DVD等の半分。記録層はその真ん中の0.3mmの部分に位置する。ディスクは片面2層を使って波長660nmの赤色レーザーで読み取る。記録方式には、PSPのゲームを記録する「PSP Game」、ATRAC3plus形式の音声を記録する「UMD Audio」、MPEG-4 AVC形式の動画を記録する「UMD Video」などが存在する。
UMD Videoのうち、音楽作品を収録するものは「UMD MUSIC」、その他の映像作品を収録するものを「UMD VIDEO」と呼ぶ(つまりUMD Videoという規格の中に「UMD MUSIC」と「UMD VIDEO」のサブジャンルが存在する)。
- UMD VIDEO
- UMDに映像コンテンツを収録したディスクで、DVDと同様チャプター、メニュー画面があり音声、字幕も複数記録できるようになっている。ただチャプターメニューは存在せず、PSPのジャンプ機能でチャプターを選択しなくてはならない。
- UMD MUSIC
- UMDに音楽ビデオコンテンツを収録したディスクであり、音声はATRAC3plusなどがありUMD Musicによってはコーデック、ビットレートを選択して再生することができる。
UMD Videoには、DVD-Videoと類似したリージョンコードが設けられており、本体と異なるリージョンのタイトルは再生できない。なお、ゲームソフトにもリージョンコードが設定されてはいるが、プロテクトが施されていないため、コードに関係なく外国版のゲームを起動ないしプレイが可能である。
再生波長や、2層記録であるということ、ディスクサイズと容量の関係から2層式DVDを元に開発されたと思われる。
転送レートは10Mbps。
| コード | 地域 |
|---|---|
| 0 | 制限なし |
| 1 | 米国、カナダ、米国領域、ラテンアメリカ |
| 2 | EU、日本、近東、南アフリカ、エジプト、グリーンランド、仏国領域 |
| 3 | 韓国、台湾、香港、フィリピン、インドネシア、マレーシア、シンガポール |
| 4 | オーストラリア、ニュージーランド、太平洋諸島 |
| 5 | ロシア、東ヨーロッパ、パキスタン、インド、アフリカ、北朝鮮、モンゴル |
| 6 | 中国本土 |
[編集] 脚注
- ^ 2GBのSDメモリーカードでさえ、1000円強程度で販売されている。
- ^ 新しいデジタルライフスタイルを提案するPSP「プレイステーション・ポータブル」go PSPの新ラインアップとして、日米欧アジアにて2009年秋発売。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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