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- サワラは、裸子植物マツ綱のヒノキ科ヒノキ属に分類される常緑高木になる針葉樹の1種である。日本固有種であり、本州から九州の山地帯(冷温帯)から亜高山帯の谷筋などに自生する。材はヒノキより柔らかいが耐水性に優れ、においが少ないことから、桶や飯櫃、曲物などに利用され、また木曽五木の1つとされる。ヒムロ、シノブヒバ、ヒヨクヒバなどの園芸品種があり、庭園や生垣に植栽される。……
- ニオイヒバは、裸子植物マツ綱のヒノキ科クロベ属に分類される常緑針葉樹の1種である。小枝は平面状に分枝し、十字対生する鱗片状の葉によって扁平に覆われる。葉を揉むと甘い芳香を生じ、和名の由来となった。花期は春、球果は秋に熟し、瓦重ね状の対生する鱗片状の果鱗からなる。北アメリカ大陸北東部、カナダからアメリカ合衆国北部に分布する。多様な園芸品種が作出されており、庭などに広く植栽されている。……