THE CIRCLE

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THE CIRCLE
B'zスタジオ・アルバム
リリース 2005年4月6日
録音 2004年10月~2005年2月
ジャンル J-POP
ハードロック
パンク
時間 48分14秒
レーベル VERMILLION RECORDS
プロデュース 松本孝弘
専門評論家によるレビュー
  • cdjournal.com link
チャート最高順位
  • 週間最高順位1位(オリコン
  • 2005年4月度月間順位1位(オリコン)
  • 2005年度年間順位15位(オリコン)
ゴールド等認定
B'z 年表
BIG MACHINE
2003年
THE CIRCLE
2005年
B'z The Best "Pleasure II"
(2005年)

THE CIRCLE』(ザ・サークル)は、日本音楽ユニットB'zが、2005年4月6日にリリースした、14作目のオリジナルアルバムである。

目次

[編集] 概要

オリコンアルバムチャートにおいて、900作目の1位獲得作品。

長期に渡るソロ活動を終えて発表されたオリジナルアルバム。 ジャケット画像はアップル社の製品である初代iPod nanoの公式ホームページやカタログなどの液晶画面に使われていた。

10thアルバム『Brotherhood』以来となるバンドメンバーを固定し、セッションしながら制作していくというスタイルをとっている。これは、最初からテーマとして上げたのではなく、自然とそのようにスタートした。B'zのアルバムの中でも極めてシンプルなアレンジかつ音数の少ない作品。アルバムタイトルの『CIRCLE』は「輪廻」という意味合いをもたせている。これは、松本孝弘稲葉浩志の長いソロ活動の後に再集結し、作業を進める中で「バンドは破滅を繰り返しながらも再生していく」と輪廻を感じたことに由来する。

シングル曲は、本作の先行シングル「愛のバクダン」のみで、前年のシングル「BANZAI」と「ARIGATO」は、本作には合わないということで収録されなかった。その一方で、3rdアルバム『BREAK THROUGH』以来15年ぶりに2nd beatが収録された(後述)。

同年に行われたアルバムツアー「B'z LIVE-GYM 2005 "CIRCLE OF ROCK"」の「CIRCLE」は、そのまま「円、輪」などを意味しており、B'z史上初の360度円形センターステージで行われた。なお、ツアータイトルはアルバムタイトル決定前にすでに決まっており、B'zとしてはかなり異例のことだった。これは、「Pleasureシリーズ」が封印されたことで、「アルバムツアー」という概念も曖昧になってきていることが影響している。メンバーは、本作が近年のB'zを聴いていく上での「入門編」となるのではないか、と語った。

[編集] 収録曲

曲の解説やタイアップなどはB'zで解説しているため、一部簡潔に解説する。

  1. THE CIRCLE
    エスニック調のアレンジがなされているが、これは松本がプーケットに旅行に行った際にガムラン風の音楽を聴いたことが影響しているらしい。
    パーカッションSEは、打ち込みではなく、全て生音。レコーディングの際、ドラマーのシェーンがカバン一杯にパーカッションの道具を持ち込み、録音した。松本曰く、「L.A.のスタジオの横のキッチンでアコギを弾いてて、日に日に出来ていったという感じ」。
    ここでの「CIRCLE」は、アルバムタイトルとは異なり「太陽」という意味。仮タイトルは、「surya」(ヒンズー語で「太陽」を意味する)だった。演奏時間は2分未満で、アルバムのイントロダクション的な扱いを受けており、『B'z LIVE-GYM 2005 "CIECLE OF ROCK"』ではオープニングSEとして別バージョンで使用された。
    PVも存在しており、内容は、稲葉が崖の上で歌い、松本が古びた灯台の窓辺でアコギを弾くというもの。
  2. X
    日本でサビだけを作り、それをロサンゼルスのスタジオでのジャムセッションで完成させていった。歌詞は、アルバムのテーマでもある「破滅と再生」について書いたという。
    前曲「THE CIRCLE」の余韻がこの曲の冒頭に含まれているが、元々「THE CIRCLE」と続けて配置するつもりはなく、レコーディングも別々だった。ただ、並べてみたところしっくりと来たので、この並びになった。ライブでは、ドーム公演のみで披露された。
  3. パルス
    稲葉曰く、「パルス」というのは最初にテーマとしてあって、そのテーマが新潟中越地震で崩落した岩石の中から救出された男の子の話と結びついたとのこと。
    なお、NHKドラマ『生き残れ』テーマソングとなった。また、この曲が『B'z LIVE-GYM 2005 "CIRCLE OF ROCK"』で演奏された際の映像が、42ndシングル「SPLASH!」の初回限定盤(ブルー)の特典DVDで発売された。
  4. 愛のバクダン
    38thシングル。アルバムの中では最後の方に出来た曲である。また、この曲が『B'z LIVE-GYM 2005 "CIRCLE OF ROCK"』で演奏された際の映像が、42ndシングル「SPLASH!」の初回限定盤(グリーン)の特典DVDで発売された。
  5. Fly The Flag
    日本で創った楽曲で16ビートである。
    稲葉曰く、「Bメロに影響を受けて詞は寂しげな感じにした。“寂しいけど勇気はあるぞ”という世界を思い描いて書きました」。松本は「最初、往年のシックみたいのをヘヴィーにやってみようかと思ったのだが、こんなヘヴィーなアレンジじゃなくてもう少し昔っぽいディスコサウンドにするつもりだった。今のディスコみたいな打ち込みじゃなくて生音。そんな感じにしたかったんだけどしっくりこなくて。それで色々やったらB'zっぽくなった」とコメントしている。
  6. アクアブルー
    いくつか違うデモテープの曲を組み合わせて出来た曲。「愛のバクダン」が出来るまでは、シングル曲候補だった。
    稲葉によると、アクアブルーとは携帯電話の着信ランプのことで、複雑な男女の恋愛関係を女性視点で表した歌詞となっている。
    楽曲の一部は『BIG MACHINE』の頃からあったもので、そこに新しいメロディを加えて作ったらしい。松本は、間奏のギターに、ゲイリー・ムーアのシグネチュア・レスポールを使用している。本作では数少ない、長調の楽曲。
  7. 睡蓮
    メロディは、松本がTMGでのツアーの後に1人で作っていた。アレンジは、ロサンゼルスにて。
    稲葉曰く、「音のイメージで睡蓮という言葉が出てきた。それで実際に睡蓮の絵を書きながらストーリーを考えた。自分の知っている場面を掘り起こして」。
    ヴォーカルの出だしは、最初はファルセットではなかったが、本作完成後に、少し変えたいと思い、ファルセットで歌い直したという。
  8. Sanctuary
    本作の制作において最初に作り始めた曲。タイトルはすぐに浮かんだが、作詞には苦労したらしい。当初、サビにシンセの音が入っていたが、松本曰く「シンプルにというか生音にこだわっているアルバムなのでカットした」。
  9. Fever
    38thシングル「愛のバクダン」2nd beat。
    本来B'zは、初期の3つのシングルを除いて、2nd beatはアルバムには収録しない、というスタンスだったが、このアルバムで初めてそれが崩れた。また、この曲が『B'z LIVE-GYM 2005 "CIRCLE OF ROCK"』で演奏された際の映像が、42ndシングル「SPLASH!」の初回限定盤(イエロー)の特典DVDで発売された。
  10. 白い火花
    B'zにしては珍しく、ベースソロが存在する曲。松本曰く、「少し普段のB'zとは趣を異にしている」。
    最初に歌入れを初めて、最後まで歌入れを続けたという、本作において稲葉が最も作詞や歌入れに苦労した曲。
    仮タイトルは「ええじゃないか」で、Treasure Landで展示されていた小さな写真で確認できる。
  11. イカロス
    三連系の曲。A・Bメロはゆったりしていてサビから突然激しくなる、少し変わった構成の曲である。36thシングル「BANZAI」の頃に作ってあり、本作のために再レコーディングされている。その際に、シェーンによってリズム・パターンも少し変えられている。
    タイトルのイカロスについて稲葉は、「アテネオリンピックの時に本屋さんでギリシャ神話を買ってきて、まぁオリンピックとどんどん関係なくなったったけどいいなぁと思った。」と語っている。
  12. BLACK AND WHITE
    本来なら、前作『BIG MACHINE』に収録されるはずだったが、アルバムのイメージに合わないということで、アウトテイクとなり、今作に収録されることとなった。そのためドラマーがこの曲だけシェーン・ガラースでない。リフ先行で作られたのは松本曰く、「ギター・ソロではワーミー・ペダルを使って、またそれに重ねている。この曲も今作にうまくハマったと思う」。「白黒つけるのは大切なことなんだけれど、すべてのことでそれは必要なのか、それで誰が幸せになるのか」と稲葉は考えて作詞した。「Brighter Day」ができるまではラストナンバーになる予定だった。
    こちらも「THE CIRCLE」同様PVが存在しており、稲葉と松本が建物の前で演奏し、画面半分が彼らの鏡の世界になっている。
  13. Brighter Day
    DEVIL」以来の全英詞の曲。「愛のバクダン」より後にできた曲で本来は収録予定はなかったが、急遽追加された。歌詞は、最初から英語で書こうと思い「シェーンとかに協力してもらって、歌詞のフレージングと、歌になったときの英語の音の感じとかを試してみた」とのこと。そのため、メロディにあまり言葉を詰め込まずに緩やかに表情豊かに、韻を踏むというよりも、ストーリーを重視したらしい。歌詞カードには歌詞の日本語訳が公開されている。『B'z LIVE-GYM 2005 "CIRCLE OF ROCK"』では演奏されなかったが、2006年9月1日に行われた、dwango提供の完全招待制のプレミアムライブにて初披露された。2007年に海外のiTunes Storeで配信されたミニアルバム『B'z』にリミックスバージョンで収録されている。B'zとして全英詞のバラードが発表されたのは初。

[編集] 参加ミュージシャン

[編集] 関連項目


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