NGC 4314

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NGC 4314
ハッブル宇宙望遠鏡で撮影したNGC 4314の銀河核スターバースト環
ハッブル宇宙望遠鏡で撮影したNGC 4314の銀河核スターバースト環
星座 かみのけ座
見かけの等級 (mv) 11.4[1]
視直径 4′.2 × 3′.7[1]
分類 SB(rs)a[1]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  12h 22m 32s[1]
赤緯 (Dec, δ) +29° 53′ 43″[1]
赤方偏移 963 ± 5 km/s[1]
他のカタログでの名称
UGC 7443[1], PGC 40097[1]
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NGC 4314は、かみのけ座の方角に約4000万光年離れた位置にある棒渦巻銀河である。恐らく最も顕著な特徴は、明るく若い恒星の「銀河核スターバースト環」である。この環は、リンドブラッド共鳴が原因の1つになっていると考えられている。この爆発的な星形成は、過去数百万年続いていると考えられている。大部分の主系列星の寿命が数十億年であり、その誕生は銀河の中で均一ではないことから、このタイムスケールは著しく短い。銀河の中でのこのような環構造の進化を理解するためには、さらに研究が必要である。

関連項目

出典

  1. ^ a b c d e f g h NASA/IPAC Extragalactic Database”. Results for NGC 4314. 2007年4月5日閲覧。

外部リンク