JUXS-S1

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JUXS-S1

2012年10月7日 伊丹駐屯地にて

2012年10月7日 伊丹駐屯地にて

JUXS-S1は、日立製作所が開発した偵察・観測用の無人航空機[1]

主に陸上自衛隊で運用されている[2]

概要[編集]

JUXS-S1は防衛省技術研究本部と日立製作所が開発した小型の無人偵察ドローンである。

システムは、機体、市販のノートパソコンを元にした制御装置、伝送処理機材、アンテナからなる。これらシステム全体を2名で運用でき、小隊の隊員で運搬できる[2]

機体は無尾翼式で分解でき、胴体は強化発泡スチロール製と見られている。離陸は手投げかゴムロープで行う[2]

センサーの詳細は明らかにされていないが、可視光カメラや赤外線カメラなどを搭載できると推測される。また、収集した情報をネットワークで10式戦車などに送信できるとも言われている[2]

性能[編集]

  • 全長 約1m
  • 全幅 約1.5m
  • 機体重量 3.9kg

[2]

配備[編集]

2011年2月から配備が開始された[2]

事故[編集]

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 竹内修『軍用ドローンの脅威』イカロス出版、2020年1月20日。