JETEX
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
JETEXとは模型用の固体燃料ロケットエンジンである。
目次 |
歴史 [編集]
1947年に原型が開発され、1948年、初頭に模型雑誌向けに実演された。そして、1948年、6月には一般大衆が入手できるようになった。その時、エアロモデラー誌の表紙をJETEXが飾った。最初のエンジンはJETEX100だった。そしてより強力なJETEX350、JETEX200ができた。最も普及したのはサザンプトンのWilmot, Mansour & Company社から1950年に発売されたJETEX50だった。
概要 [編集]
JETEXエンジンは硝酸グアニジンの固体ペレットの燃焼によって作動する。燃料はICI(インペリアル・ケミカル・インダストリーズ)が製造した。エンジンケースはアルミニウム合金製で再使用できる。
JETEXは模型の分野において1940年代末~1950年代初頭にかけて大きな衝撃をもたらした。
エステス社の近代的なロケットと比較してJETEXはかなり異なっている。JETEXは低温の排気であり、飛行においても緩やかな加速である。低温の排気は扱いを容易にし、機体の断熱を必要としない。その一方で燃料の扱いは湿度の高い場所は変質する恐れがあるので避けて保管する必要がある。