Category‐ノート:日本の文化財

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「Category:日本の文化財」配下のカテゴリ構成について[編集]

文化財#日本の文化財保護法に定める文化財を参考に「Category:日本の文化財」配下のカテゴリをみると、現状は「Category:有形文化財」等のカテゴリは作成されてなく、「Category:登録有形文化財」等のカテゴリが「Category:日本の文化財」のサブカテゴリとして作成されています。「Category:重要無形文化財」のように作成されていないカテゴリもありますが、これは今後、該当する記事が増えたら作成されるのだろうと推測されます。

しかし、最近に「Category:記念物」が作成されて、このカテゴリ構成の例外になっています。そこで今後のカテゴリ構成について皆様のご意見をお伺いしたいと思います。そのために選択肢を幾つか作ってみました:

  • 選択1 : 日本の文化財に関する法令や制度、専門用語、関連組織などに関する記事は、「Category:日本の文化財」に集める。個々の文化財に関する記事(「江埼灯台」など)は、文化財の種類に対応したカテゴリ(「Category:登録有形文化財」など)に入れる。「Category:有形文化財」は作成しない。「Category:記念物」は除去する。「Category:日本の文化財」の直下の記事が増加(100個位?)したら見直す。
  • 選択2 : カテゴリ階層を1段増加させる。「Category:有形文化財」や「Category:民俗文化財」等などを作成する。「Category:重要文化財」は「Category:有形文化財」のサブカテゴリに移動する。有形文化財の記事も、「Category:日本の文化財」から「Category:有形文化財」に移動する。「Category:記念物」は残す。
  • 選択3 : 日本の文化財に関する法令や制度、専門用語、関連組織などに関する記事は、「Category:日本の文化財」に集めるが、数が増えたところから選択肢2に移行する。例えば、有形文化財に固有の記事が増加したら、「Category:有形文化財」を作成して記事やサブカテゴリを移動する。記事数が少ない間は「Category:有形文化財」の階層のカテゴリは作成しない。

今まで「Category:日本の文化財」は選択肢1で整理されていたように見えますが、一部で選択2式のカテゴリが導入されています。個人的には中間的な選択肢3がよいと思います。選択肢3だと当面は選択肢1で「Category:日本の文化財」直下の記事が増加したら段階的に選択肢2に移行する、逆に記事が少ない間は選択2は止めることになります。現在「Category:日本の文化財」には26個の記事がありますが、その中には「泣塔」や「朴舘家住宅」のように「Category:有形文化財」ができたら移動すべき記事がありますが数が少ない(20個に届かない)ので、同様な記事が一定数できてから「Category:有形文化財」を作成して移動というのが選択肢3です。もし、選択肢1で構成するならば「朴舘家住宅」は「Category:都道府県指定有形文化財」のようなカテゴリに入れることになると思います。いかがでしょうか?、急いで決める必要はありませんので、週から月単位の時間をかけて、ご意見を伺えればと思います。Sina 2007年9月2日 (日) 06:00 (UTC) (署名修正)--- 追記:「Category:有形文化財」を作成したとしても、国指定のみに限定し、「泣塔」と「朴舘家住宅」は市指定、県指定なので入れないという選択もあるかも。Sina 2007年9月2日 (日) 06:47 (UTC)[返信]

Category‐ノート:史跡Category‐ノート:記念物等で既に議論がヒートしていたようですが、おそらくカテゴリのイメージがお二人で異なっているのだろうと思いました。Greenland4さんは先の先まで考慮して予め構築しておくという観点、Sinaさんは現在の数や利便性を重視するという観点。数の点では、Wikipedia:カテゴリの方針#カテゴリ内の記事数の「項目が10に満たない状況ではまだカテゴリを作らない方がよいでしょう」との方針をおそらくGreenland4はご存じなかったのではないかと推察します(私も今まで知りませんでした)。Wikipediaの方針は誰でも暗記しているとは限らないので、議論の最初に提示されていれば無用な論戦にはならなかったかと拝察いたします。
本件日本の文化財関係のツリーに関しては、上記に纏められてこうなっていたのかと認識を新たにしましたが、構造を一瞥した限りでは当面Category:記念物は作る必要がなかったかと思います。ただせっかく作られたものなら存続して構わないとも思います。何とも玉虫色的風見鶏的意見で申し訳ありません。上記選択肢のうちでは3に近いでしょうか。新たにカテゴリ化する場合、100よりはずっと少ない数、例えば十数個くらいでカテゴリ化しても問題ないと思います。--КОЛЯ 2007年9月2日 (日) 09:55 (UTC)

Category:記念物を立ち上げた本人ですのでコメントしない方がいいのかもしれませんが、文化財関連のカテゴリにはいくつか問題点を感じています。確かに「項目が10に満たない状況ではまだカテゴリを作らない方がよいでしょう」という方針は存じ上げませんでした。КОЛЯさん、貴重なアドバイスと情報ありがとうございました。別に、自分がCategory:記念物を立ち上げたから言うわけではありませんが、いずれは上記選択肢のうちの2.に持っていくのが理想だと思います。

  1. カテゴリ構造を法令上の「文化財」のツリー構造に合わせれば、定義の面で混乱がないし、官庁の担当部局の構造も法令のツリー構造に対応しているから、その面でも紛れがない。また、このツリー構造は日本の文化財保護行政史に由来するものでもあるので行政史記事も含めることができる。
  2. さらに、たとえば「史跡」の場合(「有形文化財」でも同じですが)国指定の「史跡」も都道府県や市町村指定の「史跡」も包括的に扱えるうえに、史跡指定外の遺跡とも区別できる(同様に、有形文化財指定外の考古資料や美術品等と区別できる)。

以上の2点が、その理由です。 現状では、都道府県や市町村指定の「有形文化財」は行き場を失ってしまっています。また、同じような意味でCategory:日本の史跡でも、「日本国政府(文部科学大臣)が文化財保護法に基づき指定する文化財のうち、史跡に関するカテゴリ。地方公共団体のみにより指定されたものは含まない」と定義されていますが、地方公共団体指定の「史跡」も行き場を失い、海外の遺跡がなぜかCategory:史跡には入ってしまっているわけです。Category:史跡には、結局、海外の歴史公園や遺跡は入り、日本の史跡は入るんだけれども、しかし国指定だけにとどまり、都道府県指定史跡は法令上「史跡」なのだがWikipediaでは史跡にふくめないという妙なことになっています。Category:史跡は「遺跡」にでも名称変更し、そのなかにタイの「歴史公園」や日本の「史跡」、アメリカの「国立歴史公園」・「国立史跡」、世界遺産のうちの「文化遺産」、あるいは「考古遺跡」などをサブカテゴリにすればスッキリします。元来はおもに日本史分野で使用され、こんにちでは行政用語になってしまっている「史跡」を無制限に拡大解釈していくのは、いずれ問題が生ずると考えます。--Greenland4 2007年9月4日 (火) 17:29 (UTC)[返信]

ご意見ありがとうございます。КОЛЯさんの「当面Category:記念物は作る必要がなかった」の「当面」や「上記選択肢のうちでは3に近い」というお言葉、Greenland4さんの「いずれは上記選択肢のうちの2.に持っていくのが理想」の「いずれは」という部分などから、選択肢の1~3の中では、選択肢1(現状維持に近い内容)を選ぶ必要は無いという点では意見が一致しているように読み取りました(・・・選択肢1には拘らなくてよさそうでしょうか?まだご意見を書かれていない方で、異論のある方がいらっしゃいましたらお願い致します)。
相違があるとすると、今すぐにも選択肢2に移動すべくカテゴリを作成を急ぐべきか、選択肢3のように順番に移動するかでしょうか。この点については少なくとも、カテゴリを作成した後に記事を作成すればよいという作業の進め方は、カテゴリの方針「項目が10に満たない状況ではまだカテゴリを作らない方がよいでしょう」との関係から避けるべきと思います(1~2週間のうちに20個以上の記事を投稿できると豪語のうえ、実行もできると痛快ですけれど)。
既にできてしまったカテゴリ「Category:記念物」については、その後、定義が変更されて、都道府県、市町村が指定した文化財も入れるカテゴリになっています。またいつの間にか「Category:無形文化財」もできています。これらをどうするかは、カテゴリとして定着するか様子をみつつ、合意形成を計りたいと思っています。また時期をみてご意見をお願い致します。都道府県や市町村指定の文化財についてはセクションを改めます。Sina 2007年9月9日 (日) 10:42 (UTC)[返信]

話が込み入っていてわかりづらいのですが、要するに(1)「日本の文化財」の直下のカテゴリ構造をどうするのか、(2)都道府県指定とか未指定物件の扱いをどうするのか、(3)「史跡」という言葉の解釈、このあたりがポイントではないかと思いました。ここでは(1)の件についてのみ意見を述べ、(2)(3)についての意見は下の方にあらためて書きます。さて、基本的なところを確認しておくと、日本の文化財保護法は、「文化財」を「有形文化財」「無形文化財」「民俗文化財」「記念物」「文化的景観」「伝統的建造物群」の6種類に大別しています。いちばんわかりやすい無形文化財の場合を例にとれば、「重要無形文化財」という語は国が指定したものを意味し、「重要」の付かない「無形文化財」は、国指定・自治体指定・未指定物件を包含した、より広義の概念です。Sinaさんのいう「カテゴリ階層を1段階増やす」とは、これらの広義の概念をカテゴリ化するかどうかという話だと思います。Sinaさんのいう「選択2」の形にもっていくとすると、「Category:日本の文化財」の直下には「有形文化財」「無形文化財」「民俗文化財」「記念物」「文化的景観」「伝統的建造物群」が入り、これらの1層下に「重要無形文化財」とか「史跡」とかが入ることになります。文化財保護法では別の条文で言及されている「埋蔵文化財」とか「文化財の保存技術」をこの階層に入れてもよいでしょう。現状はどうなっているかというと、「Category:無形文化財」「Category:民俗文化財」「Category:記念物」はすでにできていますが、整然としたツリー構造ではなく、「Category:日本の文化財」の直下に横並びにずらーっと入っています。私が思うには(皆さんが今までさんざん議論してきたことに対して失礼な言い草かもしれませんが)、カテゴリ構造については、現状のままであまり問題はないんじゃないでしょうか。すでにできている「Category:記念物」等をわざわざ削除する必要はないし、現状あまり必要のなさそうな「Category:文化的景観」等を急いで作る必要もないと思います。個々のカテゴリの定義がしっかりしていて、何をそこに入れるのかがはっきりしていれば、「ツリー構造」にはあまりこだわらなくていいのではないかというのが私の考えです。文化財保護法に定める6種の文化財のうち、「有形文化財」は明治以来100年以上にわたって指定され、国指定物件だけで約12,000件あるのに対し、「文化的景観」「伝統的建造物群」の2つは歴史が浅く、件数も少なく(国選定の「重要文化的景観」は2007年現在4件のみ)地方自治体の文化財保護条例ではこの2つのカテゴリを設けていないところが大半です。したがって、「Category:文化的景観」「Category:伝統的建造物群」はまだ作成しなくてよいと思います。「現状では都道府県指定の有形文化財は行き場を失う」との指摘がありましたが、「Category:都道府県指定史跡」「Category:都道府県指定名勝」「Category:都道府県指定天然記念物」はすでにできており、これにならって「Category:都道府県指定有形文化財」を作ればいいと思います。Sinaさんが例に挙げている「泣塔」や「朴舘家住宅」のような個別の文化財記事は、「Category:有形文化財」に入れるのはいかがなものかと思います。県指定物件なら「Category:都道府県指定有形文化財」、民家建築なら「Category:日本の民家」等に入れ、そこにも入らない市町村指定や未指定物件であれば、市町村カテゴリに入れるか、「○○県の建築物・観光名所」「○○県の自然景勝地」というカテゴリがすでに存在するので、そこに入れてはどうでしょう。--Urania 2007年9月30日 (日) 05:18 (UTC)[返信]

都道府県や市町村指定の文化財について[編集]

国指定の文化財と都道府県や市町村指定の文化財をどのように整理するかについて、現状、国指定のものについては「Category:重要文化財」や「Category:登録有形文化財」などのカテゴリ群があり、ここには都道府県や市町村指定の重要文化財は入れないことになっています。重要文化財#都道府県・市町村指定文化財などの解説をみるとこのカテゴライズには一理あると納得できます。一方、天然記念物については、国指定のものについては「Category:天然記念物」、都道府県指定のものについては「Category:都道府県指定天然記念物」が作成されています。 そこで、都道府県や市町村指定の文化財に関する記事について、天然記念物にならって、必要に応じて「Category:都道府県指定○○○」「Category:市町村指定○○○」のような名称のカテゴリを作成して整理していっては如何でしょうか?

  • 国指定の文化財: Category:日本の文化財 {> Category:有形文化財} > Category:重要文化財 など等
  • 県指定の文化財: Category:日本の文化財 > Category:都道府県指定文化財 > Category:都道府県指定有形文化財 など等
  • 「Category:都道府県指定文化財」の配下には記事数に応じて、「Category:○○県指定文化財」や「Category:○○県指定有形文化財」などを設置する。
  • 「Category:○○県指定文化財」の親カテゴリは「Category:日本の文化財」「Category:○○県」、「Category:○○県指定有形文化財」の親カテゴリは「Category:有形文化財」や「Category:○○県」あるいは「Category:○○県指定文化財」でしょうか。
  • 市町村指定は、都道府県指定と同じ感じで。

ご意見をよろしくお願い致します。Sina 2007年9月9日 (日) 10:42 (UTC)[返信]

うまく考えが纏まらなかったのでそのままにしてしまいましたが、要は国指定、都道府県指定、等の下に無形文化財、史跡、等を置くか、それとも無形文化財、史跡、等の下に国指定、都道府県指定、等を置くかの問題と考えております。私の意見はSinaさん原案と違い、例えばCategory:日本の史跡の下に国指定も都道府県指定も市町村指定も入れてしまう、というものです。ですからCategory:大阪府の史跡の中に大阪府指定、大阪市指定、等が入ることになります。現在も自治体指定の史跡が入っているようです。そして自治体のみの指定は含まない旨のカテゴリ定義を除きたいと思っております。問題は、自治体で用いている名称が自治体によって異なり、「有形文化財」を用いるところもあれば「重要文化財」を用いるところもある、という事情をどの程度考慮すべきか、悩ましいところです。--КОЛЯ 2007年9月17日 (月) 16:44 (UTC)
ご意見ありがとうございます。「現在も自治体指定の史跡が入っている」とのご指摘で、確かにCategory:大阪府の史跡はそうなっていました。他の県を7~8個みてみましたら、Category:日本の史跡と同様に国指定のカテゴリになっていました。つまり混在していたのですね(Category:大阪府の重要文化財は国指定)。同様な形式のカテゴリで中味がちょっと違うものを混在させるのはよくないと思いますので、どちらにそろえるかは別としても、統一すべきだと思います。Sinaの原案(と名前を付ける程のものではありませんが)は、現状のカテゴリ構成をそのままに拡張しましょうという内容のつもりでしたので、現状では問題があるならば、それは修正されるべきだと思っています。それで「問題点は何か」について考えてみましたが、「重要文化財」のように国指定とそれ以外を分離したいものがあるならば、国指定・県指定という構成にするのはそれなりに自然だと感じます。他にはどんな事情があるのでしょうか。Sina 2007年9月17日 (月) 17:57 (UTC)[返信]
文化財には、指定(登録、選択、選定)されたものとそうでないものとがあるわけで、指定されていないから「史跡ではない」、とはならないと思います。誰かが新規執筆したとします。とりあえず大阪府内にあって「史跡」と名づけるに相応しいものである、というところまでは解る、しかし、国や府の指定がなされているかどうかまでは知識がない。そういう場合、Category:大阪府の史跡の中にCategory:大阪府の国指定史跡と“その他の未分類項目群”が入っている形態であれば、とりあえずCategory:大阪府の史跡を貼ることができます。しかしCategory:国指定文化財の下にCategory:国指定史跡Category:大阪府の国指定史跡という形態の場合、上記のような項目は入る場所がなくなると思います。それとも、後者(Sinaさん原案?)の場合でも、指定機関を問わないCategory:大阪府の史跡とかCategory:日本の史跡とかのカテゴリーは残すことになるでしょうか。--КОЛЯ 2007年9月19日 (水) 16:38 (UTC)

史跡めぐり」というような場合で「史跡」という言葉を用いる場合、確かに国指定なのか、都道府県指定なのかはあまり問われていない気はします。史跡に限らず記念物は、名勝でも天然記念物でも一般的に土地に結びついた文化財なわけで(天然記念物の動物個体指定だけは例外)、そういう場合、たとえば、古戦場跡であるとか、旧街道跡であるとかは指定されにくいというのはあります。というのも、指定面積が限定できないわけですから。また、平将門の首塚などのように伝承地としては長い歴史をもつが実際のところ、史実としては将門の首が埋葬されているとは到底言えないようなところも「史跡」とは呼びにくいわけで、これは、東京都では「記念物」には含めていますが「史跡」には含めず、それとは別のカテゴリ「旧跡」を設け、保存措置を講じています。小石川御薬園も、いまは東大植物園になっていますが、往事に植栽されたものとは内容も構成も異なっていますし、施設などの面でも往事の痕跡はとどめないので「旧跡」に含めています。「長屋王邸宅跡」のように保存されていれば特別史跡クラスであっただろうというような遺跡も、現状では遺跡が破壊されて「奈良そごう」になっていますので、「史跡」とは呼びにくい。調査がなされ、記録はとられているわけなので、かろうじて「遺跡」(厳密にはモト遺跡)とは呼べるだろうと思います。

史跡かそうでないかを、個人個人の主観に委ねるとしたら、かなり難しいことになるとは思います。われわれの周囲を見渡すと昭和時代の史跡、平成時代の史跡でないものはありません。極端なことを言えば、そうなります。有名人にまつわるものに限定しても、伝承地まで含めると有名人ゆえにあちらこちらに「ゆかりの地」なるものがあります。そしてまた、上位カテゴリとの整合性を考えると、文化財とは言えない史跡、記念物とは言えない史跡が大量に発生することも考えられます。指定外のものまで史跡にカテゴライズするのは問題ありと考えます。

ただ、КОЛЯさんがおっしゃるように、国指定と地方公共団体指定との区別がそれほど重要で、それに応じたカテゴリが有用かというと、これまた疑問でもあります。男鹿市の脇本城などは、2年おきで市指定史跡、県指定史跡、国指定史跡といわば昇進しましたが、そういうことがウィキペディア執筆者によって十分に追跡されているかといえば、そうではありません。また、この場合、男鹿市に所在する城跡(遺跡)であるということがやはり大切で、指定機関がどこであるかは利用者にとっても執筆者にとってもさほど重大ではないように思います。Sinaさんのカテゴリ案では確かに重複だけは回避されますが、効用としてはそれだけです。蛇足ながら、現状では国史跡に指定されれば県指定は解除されることになっていますが、そういう慣行を批判する声もあります。

本来はカテゴリーは「あれば便利」という程度のものであり、それ以上のものではありません。圧倒的に記事数が足りない状況で、そうした枝葉末節に属することに議論を重ねるのもどんなものかとも思います。私の案は「大阪府の史跡(指定機関問わず」の下に「大阪府指定史跡(府の指定)」が来る構造で、必要に応じ「大阪市指定史跡」など市町村指定が追加されるようなものです。ことさら「大阪府の国指定史跡」は不要かと思います。有形文化財、無形文化財については、土地とは切り離されたものですから、「有形文化財」・「無形文化財」(ともに指定機関問わず)のなかに「国宝(国指定)」とか「重要無形文化財(国指定)」のカテゴリーがくるのが合理的と考えます。--Greenland4 2007年9月22日 (土) 09:01 (UTC)[返信]

前半の「Category:日本の文化財配下のカテゴリ構成について」については、Sinaさんの言う「選択3」が妥当だと思います。後半の「都道府県や市町村指定の文化財について」に関しては、カテゴリ構造をどうするか、国指定と都道府県指定を区別するか、「史跡」の語義の解釈等、複数の問題がからんでいて議論が錯綜していますが、Sinaさんの案がおおむね妥当と考えます。ただし、「『Category:○○県指定文化財』の親カテゴリは『Category:日本の文化財』」というのは今までの議論と矛盾しており、「Category:日本の文化財」の直下には「有形文化財」「記念物」等が来て、その下に「都道府県指定有形文化財」等が来るのが妥当だと思います。史跡に関しては、未指定物件は含めないこと、国指定と自治体指定は区別すること、日本国外のものは史跡でなく遺跡と称すること、以上が妥当だと思います。以上の私見についてはもう少し詳しい説明が必要かもしれませんが、それは追って書かせていただくということで、ご容赦ください。--Urania 2007年9月24日 (月) 00:45 (UTC)[返信]
文化財に関しては、Uraniaさんが一番お詳しいようなので、Uraniaさんの御意見に従いたいと思います。ただ、Category:都道府県指定史跡については、いまひとつ使い勝手がよくない気はします。具体的には、大阪府指定であったり群馬県指定であったりするわけで、カテゴリ一覧をみても所在地がつかめませんし、そこでは47の指定機関が混在することになります。КОЛЯさんがおっしゃるように、指定機関はわからないけれども、所在地情報だけはつかんでいるという状態も少なくありません、というか、調べごとをする場合はその方が圧倒的に多いでしょう。調べごとの役に立たないカテゴリは淘汰されるべきです。確かに各都道府県指定史跡の記事数そのものが現状では少ないので、当座はCategory:都道府県指定史跡という状態でもやむを得ないとしても、いずれは「大阪府指定史跡」のようなカテゴリを設けるべきですし、記事の充実をはかるべきです。問題点は、現状では、国指定史跡が都道府県別にCategory:群馬県の史跡というふうにカテゴライズされているので、そこをどう調整していくかです。国指定と自治体指定は区別した方がベターだとは思いますが、Category:群馬県所在の国指定史跡だと少し冗長な感じはします。--Greenland4 2007年9月27日 (木) 13:36 (UTC)[返信]

利用者:Uraniaです。複数の案件について1回の投稿で済ませたいので、少々長くなりますがごかんべんください。「都道府県指定○○」というカテゴリを作るかどうか、つまり、国指定物件と自治体指定物件を別カテゴリにするかどうかですが、私は分ける方に賛成です。ただし、「Category: 都道府県指定史跡」「Category: 都道府県指定名勝」「Category: 都道府県指定天然記念物」は議論以前にすでにできているので、あとは現状を追認して「Category: 有形文化財」等を作るかどうかだと思います。ところで、「Category:日本の文化財 > Category:都道府県指定文化財 > Category:都道府県指定有形文化財」というカテゴリ階層はいかがなものでしょうか。このページの上の方では「Category:日本の文化財」の直下にカテゴリを1階層増やして、そこに「Category:記念物」とか「Category:有形文化財」とかの基本概念をもってくることが議論されています。この線でいけば、「Category: 都道府県指定有形文化財」は「Category:有形文化財」の下に来るのが筋であって、「Category:日本の文化財 > Category:都道府県指定文化財 > Category:都道府県指定有形文化財」のように指定主体を軸とした、別の理念に基づくカテゴリ構成を混在させると、全体として統一性のないものになってしまうと思います。

文化財カテゴリについて考える際、「重要文化財」「史跡」「名勝」「天然記念物」等の用語の意味を統一させておく必要があります。つまり、これらの用語を文化財保護法に則った厳密な意味で使うのか、もっと広い意味の通俗的な用法で使うのかです。この点を統一しておかないと、話がわかりにくくなると思います。ウィキペディアは観光ガイドではなく百科事典を作るプロジェクトですから、用語の解釈も文化財保護法の規定に沿ったものに統一するのが一番中立的で明確だと思います。つまり、「重要文化財」「史跡」「名勝」「天然記念物」はいずれももっぱら国指定物件を指す用語と解釈し、それ以外のたとえば県指定物件等は含めず、必要なら別途「都道府県指定○○」というカテゴリを立てるということです。この中で「重要文化財」という用語はしばしば誤解されているので、くどいようですが、説明しておきます。法令上、「重要文化財」とは「国が指定した有形文化財」を指す用語で、それ以外の意味はありません。したがって、「Category:重要文化財」には国指定物件以外入れるべきでなく、この点は議論の必要がありません。「県指定の重要文化財もあるじゃないか」という反論があるかもしれませんが、それはあくまでも「○○県指定重要文化財」であり、この場合「○○県指定」を略して単に「重要文化財」と呼ぶことはできません。県指定の有形文化財のことを長野県では「県宝」、鳥取県では「保護文化財」と呼びますが、これらをひっくるめた上位概念は「有形文化財」であって、「重要文化財」ではありません。なお、「国指定史跡」とか「国指定重要文化財」とか、「国指定○○」というのは法令や官報告示には登場しない通称であり、「国指定○○」というカテゴリはできるだけ立てないでほしいと思います。

次に、「史跡」に関して「指定外のものまで史跡にカテゴライズするのは問題あり」とのGreenland4さんの意見に賛成です。「史跡」という用語は指定物件のみを指す場合と、指定の有無にかかわらず歴史的な名所旧跡をばくぜんと指す用法とがありますが、個人の主観によって、指定外のものまでどんどん「史跡」に入れるなら、岡本太郎の「太陽の塔」も「大阪府の史跡」に入れていいことになってしまいます。ここはやはり狭義(指定物件のみ)に解釈すべきでしょう。次に、「国指定と地方公共団体指定(の史跡)との区別はそれほど重要でない」「『大阪府の史跡』の中に国指定も府指定も入れる」という意見には賛同いたしかねます。その理由は大きく分けて2つあります。1つ目の理由ですが、都道府県や市町村指定の史跡は、当該都道府県や市町村にとって重要なものとして指定されるのに対し、国指定の史跡は、その史跡が所在する地域にとってだけではなく、日本国全体にとって価値が高いものとして指定されているので、国指定物件を他と区別することには一定の意味があると思います。都道府県指定物件等を全く無視するなら問題ですが、それらを国指定物件と「区別」するのはありだと思います。記事を執筆した人や地元の人には失礼かもしれませんが、たとえば「みたらし様」とか「つぼのいしぶみ」のような記事を国の史跡と一緒にカテゴライズすべきなのだろうか、と思います。もう1つの理由は全体の整合性という点です。他のたとえば「重要文化財」などは国指定のもののみをカテゴライズの対象としているので、他との整合性をはかる意味でも国指定の史跡とそうでないものは分けるべきだと思います。現状、「Category: 都道府県指定史跡」はすでにできています。また「Category: 日本の史跡 (都道府県別)」もあり、47都道府県の全部について「Category:○○県の史跡」ができています。これらは、「指定機関を問わない」カテゴリではなく、当該都道府県に所在する、国指定の史跡のカテゴリです。カテゴリではなく記事の「日本の史跡一覧」とそこから分割された地方別史跡一覧も国指定物件の一覧です。つまり、史跡に関しては現時点でもそれなりに体系的に整理ができており、国指定は国指定、都道府県指定は都道府県指定と区分けがされています。この体系を崩して、たとえば「Category:大阪府の史跡」の中に国指定も府指定も入れてしまうというのはどうかなと思います。「Category:○○県の史跡」を見ると、47都道府県のうち「Category:大阪府の史跡」だけが定義が他と違っていて、府指定史跡やそれ以外のものまで入っていますが、これでは整合性を欠いており、他県と定義を一致させるべきです。ついでに言うと、「○○県指定文化財一覧」という一覧記事も47都道府県分が全部できていますが、これらは現状ではごく一部の物件だけを恣意的に収録した中途半端な一覧になっているので、これを整備することで、「Category: 都道府県指定史跡」の「使い勝手の悪さ」をカバーできるのではないでしょうか。また、市町村指定・未指定物件であれば、市町村カテゴリに入れるか、「○○県の建築物・観光名所」「○○県の自然景勝地」というカテゴリがすでに存在するので、そこに入れてはどうでしょう。なお、КОЛЯさんが例示している「とりあえず大阪府内にあって「史跡」と名づけるに相応しいものである、というところまでは解る、しかし、国や府の指定がなされているかどうかまでは知識がない」場合についてですが、そのようなあやふやな知識や情報しかない場合は、急いでカテゴリを貼る必要がないと思います。--Urania 2007年9月30日 (日) 05:26 (UTC)[返信]

項目に対して、急いでカテゴリを貼ることもない、という選択肢は考えておりませんでした。それを考えるならUraniaさんの意見に賛成します。危惧されるのは、「Category:史跡」は国指定のものである、と定義しても、そうでない項目に「Category:史跡」を貼ってしまう執筆者はどうしても現れてしまうだろう、ということです。気づいた人が地道に取り除くしかないでしょうか。
あと、9月に私がコメントを書いた頃、文化財保護法の「史跡」の扱いについてちょっと勘違いしておりました。国指定の史跡と自治体指定の史跡類を包括するような「史跡」という概念があるのかと思っておりましたら、ないんですね。「記念物」にまで広がってしまうんですね。というわけで9月に書き込んだ私の文章には修正すべき点があります。が、何らかの手段で国指定の「Category:大阪府の史跡」と大阪府指定の史跡、大阪府内市町村指定の史跡が並ぶようなカテゴリがあると便利だろうという気はします。有形文化財等についても同様です。当初、指定機関にこだわらない意見を書いたのはそういう趣旨です。--КОЛЯ 2007年10月1日 (月) 02:24 (UTC)
Uraniaさん、КОЛЯさん、ありがとうございます。まとめられたご意見に概ね同意します。
Wikipediaでのカテゴリ名称として「重要文化財」「史跡」「名勝」「天然記念物」の意味に、ゆらぎが無いように固めておくことは大切なポイントで、その際、「史跡」を一般的な意味内容ではなくて、国指定されたものという限定的な定義にすることも選択肢としてありえると思います。その場合、課題として既にある「Category:史跡」と「Category:日本の史跡」の修正、また、一覧記事などで使われている「日本の史跡」という表現を見直すか否かという点があるかなと思います。用語の使い方が到る所で統一されていることは分りやすさにつながるはずですから・・・。
КОЛЯさん、カテゴリの定義に反した記事を追加したり、定義と矛盾する親カテゴリを付加したりすることは良くある間違いなので、気が付いた人が元に戻すのが通常だと思います(時には、間違いだと気が付いて頂けない場合もあって、嫌な思いをすることもありますけれども)。
国指定と都道府県指定とを別カテゴリに区別することも、Sinaには自然に感じます。
「Category:都道府県指定文化財」については引き下げます。直ぐに作成する必要を感じてのものではありませんから、まず「Category:有形文化財」のシリーズでカテゴリ構成を整備することを優先させて、その後に別の観点のカテゴリセットも必要ではないかと感じられた時には改めて提案することにさせて下さい。
あと、「泣塔」や「朴舘家住宅」については、Category:日本の文化財 の直下にずっと置いてあるのが気になって、Category:有形文化財 を作るならば、これらの記事を移動することを考えていました。Category:都道府県指定有形文化財 が出来るならば、(Category:日本の文化財よりも)Category:有形文化財よりも Category:都道府県指定有形文化財 に入れるのが適当だと思います。(その他、幾らかモヤモヤしたところがありますが、また時間ができたときにコメントします。気が付いたらご意見を頂ければ幸いです。)Sina 2007年10月1日 (月) 12:34 (UTC)[返信]

ウィキプロジェクト設置のお知らせ[編集]

Wikipedia:ウィキプロジェクト 文化遺産保護制度を開設しました。日本の文化財に関しても、このプロジェクトの扱う範囲に含まれてくると思われます。カテゴリの議論に関してもこのプロジェクトで行ってまいりますので、ご参加ください。--ミッキーマウスのぬいぐるみ 2008年4月5日 (土) 05:03 (UTC)[返信]