BVE Trainsim

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BVE Trainsim
開発元 mackoy
最新版 ver. 4.2.1947.2535 / 2005年3月1日
対応OS Microsoft Windows
ライセンス フリーソフト
公式サイト BVE Trainsim web site
  

BVE Trainsimは、mackoy氏によるWindows用鉄道運転シミュレーションゲームのフリーウェアである。一般にはBVEと略され、多くの鉄道運転シミュレーションのフリーウェアの中でもトップクラスの人気を誇っている。

目次

[編集] 特色

mackoyによる同フリーウェアの公表は2000年2月から始まり、さまざまな試行錯誤を経て現在に至っている。画像処理などでは独自のプログラムを用いた「電車でGO!」などの市販品に劣る部分もあるが、逆に一定のコンピュータの知識さえあれば(CSVファイルで作成)一般ユーザーに理解できるものであるために、ユーザーがプログラムに則った独自の鉄道路線を作ることができる。また、開発者自身もユーザーの路線作成の便宜を図るさまざまなプログラムを作成した。例としてBVE本体を起動せずに路線のプレビューが見られるプログラムや、車両の性能を操作できるプログラムなどがある。

これらが人気の大きな要因となり、多くのユーザーがさまざまな路線を作成し、ネット上で公開するようになった。中には素人が作成したとは思えない高品質なものもある。こうしてBVEは2003年後半期あたりから鉄道ファンの中で知名度が徐々にあがっていった。また英語版の当記事にもあるように、海外の鉄道ファンの間でも広く認知されている。

[編集] 名称

旧称は「暴走ビューエクスプレス」(Boso View Express)であり、この名称はJR東日本255系電車の愛称である「Boso View Express」(房総ビューエクスプレス)の「房総」と「暴走」をもじったものである。

現在は、誤解を生みやすい、また英語表記ではどう発音されるかわからないという理由で、「BVE Trainsim」と名称統一されている。

[編集] バージョンの変遷

BVE1

2や4と違い、試験モードがある。現在は公開されていない。

BVE 4

2005年1月、BVE 4の正式版がリリースされた。保安装置をプラグイン化したことで自作が可能になり、私鉄ATSATCが再現できるようになる(ATOによる自動運転も可能)。また、計器とサウンドのコントロールも可能なので、モニター装置などの別の用途も工夫次第で可能である。しかしスペックの低いPCでは動作が不完全な場合がある。
他の新機能は以下の通り。
  • セクションの定義
  • Direct3D によるパネルの描画
  • Xファイルをサポート

次期BVE(BVE5)

公式サイトによると次期BVEを開発中との事。
今までのバージョンではDirectX10の仕様上、Windows Vista上での動作は出来なかったが、次期BVEにおいてはDirectX10に対応し、Windows Vista及びWindows 7上での動作が出来る模様。

[編集] 評価

BVEは実際の鉄道車両運行上のルールをプログラム上できる限り再現することで、リアリティの高い運転環境のシミュレートを目指し、ある程度実現に成功した。

これまで市販されてきた多くの鉄道運転シミュレータはそういった煩瑣な規則などを省き、多くのユーザーに受け入れられるよう娯楽性の向上を目指していた。特に「電車でGO!」はその傾向が強く、そのために多くの鉄道好きのユーザーの心をつかみ、2000年前後の大ヒットの大きな理由となった。しかし、そのような鉄道運転シミュレータに飽き足りず、走行音・運転台・性能の徹底した再現など、よりリアリティの高い鉄道運転シミュレータを望む鉄道マニアも多かった。BVEはそうしたコアなユーザーに受け入れられた部分が大きい。

また、ユーザーが、積極的に自分の好きな路線を作成して、web上で公開するようになった。ユーザー同士の路線作成手法の交換や、各人が作成した路線の品評なども各種電子掲示板などを通じて盛んに行われるようになった。BVEは単なるゲームにとどまらず、ネット上で一大コミュニティを築き上げたのである。逆にいえば、ネット社会であればこそこれだけ多くのユーザーに愛されるようになったともいえる。

一方、データの無断転載をはじめとするトラブルが頻発するようになってきているのも事実である。それらが当事者だけの問題にとどまらない場合も増えており、データの公開中止を余儀なくされるケースもある。ガイドラインの制定などといった動きもあるが、ユーザー間におけるトラブルをどう防ぐのかは今後の課題の一つになっている。

また、JASRACにより発車メロディの公開も制限がなされている。注意すべきことを参照

[編集] 動作上の問題点

一部のPCでは動作が不完全な場合もある。スペックによっては路線データそのものが読み込めない場合、グラフィックボード(AMD製)等の相性やスペックの問題からオブジェクトが透過されない場合がある。また、DirectX10対応の一部のグラフィックボードでもオブジェクトが透過されない場合がある。



[編集] その他

ほかの多くの鉄道運転シミュレーションは、無理な運転をすると脱線をするという機能はあるが、BVEは、今のところそのような機能はなく、どんな運転をしても、脱線することはない。以上のことから、路線データによっては、通勤電車で時速200キロを出すという非現実的な運転も可能である。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク