1853年の相撲

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1853年の相撲(1853ねんのすもう)は、1853年の相撲関係のできごとについて述べる。

できごと

この年、マシュー・ペリー率いる黒船が浦賀に来航。江戸相撲の年寄の願いにより、力士が浦賀警備に参加する。4月2日(旧嘉永6年2月24日)、力士たちが海岸で米五斗俵をさし上げたまま歩いて見せ、外人たちを唖然とさせた。その後仮御殿で土俵入りと稽古相撲も披露し、小柳常吉は米国の水兵3人を一時に相手にし、一気に倒したという[1]

興行

  • 2月場所(江戸相撲)[2]
    • 興行場所:本所回向院
    • 晴天10日間興行
  • 6月場所(大坂相撲)[3]
    • 興行場所:北堀江
  • 11月場所(江戸相撲)[4]
    • 興行場所:本所回向院
    • 晴天10日間興行

脚注

注釈

出典

  1. ^ 酒井, pp. 348–349.
  2. ^ 酒井, pp. 345–346.
  3. ^ 酒井, p. 346.
  4. ^ 酒井, pp. 347–348.

参考文献

  • 酒井忠正『日本相撲史 上巻』ベースボール・マガジン社、1956年6月1日。