魔法使いになる方法
| 魔法使いになる方法 | |
|---|---|
| ジャンル | ゲームパロディ |
| 漫画:ラグナロクオンライン となりの魔法使い | |
| 作者 | おこさまランチ |
| 出版社 | エンターブレイン |
| 掲載誌 | ラグナロクオンラインアンソロジーコミックシリーズ |
| レーベル | マジキューコミックス |
| 発売日 | 2005年9月12日 2006年1月10日 2006年5月10日 |
| 発表期間 | 2003年1月30日 - 2006年1月30日 |
| 巻数 | 全3巻 |
| 話数 | 全53話 |
| その他 | 一部同人誌作品を収録 |
| 漫画:ラグナロクオンライン プリさんの秘密日記 | |
| 作者 | おこさまランチ |
| 出版社 | 双葉社 |
| 掲載誌 | ラグナロクオンライン4コマKINGDOM |
| レーベル | アクションコミックス |
| 発売日 | 2007年7月28日 |
| 発表期間 | 2002年12月23日 - 2006年6月28日 |
| 巻数 | 全1巻 |
| 話数 | 全20話 |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
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『魔法使いになる方法』(まほうつかいになるほうほう)は、おこさまランチによる漫画作品。MMORPG「ラグナロクオンライン」(以下、ROと略す)をテーマとする一般向け同人誌漫画として誕生、後にエンターブレイン並びに双葉社、さらにブロッコリー及びジャイブよりそれぞれ発行されている同ゲームのアンソロジーコミックにも寄稿され、前2社からは単行本も発売された作品である。本項では主に単行本化された部分を中心に記述する。
目次 |
[編集] 概要
冒険に出かけてはしばしば戦闘不能となるドジだが誰からも好かれる人柄の魔法使い・マジ子と、彼女の姉妹、ギルド仲間や友人たちの冒険や友情の物語を、明るい笑いを交えながら描く冒険ギャグ漫画。また、マジ子自身や彼女を巡る周囲の人々の恋愛模様を描くラブコメディとしての要素もある。作品形態は概ねストーリー漫画だが、一部に4コマ漫画形態も含まれる。
ROがベータテスト中の2002年より著者所属のサークル「仙弾」(せんだん)発行の一般向け同人誌作品として発表が開始され、翌2003年より双葉社とエンターブレインからほぼ同時期に出版が開始されたアンソロジーコミックにそれぞれ人間関係を若干変化させた形(後述)で連載され、各々2006年までの掲載作品をまとめた単行本が発売された。さらに、ブロッコリーやジャイブが発行するROアンソロジーコミックや雑誌などにも寄稿された。そうした背景もあって単行本としての本作には異なる2つの作品名がつけられているが、世界観・主要登場人物・主な出来事などいずれも共通であり本質的には同じ作品のため、本項では同人誌としての主シリーズ名『魔法使いになる方法』を項目名として併せて記載する。他の作者と共同出版される同人誌の場合、タイトルが異なる場合がある。なお、アンソロジーや同人誌としての作品の発表は2010年9月現在も継続されている[1]。
ROを扱う漫画作品に比較的多く見られる“ROの世界観を舞台としたファンタジー漫画”ではなく、時折各キャラクターを操作する現実世界のプレイヤーが漠然とながら描かれたり、「別キャラクター」[2]や「ネカマ」[3]「寝落ち」[4]「AFK」「引退」[5]「蚤の市」[6]などの話題や「エモーション」[7]の使用など、オンラインゲームあるいはROならではの習俗やシステムなどを表現する場面が頻出するのが特徴。一方、マジ子姉妹が自宅に住み私服で過ごしていたり、転職や別キャラクターへの交替の際には衣服を着替える描写がある[8]などキャラクターの生活感ある場面が描かれるのも他の同種作品と異なる特徴である。加えて、物語の舞台となっているワールドサーバが明らかにされている[9]のも極めて珍しい例である。
ROを扱う他の漫画では職業が同じキャラクターが重複して登場しないか、複数登場する場合は特に差別化を行わない場合が多いが、この作品では同じ職業のキャラクターが複数登場し、そのうち一部キャラクターについては服装デザインの差別化が図られている。同様にマジ子やプニ~ストらが装備するサークレット[10]など、同一の装備品でも若干異なるデザインが施されているものがある。
登場人物の呼称は、固有の名前を持つ一部の者を除き、そのキャラクターの職業や立場を示す愛称やあだ名といった通称名で表されている。これは読者に対しキャラクターの職業を判りやすくするためと説明されている。こうした呼称などは他の作品でも見られるが、この作品では当該通称名で呼ばれる職業ではなくなっても呼称が変化しない特徴がある。「マジ子」は本来女性マジシャンを表す通称だが、本作のヒロインはウィザードやハイウィザードになってもマジ子と呼ばれている、などが好例。登場人物の一部は、作者及び周囲のプレイヤーがモデル。また、登場人物の項で触れるとおり、作者と交友のある他の漫画家がプレイするキャラクターがモデルの人物や、他の漫画家の作品から登場するキャラクターも居る。
[編集] 『となりの魔法使い』と『プリさんの秘密日記』
両者の共通点は、上述した本作そのものの特徴のみならず、共にキャラクターにおける時間の流れが共通している点が挙げられる。即ち、マジ子がウィザードとなった前後からハイウィザードになって間も無くまでを収録しており、これは『となりの魔法使い』第3巻巻末に収録された年表によると2002年12月頃から2005年10月頃までの出来事である。この間における登場人物相互の職業やギルド所属状況、あるいは交友関係(恋愛感情を含まない関係)には全く相違が無い。
両者の相違点としては、主に登場人物間の恋愛関係とそれに伴う一部キャラクターの性格・行動の違いが挙げられる。また、収録内容における違いも挙げられる。具体的には以下の通り。
- 『となりの魔法使い』では恋愛関係が複雑に描かれており、一部登場人物間には三角関係さえ存在し、それぞれの登場人物の心理描写や意外性のある面が描かれるなど、深みが与えられている。また、単行本化に際して同人誌を収録したり大幅な改訂・描きおろし(第2巻「LaPlace」や各巻プロローグなど)が収録されているため、マジ子の転職など細かいエピソードも描かれる反面、同人誌や『ラグナロクオンラインアンソロジーコミック』では必ずしも時系列に沿って発表されたものではないエピソードを単行本には時系列順に並べて収録したために細かな矛盾[11]があったり、流れがまとまりに欠けるなどの面もある。
- 『プリさんの秘密日記』ではプリさんのマジ子に対する片思いに焦点が当てられており、人間関係が非常に解り易くまとめられている。また、単行本収録エピソードも全て『ラグナロクオンライン4コマKINGDOM』に寄稿されたものをまとめてあるため、矛盾や流れのまとまりにも問題が無い。反面、人間関係が簡略化されている分、殊にマジ子の所属ギルドメンバーにおける登場人物の背後関係や心理描写などが描かれておらず、一部キャラクターの存在感が希薄となっている。また、こちらだけを読んだ場合、例えば「マジ子が何故、他のウィザードと異なる服を着ているのか」[12]といった幾つか疑問が残る面もある。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
[編集] あらすじ
[編集] となりの魔法使い
丸帽子の少年が仲間たちと語らう溜まり場の近く、魚売りの屋台の前でよく見かける魔法使いの少女が居る。いつもぼんやりと座っていて、時にはそのまま眠ってしまっている彼女。そんなマジ子をいつしか意識し始めた少年は、今日も友達と出かけていく彼女を密かに見送りながら思うのだった。となりの魔法使いさんといつか友達になりたい、と。
[編集] プリさんの秘密日記
アリエルがいつもの様にプリさんを迎えに行くと、彼女は日記を書いている最中だった。プリさんは女性キャラクターだが実は男性プレイヤーで、友達のマジ子ちゃんに密かな片想いをしている。その彼女(彼)がどんな日記を書いているのか興味を持ったアリエルは、プリさんの隣に座ると無理やり彼女(彼)の日記を読み始めるのだった。
[編集] 登場人物
- マジ子
- この作品の中心人物。必ずしも主人公ではなく、2種類の単行本ではそれぞれ主人公が密かに憧れるヒロイン扱いとなっている。青い髪を胸の前で2本のお下げにしている魔法使いの少女[13](ノービス→マジシャン→ウィザード→ハイウィザード)。身長約160cmで誕生日は3月24日、奇妙な物を収集する癖がある。また、冒険に出かける際にはミンクのコート[14]を着用し、白ポーション[15]を携行する[16]。単行本化された範囲ではウィザードとしての活躍が中心である。アリエルなど他のウィザードとは異なるシンプルな服装だが、これは転職間もなく衣服を試着した際、毛房状の装飾によってアレルギー症状の様にくしゃみが止まらなくなり、その拍子にきつめだった胸元のボタンを飛ばしてしまったため、妹によって仕立て直されたもの[17]。ドジっ娘で天然ボケ、また戦闘における状況判断も未熟で、いつも失敗ばかりだが、好奇心旺盛で明るくひたむき、常に笑顔を絶やさず思いやりのある性格なので、周囲の誰からも好かれる存在。結婚願望があるものの、未だに相手が見つかっていない。ダンジョンではイズルード海底神殿[18]が大好きらしく、そこでスクリーンショット[19]を撮影する際には仲間にも無茶を言うほどこだわりを持っている。後半、転生[20]して短期間のうちにハイウィザードになっているが、こちらの衣服も胸元が開いたデザインに変更されている[21]。
- 『となりの魔法使い』においては、加入したギルドの「ナイトのお兄さん」に憧れているが、彼にいわゆるナンパ癖があり、度々彼が異なる女性を連れているところに出くわしたりするので、なかなか告白できずにいる。また、こちらの物語ではプリさんをはじめ複数の人物から好意を寄せられているが、本人にはその自覚が全く無く、結果としてそれらの人々を振り回してしまうことがある。こちらの物語では、プリさん等と出逢う以前から友人に恵まれており、マジシャンになったのも友人の薦めによるものであった。
- 『プリさんの秘密日記』では、彼女には特に好きな男性が居る描写は無く[22]、またプリさんを除く登場人物が彼女に恋愛感情を持っている描写も無い。プリさんとはROを始めて間も無く知り合い、まだ何も知らなかった自分に親切にしてもらったことから、彼女と最初の友達登録[23]を交わした。以来、主に彼女と行動を共にする機会が多かったらしい。
[編集] マジ子のギルド仲間
- ※隊長やマジ子が属するギルドでは、常に行動を共にしたり溜まり場に集う者ばかりではなく、たとえば騎士子やエッジなど名前は出てくるもののほとんど登場しないキャラクターも居る。ここでは、両単行本において何らかの特徴が見られた人物について記述している。
- 隊長
- マジ子が所属するギルドのギルドマスター。物語前半はハンター[24]、後半はプリースト→ハイプリーストがメインキャラクターで、その他にモンク、ブラックスミス、ウィザード[25]などの別キャラクターを持っている。丸帽子[26]をこよなく愛用し、どのキャラクターでも頭に載せている。会話の際の第一人称は「ボク」。いつもにこやかで、ギルドメンバーや仲間たちに対する気配りもでき、また知識も豊富なリーダー気質を持つ人物。
- 『となりの魔法使い』における(主観者的意味合いでの)主人公。2003年3月頃より2003年10月頃[27]まで個人的理由により突如失踪したが、戻ってきた時には新たにモンクを作成しており、またそれまでに変わる半角英字のおしゃれな名前のギルドを再結成した。物語の中途でメインキャラクターが変わるのは、マイグレーション[28]により移住したSesワールドにおいてギルドを再結成する際、それまでのハンターではなくプリーストでギルドを結成したことによる。プリーストとしてマジ子と同時に発光[29]し、転生してからはマジ子にレベル上げを急かして共に非常に短期間のうちに上級二次職となった。
- 『プリさんの秘密日記』では、プリさん視点からの物語であるためか『となりの魔法使い』ほど登場機会は多くない。しばしば悩むマジ子に助言を与えたり、倦怠感を持ち始めた彼女にミストケースカード[30]を付与したハット[31]をプレゼントしたり、クリムにツンデレプリが見せる意思表示を解説したりしている。また、ジュノーへ行く際に誤ってノーグロードへ進入する[32]など、方向音痴ぶりも見せている[33]。
- お兄さん
- 隊長らと同じギルドに所属する男性ナイト。頭に装飾用花[34]を載せ、サングラス[35]をかけている。人当たりが良く優しい青年。登場人物中、『となりの魔法使い』と『プリさんの秘密日記』とで性格や行動が最も異なっている。
- 『となりの魔法使い』においては、見知らぬ女性プレイヤーと行動をよく共にしており、隊長やプニ~ストらから「ナンパナイト様」などと呼ばれている。決して軽薄なだけではないものの、マジ子の想いには気づいておらず、その奔放な恋愛観念から意図せず彼女を傷つけてしまうこともあった。また、「袖(ハンター)じゃない隊長は、隊長ではない」「マジシャンの上位職は、フンドシのついたセージが良い」など、女性キャラクターの衣装に妙なこだわりを持っている。第3巻中盤辺りからメインキャラクターがプリーストになり、以降はマジ子や隊長らとは別行動を取っているらしい。
- 『プリさんの秘密日記』では、マジ子の片思いの相手では無くなっていると同時に、ナンパ癖の描写も見られない。また女性に対する奇妙なこだわりも無くなり、マジ子にとっての良いお兄さん、といったキャラクターとして描かれている。隊長やプニ~ストよりも登場機会は減少しており、プリーストになる描写も無くACT.9を最後に後半は登場していない。
- プニ~スト
- 隊長らと同じギルドに所属する女性プリースト。長いストレートヘアーと、ほとんどの場面で閉じている様な眼とネコのような口(三ツ口)が特徴。他の人物からは「プニ様」などとも呼ばれる。表情をあまり大きく変化させることは無く、言葉遣いは丁寧ながら往々にして他の人物をおちょくったり、からかったりしている。また、離席していると見せかけて周囲の話題に唐突に反応したり、神出鬼没に現れたりもする。さらに、プリーストながら狩りにおいても支援スキルや回復スキルを使用する様子があまり見られず、リザレクションも習得していない模様[36]。その一方でマジ子に対して「アホの子」呼ばわりしながらもその成長を見守っている一面もある。彼女はプリさんがマジ子に好意を持っていることを薄々知っている様でもある[37]。
- 『となりの魔法使い』においては、マジ子に対して時に辛らつなことを言ってのけ、その一方で彼女に対してファイアウォールの縦置き[38]を教え込んだり、落ち込むマジ子に励ましの言葉を言う場面も見られた。また、隊長がギルド脱退勧告を残して失踪した際には、最後の1人になるまで残ると言い張り、同様の主張をするマジ子と口論するなど、仲間たちへの強い愛着も見せている。
- 『プリさんの秘密日記』では、隊長同様に登場機会は多くなく、それ故か冗談を言ったりマジ子をからかって面白がる場面がほとんどである。こちらの単行本カバー裏の裏表紙では、著者に対して不満を漏らしつつも出版への祝辞を述べている。
- オニギリ
- 隊長らのギルドに所属する男性ハンター。矢りんご[39]を頭に載せ、サングラスをかけてタバコ[40]を咥えている。会話の際に語尾の「~です・ます」を「~っす」と発言したり、興が乗ると「イエア!」(Yeah!)が口癖。彼の愛称「オニギリ」とは、ROの男性ハンターのドット絵において、半袖になっている肩の部分や背中の背嚢部分が緩やかな三角形になっていておにぎりの様に見えることから、男性ハンター一般を指す意味でプレイヤー間で使われていた用語である。いずれの作品でも登場機会はあまり多くないが、溜まり場[41]に滞在している場面やギルド狩りなどには参加していることが多い。『となりの魔法使い』第3巻後半、マジ子や隊長らにやや遅れて転生を果たし、スナイパーになっている。
- アサ子
- マジ子の数年来の友人である女性アサシン。亡者のヘアバンド[42]とサングラスをしており、ショートヘアの髪の一部を顔の左右で結っている。また、会話はやや関西弁訛りである。『となりの魔法使い』第2巻「LORD CROSS」にて突如引退を表明したが、マリッジシステム導入[43]を知って、「ダーリンと結婚するまではやめられない」と一ヶ月も経たぬうちに復帰した。以降、マジ子の依頼で彼女の妹用にトリプルクリティカルジュル[44]を露店で探すなど度々登場している。彼女は『プリさんの秘密日記』には登場しない。
- ツンデレプリ[45]
- 『となりの魔法使い』第3巻描きおろし及び『プリさんの秘密日記』終盤(ACT.17・18)に登場した、長い黒髪のプリースト。ほとんど無表情で、口数も少なくぶっきらぼう。
- 『となりの魔法使い』においては、何らかの理由で引退を決意、財産を全て「花」に換えて路上に撒き、それが消えると共に自らも世界に別れを告げようとしていた[46]。そこへ見知らぬ2人(マジ子と隊長)がやって来て隣へ座り、昔話を始めてしまったことから、唐突に立ち去るのも気まずいと考えた彼女は、2人の昔話に耳を傾け始めた。こちらの物語では、第3巻前半における語り部的な人物である。
- 『プリさんの秘密日記』では、マジ子の斡旋により転職間近な男性マジシャン・クリムの追い込みや、隊長モンクのレベル上げを手伝う人物として登場。こちらの物語ではベースレベル90を越えるMEプリースト[47]であることが明かされている。愛想は良くないがクリムの問いかけには一つ一つ応じていたり、隊長ともエモーションを頻繁に交わすなど、コミュニケーションを取ること自体を嫌ってはいない様子が表現されている。
[編集] マジ子の友人
- プリさん
- 異なるギルドに属しているものの、マジ子とはとても仲良しの女性プリースト。黄色のショートヘアにビレタ[48]を被り、片目眼鏡[49]をかけ、さらに彼女の衣服はプリーストキャラクターの中で唯一、色合いが薄く見えるスクリーントーンで表現されている(カラー時には他のプリーストと同色)。彼女は実は男性プレイヤーで、行動を共にするうちにマジ子に想いを寄せるようになった。しかしながら「プリさん」としての彼女(彼)の言動は、マジ子に女性だとすっかり信じ込まれており、また現在の関係を崩したくない思いもあってか、恋心はおろか、自分が男性プレイヤーであることすら打ち明けられずにいる。
- 『となりの魔法使い』においては、主にマジ子姉妹や彼女の所属ギルドを中心に描いているためか、彼女(彼)が男性プレイヤーであること自体ほとんど触れられず[50]、またその片想いも主眼としては扱われていない。但しマジ子にとってとても大切な友人であり、プリさんの姿が見えない際には非常に心配するマジ子の姿が描かれている[51]。なお、彼女(彼)には肋間神経痛の持病があり、特に寒い季節には、その治療のため時折しばらく連絡が取れなくなる。
- 『プリさんの秘密日記』では(主観者的意味合いでの)主人公で、物語は彼女(彼)から見たマジ子とその周囲の人々が中心となっている。そのため、主にプリさんらの溜まり場にマジ子が来ている、もしくはマジ子らのギルドの居場所にプリさんが顔を出しているといった状況が描かれている。こちらでは恋敵こそ存在しないものの、別キャラクターのローグ姿で自らの素性を明かせない状況でマジ子と接触してしまい、そのときの態度がマジ子にとり凛々しく映ったことから、結果的に告白しづらい事態を招いてしまっている。
- アリエル
- プリさんと同じギルドに属するウィザード。外側に大きくカールした髪にティアラ[52]を着け、左目の下にあるホクロ[53]が特徴。通常は素顔もしくはプリさん同様の片目眼鏡をかけているが、戦闘時にはガスマスク[54]を装着するこだわりを持つ。会話時に「いやぁん」「あぁん」といった台詞回しや語尾に星や音符、ハートといった記号がつく特徴的な話し方をする。プリさんとは長い付き合いで彼女が実は男性プレイヤーだということや、彼女(彼)がマジ子に恋心を抱いていることも知っており、その恋の行方を見守っている。
- 『となりの魔法使い』においてはオシリスなどのMVPボスモンスター[55]狩りを日課としており、キッチンタイマーで時間を計っては一人、もしくはプリさんを伴って出かけている。
- 『プリさんの秘密日記』ではMVPボス狩りは「昔とった杵柄」と表現されており、それらと交戦する描写は無い。本編にはそれほど頻繁に登場していないが、単行本描きおろしでは、プリさんを自宅まで迎えに行った際に彼女(彼)がノートパソコンでweb日記をつけているところに行き合わせ、好奇心からプリさんに強請して彼女(彼)と共にプリさん本人やマジ子の日記(4コマ漫画として表現される)を閲覧し始める。即ち単行本における語り部的存在となっている。
- ダンサー
- マジ子の「同郷の士」。後述するバードのギルドに所属している。赤いショートヘアにおしゃれな帽子[56]を被り、顔に赤鼻[57]を着けているのが特徴。
- 『となりの魔法使い』においてはアサ子同様にやや関西弁訛りと見られる言葉遣いで、赤鼻に強いこだわりを持っている。
- 『プリさんの秘密日記』ではいわゆる標準語を話していて、ダンサーの衣装にパンツが欲しいと感じている。
[編集] マジ子の妹たち
- マジ子の妹[58]
- マジ子の実の妹。初登場時の職業はシーフ。そそっかしい姉と暮らしているためか家事全般をきちんとこなすしっかり者だが、反面、人見知りが激しく、他人に素直に気持ちを表現するのが不得手な面がある。そうした理由から友人や仲間などに恵まれず、また一人で冒険することにも関心が持てなかったことから、序盤はほとんど出かけることも無く、自宅でマジ子らの世話ばかり焼いていた。そんな彼女に喜びを持ってもらおうと考えたマジ子の勧めにより、ある人物の別キャラである男性プリーストの協力を得てレベルを上げ、ついに宿願であったアサシンへの転職を果たす。彼女自身はとても姉想いである一方、誰からも好かれる姉に対するコンプレックスもあり、協力者であった男性プリーストに対しても姉の依頼だからこその助力と考え、以降の協力は遠慮を考えていた。ところが別の真意を持っていたプリーストによる説得を受けるうちに、話の流れからとうとう姉よりも先に結婚してしまう。以降も強気ではねっかえりな面を見せてはいるものの、彼のペースに乗せられっ放しの生活を送っている。なお、彼女は『プリさんの秘密日記』には全く登場しない。
- まーちゃん
- マジ子たちの義理の妹。初登場時はノービスで、街で何もせず誰とも話さずジッと座っているだけだったが、それを見ていたマジ子により自宅に連れ帰られ、共に暮らすこととなった。その後マーチャントに転職し倉庫整理や露店などで姉妹の資金・物資調達を行っていたが、薬師おじさんや偶然出逢ったアルケミストとの会話により、自分もアルケミストとなることを決意する。以来、いわゆる製薬アルケミストとしてマジ子が使う白ポーションの製造にも精を出しているが、しばしばマジ子の浪費に悩まされている。引っ込み思案な性格らしく、「あい」(はい、の意味)という返事以外ほとんどの台詞がふきだしや写植によらない手書きの文字で表現され、隊長など他の人物の問いかけに対して“こく、こく”と頷くだけの応答をする様子が多く描かれている。彼女も「マジ子の妹」同様に『となりの魔法使い』に比べ『プリさんの秘密日記』では登場する機会が大幅に減っている[59]が、ACT.13では彼女により「ホワイトスリムポーション」となった白ハーブ[60]が送る数奇な運命が描かれ、またACT.14ではポリン誕生の謎を探る彼女の姿が描かれ、2つのエピソードで中心的な役割を果たしている。
[編集] 他の漫画家がモデルまたは他作品からのゲスト
- ほすひあ
- マジ子の友人(マジシャン→セージ→プロフェッサー(作中では「教授」とも呼ばれる))。青いロングヘアーと口元の八重歯が特徴で、セージ以降は口元に草の葉[61]、プロフェッサーになってからは頭にティアラを載せている。会話をするとき語尾に、マジシャンやセージ時代には「~(だ)ヨ」、プロフェッサーになってからは「ニヨ」もしくは「ニョ」が口癖。また、プロフェッサーになって以降の会話は、全て首に巻かれた狐の襟巻きの口元から声が発せられている。『となりの魔法使い』第2巻巻末対談によれば、作者と交流のある漫画家・有坂禎乃がモデル。普段は隊長やマジ子らと行動を共にはしていない様子だが、『となりの魔法使い』では隊長とギルドチャットで会話する様子が描かれている。また、まーちゃんが結成したギルドに、彼女と思われる露店商人キャラクターが加盟している。
- バード
- 先述のダンサーが所属するギルドのギルドマスター。『となりの魔法使い』第2巻巻末対談によれば、漫画家双見酔がモデル。いずれも登場機会は少ないが、ギルドの紅一点であるダンサーを気にかけている。
- クィンティ/つかさ/チョコ
- 3人とも島本晴美のROアンソロジー作品に登場するキャラクター。
- クィンティは、ファッションサングラスやほお紅など高額装備品[62]を身につけた巨乳の女性ブラックスミス。妹(キッシィ)から「ブルジョアおねいちゃん」と呼ばれるほどの資産を持つが、気さくで誰からも好かれる性格であり、また天然ボケでもある。本項作品には『となりの魔法使い』にのみ登場、マジ子の勧めでまーちゃんが結成したギルドに加盟、また発光したマジ子と隊長に贈り物を届けるなどしている。
- つかさは、ハットを被った男性ナイト。チョコの婚約者で、優しいが故に押しの弱い常識人。本項項目では双方に登場、『となりの魔法使い』ではサインクエスト中のマジ子・隊長と共にダンス試験に苦戦する様子が描かれ、『プリさんの秘密日記』ではたまたまマジ子が1人で居るところに現れ、一緒にイズルード海底洞窟ダンジョンへ向かう。この他にも随所に彼らしきナイトが登場している。
- チョコは、木の実[63]を被った女性アコライト。クィンティの友人だが、レベルの近いキッシィと行動を共にすることが多い。つかさとは婚約している。「迷子アコ」の異名を持つ。本項作品では『プリさんの秘密日記』にのみ、つかさに絡む形で登場する。
- アセロラ
- らいなのROアンソロジー作品に登場するキャラクターで、『となりの魔法使い』第2巻「見習い☆まじっく」にのみ登場する女性マジシャン。驚いた際など思わず「うと」もしくはこれに濁点がついた発言を口にしてしまう癖がある。ウィザード転職を遂げた際、マジ子より借りていた装備一式の返却を迫られ、また同行を断わられたことから、それを「自分が下手だからマジ子に嫌われたのではないか」と心配して奮闘する。このエピソードと引き換えの様に、「ラグナロクオンライン アンソロジーコミック」16巻ではらいなの作品にマジ子及び隊長が登場している[64]。
[編集] 書籍情報
[編集] 収録書籍
[編集] エンターブレイン
- 「ラグナロクオンラインアンソロジーコミック」‐1~20巻
- 「ラグナロクオンラインアンソロジーコミック 青SIDE:JAPAN」
- 「マジキュー4コマRO」
- 「ラグナロクオンラインアンソロジーコミック アジアカップ!」
- 「ラグナロクオンラインアンソロジーコミック ぼくらの新世界!」(‐ミッドガルド!)‐1・3・5巻
- 「ラグナロクオンラインアンソロジーコミック 明日もプロンテラで!」‐2・4巻
- 「ラグナロクオンラインアンソロジーコミック 新大陸に行こう!」‐4巻
[編集] 双葉社
- 「ラグナロクオンライン4コマKINGDOM」‐1~3、5~11、13~18、20~21巻
[編集] ブロッコリー
- 「ラグナロクオンライン PARTY×PARTY」‐1・2巻
[編集] ジャイブ
- 月刊コミックラッシュ増刊‐1・2号
- 「ラグこみ!」‐2・5巻
[編集] 単行本
- エンターブレインマジキューコミックス 『ラグナロクオンライン となりの魔法使い』
- (2005年9月12日発売、10月12日初版発行) ISBN 4757724535
- (2006年1月10日発売、2月10日初版発行) ISBN 4757726082
- (2006年5月10日発売、6月10日初版発行) ISBN 4757728514
- 双葉社アクションコミックス 『ラグナロクオンライン プリさんの秘密日記』
- (2007年7月28日発売、2007年8月28日第1刷発行) ISBN 9784575941159
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- せんだん商店街‐著者おこさまランチ及び所属サークル「仙弾」公式ホームページ
[編集] 脚注
- ^ せんだん商店街2010年9月12日付‐著者による最新刊の告知。
- ^ ROでは、プレイヤーは1つのアカウントにつき各ワールドサーバ毎に複数のキャラクターを保有できる(作品出版時点では3体、2007年2月27日より5体に拡張された)。これにより多くのプレイヤーは何体かのキャラクターを切り替えて遊ぶが、混乱を避けるためか漫画作品などで表現されている例は珍しい。なお、アカウントとは、ROを始める際に登録する「アトラクションID」を言い、これを単位として月額利用料金が発生する。
- ^ ここでは、女性キャラクターを使ってROをプレイする男性プレイヤーのこと。逆に男性キャラクターを使ってプレイする女性プレイヤーを「ネナベ」と呼ぶ。日本版ROでは異性キャラクターを登録出来るので、そうして参加しているプレイヤーも多い。
- ^ ゲームプレイ中にプレイヤーが居眠りをしてしまうこと。ゲーム内の他プレイヤーから見ると、当該プレイヤーのキャラクターが全く停止した状態になる。
- ^ ここではROのプレイを恒久的にやめてしまうことを指す。
- ^ ROにおけるプレイヤーイベント(開発元や運営元に頼らない、プレイヤーが主体となって開催される行事)の一つ。ファンサイトの掲示板における書き込みを契機として2003年3月25日より全ワールドにて開始された。ワールドにより差異があるが、概ねマーチャント系キャラクターによるフリーマーケットの様な露店市で、くじやオークション、さらには演劇などの特殊な催しが行われる場合もある。
- ^ 「ALT+1~0キー」に予め登録しておき該当キーを押すことでキャラクターの頭上にふきだし状に表示される、プレイヤーの感情を表すアニメーションアイコン。ROのそれは喜怒哀楽を表す他にじゃんけんをしたりサイコロを振るといった機能性を持つものを含む、多様な種類がある。中には、プレイヤーの創意によって本来とは異なる意味で使われるアイコンもある。
- ^ ROでは、プレイヤーが自宅を持つシステムは無い。同様に頭部以外の服装は職業によって固定されているため、例え服などの装備を換えても見かけは変化しない。さらにキャラクターの衣服は転職時には瞬時に入れ替わる上、別キャラクターについてはシステム上も全く別のキャラクターである。そうした意味から、これらはこの作品独自の解釈による演出である。但し、場面によっては必ずしもこうした描写が行われない場合もある。
- ^ 『となりの魔法使い』第2巻で物語の舞台がSesワールドであることが語られており、また移住してきたとの記述からそれ以前はLydiaワールドに居たことが暗に語られている。
- ^ 頭上段(兜・帽子)装備の一つで、キャラクターの前頭部に装着される。物理防御力(DEF)・魔法防御力(MDEF)共に3。作中ではマジ子、プニ~ストが装備するほか、『プリさんの秘密日記』におけるツンデレプリもサークレットらしき形状の装備品を着けている。
- ^ マジ子の妹は第2巻「LaPlace」にてアサシンへの転職を果たした後にマジ子からトリプルクリティカルジュルをプレゼントされるが、同巻のそれ以前に収録された「LORD CROSS」で復帰したアサ子にマジ子が「妹から借りた」と言って同武器を渡している、など。
- ^ 本項で説明しているが、これは同人誌に描かれ『となりの魔法使い』第1巻に収録されたエピソードである。
- ^ 年齢は自称17歳。『となりの魔法使い』第2巻「マジ子のはっぴ~ば~すで~」での周囲の反応からは、これより若干年長であることが推察される。
- ^ マジシャン系が装備できる一般的なものとしては最も高い物理防御力(DEF6)を持つ服だが、重量が重い(230)。同様にマジシャン系が装備できるDEF5の「ロングコート」は重量120。
- ^ 一般的に入手可能なものとしてはHP回復量が最も高い(325~405)が、高価(1200z)で重量が重い(15)。本編連載期間中にゲーム内で人気のあった「ミルク」(回復量27~37)では価格25zで重量3。
- ^ 魔法戦闘型のウィザードはステータス上、装備や所持アイテムの所持許容重量が低く、また近距離戦闘型の敵を近づけずダメージをなるべく受けない様に戦うことを想定するので、マジ子の様な高防御装備・高効果回復アイテムを必要としないのが一般的。つまりこの描写それ自体がマジ子の天然ボケキャラクターを表現していると言える。
- ^ 『となりの魔法使い』第1巻「神様の贈り物」の描写によれば、上述の「ミンクのコート」がウィザードの衣服そのものであり、毛房状装飾は脱着できる仕様になっているらしい。
- ^ ルーンミッドガッツ王国首都プロンテラの衛星都市イズルード沖合いのバイラン島にある「イズルード海底洞窟ダンジョン」の最下層(5階)。中央にギリシャ調の朽ちた神殿らしき建物がある。
- ^ 現在のゲーム画面を写真のように保存する機能。ROではPrintScreenキーを押すことにより指定されたフォルダにJPEG形式で保存される。
- ^ レベル99になったキャラクターが、一定の手順を経てレベル1のノービスハイになること。ここからマジシャンハイなどの転生一次職を経てハイウィザードなどの強力な上級二次職になることができる。
- ^ ハイウィザードの衣服にも毛房状装飾があるが、本人によるとフェイクファーにしてあるのでアレルギー反応は起こさない。また、この際の改造は妹の手によるものではない。
- ^ 単行本ACT.2では「結婚はしたいが、相手が居ない」と発言している。
- ^ 任意のプレイヤーキャラクターを登録することにより、相手キャラクターのログイン状況が判ったり、1対1会話(耳打ち)が使いやすくなる機能。キャラクター毎に最大20名登録できる。
- ^ 作品中、「袖」(そで)という表現が使われるが、これはROの女性ハンターはグラフィック上、手甲に及ぶ黒い長袖の上に白い半袖短衣を着ていて、二重になっている袖が目立つことから女性ハンター一般を表現する愛称としてプレイヤー間でRO初期に使われていた言葉である。
- ^ マジ子そっくりのキャラクターで、単行本では唯一『となりの魔法使い』第2巻「隊長さんのヒ・ミ・ツ」にのみ登場する。なお、隊長とマジ子ではバストサイズに差があるため、このキャラクターでは胸にパッド代わりとしてポリンを入れている。
- ^ 正確には「丸い帽子」。頭上段装備の一つで、白い円筒形の本体に青いリボンを巻きつけた帽子。DEF3。様々な特殊効果を持つ「カード」を付与するための「スロット」があり、『となりの魔法使い』第2巻「ハンターさんの丸い秘密」では、彼女が様々な効果を付与した丸帽子を幾つも持っていることが紹介されている。
- ^ 年月表記は『となりの魔法使い』第3巻巻末年表による。
- ^ 人口過密となったワールドサーバから希望者を募り、新設されるワールドサーバへとキャラクターを移した運営措置。2003年から2005年にかけて年一回ずつ行われ、ここでは2004年5月20日に実施された第2回マイグレーションを指し、Lydiaなど7ワールドの一部人口(希望者)をSesなど7つの新ワールドへと移す大規模なものとなった(2003年と2005年はChaosなど最も人口が集中していた4ワールドでのみ実施)。この際、キャラクターや装備・アイテムなどは全てそのままであったが、ギルドやパーティ、友達登録といったプレイヤー同士を関連付ける情報は全て消去された(ギルドマスターにはギルド結成時に必要なアイテム「エンペリウム」が支給された)。なお、転出元ワールドと移住先ワールドは1対1の関係だったので、マイグレーション後Sesワールドに居ると描写されたマジ子や隊長をはじめとする登場人物はそれまでLydiaワールドに居たことになる。
- ^ レベル99に達すること。足元から光が立ち上ることからプレイヤー間でこの状態を「オーラ」とか、レベル99になることを「発光」と呼ぶ。
- ^ カードはモンスターを倒すと稀に入手できるアイテムで、「スロット」を持つ装備品に付与することで様々な効果をもたらす。また、ミストケースはビックリ箱の様なモンスター。ミストケースカードを付与した兜や帽子を装備した状態でモンスターを倒すと、そのモンスターの種類に関わらず、一定確率で「プレゼントボックス」というアイテムが手に入る様になる。なお「プレゼントボックス」は、使うことによりランダムで他のアイテムに変化する、くじの様なアイテム。これが登場するACT.19で「紫箱(古く紫色の箱)」というアイテムも登場するが、これも効果はほぼ同じであるものの、プレゼントボックスよりは高額のアイテムが入手できる可能性があるとされる。
- ^ 頭上段装備で、カンカン帽の様な形状の帽子。DEF2。スロットの無いものはNPCにより販売されている。
- ^ ジュノーはROの中心舞台となるルーンミッドガッツ王国の隣国・シュバルツバルド共和国の首都である空中都市。ノーグロードはルーンミッドガッツ側の最寄都市アルデバランからジュノーへ行く途中にある中~上級者向けダンジョン。ジュノーへ行くにはノーグロードへ入る必要は無い。
- ^ 彼女に方向音痴の設定があることは『となりの魔法使い』第1巻カバー裏の裏表紙に記述されている。
- ^ 頭上段装備の一つで、頭頂部に1輪の花が咲いたように見えるアイテム。防御力は一切無く、強化(精錬)も不可だが、植物型モンスターから受けるダメージを10%軽減する。装備時の様子からプレイヤーからは「アホ花」とも呼ばれる。
- ^ 頭中段(眼・耳)装備の一つで、文字通りのサングラス。防御力は無いが、攻撃命中率・回避率に悪影響のある「暗闇」状態異常に若干かかりにくくなる。
- ^ リザレクションは、戦闘不能になったプレイヤーを再び戦闘可能な状態にする、一種の蘇生技とも言えるプリーストスキルで、通称「リザ」。プニ~ストは、『となりの魔法使い』第3巻「うらのうら」にて「イグドラジルの葉(リザレクションと同等効果を持つアイテム)が切れたから帰ろう」とか、『プリさんの秘密日記』ACT.3にて「リザなんて甘いスキルはありませんよ」と語っており、リザレクションを習得する代わりにイグドラジルの葉を携行している様子が見られる。
- ^ 『となりの魔法使い』第1巻「チャットいろいろ」ではプリさんの妄想が書き込まれたチャットを覗いた描写があり、『プリさんの秘密日記』ACT.2ではプリさんにマジ子萌えということをからかう描写や、エピローグにも同様の描写が見られる。
- ^ ファイアウォールはマジシャンスキルの一つで、3マス連続で直線状に連なる炎の壁を形成する技。縦置きとはこの3マス並ぶファイアウォールをモンスターの進行方向と平行に設置する設置方法である。ファイアウォールを形成する1マス辺りの炎は、モンスターから一定の接触を受けたり一定時間が経過することにより消滅する。3マス一組のファイアウォールは同時に3組しか設置できないため、例えばモンスターの進行方向に対し横向きに設置した場合、1マス分の炎だけがモンスターの一定回数の接触によって消されてしまい、残り2マスの炎が時間経過で消えるまでは1組分が再設置出来ない状況となり、防御に不備が生じる恐れが出てくる。モンスターは基本的にプレイヤーと1列ズレた線上を追ってくるので、追ってくる敵の進行方向と平行にファイアウォールを設置すれば、3マスの炎に順番にモンスターが接触しその度にダメージを与えるので、効率的である。この設置方法はキャラクターのレベルなどに関係なくプレイヤーが練習することによって習得する必要があるため、プレイヤースキルなどと呼ばれているの一つである。
- ^ 頭上段装備の一つで、正確には「名射手のりんご」。見た目は矢に貫通されたりんごで、防御力は無いものの命中率や詠唱速度に影響するステータスDEXを3加算する効果を持つため、アーチャー系(ROでは弓矢や銃器などの射撃武器の威力はDEXステータスに影響を受ける)などに人気がある。明確にはされていないものの、アイテム説明などによれば息子の頭に置かれたリンゴを見事に射抜いたウィリアム・テルの故事に由来するアイテムらしい。
- ^ 頭下段(鼻・口)装備の一つで、見た目は現代的な紙タバコ。防御力は無いが、昆虫型モンスターからの攻撃ダメージを3%減少させる。
- ^ パーティやギルドなどプレイヤー間で取り決められた集合場所。特に公的な指定や保護は無く、プレイヤー側で目印となる建物などのそばに自由に取り決められる。隊長らのギルドはルーンミッドガッツ王国の首都・プロンテラの魚屋台付近を溜まり場としている。
- ^ 頭上段装備の一つで、装備すると日本の幽霊画などに見られる様に額に三角形の白い布状のものが着く。防御力は無く、攻撃速度や攻撃回避に影響するステータスAGIを2上げる効果を持つ。また、念属性攻撃(同属性のマジシャンスキルの説明によると、念力や霊魂の様な力に基づく攻撃)による攻撃ダメージを10%軽減する。
- ^ 実装日は2004年6月8日。レベル45以上の男女キャラクターが結婚することができ、お互いにHPやSP(MPと同義)の一部を融通したり、相手を自分の近くに呼び寄せることができる。
- ^ 通称「TCJ」。ジュルはアサシン用の武器カタールの一種で、これにクリティカル攻撃率を9%上昇させる「ソルジャースケルトンカード」を3つ付与した武器。敵の防御力を無視したクリティカル攻撃を得意とする通称「クリアサ」に人気がある。
- ^ 固有の名称や呼称は作品中に描かれず、この呼称は『プリさんの秘密日記』単行本カバー裏の表紙での記述による。著者公式Webサイトでは、「愛想の悪いプリースト」とも呼称されている。
- ^ 「花」はNPCから購入できる最も安価(2z)なアイテム。ROでは路上などに撒かれた(捨てられた)アイテムは、プレイヤーや、アイテムを回収する「ルート」習性を持つモンスター(ポリンなど)に回収されない限り、約数十秒後にゲーム上から消滅する。
- ^ 「マグヌスエクソシズム」(通称ME)というスキルを習得したプリースト。悪魔型や不死型(いわゆるアンデッド)に強力な攻撃力を持つスキルだが、習得には他の支援系プリーストスキルの大半を諦めざるを得なくなるため、それらを中心に取得した「支援プリースト」と区別される。
- ^ 頭上段装備の一つで、中央部に赤い本体、周囲を白い布で覆った様に見えるアコライト系専用の帽子。DEF4。カトリック教会において聖職者が被る同名の角帽にちなむ。
- ^ 頭中段装備の一つで、片方の眼に装着する眼鏡。いわゆるモノクル。防御力も特殊効果も無い、見た目用の装備品。プリさんやアリエルと一緒に片目眼鏡を着けた女性アサシンも頻繁に登場しており、片目眼鏡は彼女らのギルドメンバー共通の装備品である可能性もある。
- ^ 具体的に明記されるのは第1巻「しかくさんかく」においてのみで、その他の場面ではマジ子に対する恋愛感情の描写はあるものの、プリさんの言動が男性的ではなく中性的であるため、あたかも女性同士の恋愛感情とも読める描き方である。
- ^ 第1巻「おわりのはじまり」など。
- ^ 頭上段装備の一つで、頭の周囲に、ところどころ赤い宝石の付いた金色の輪として表現される。DEF4、魔法攻撃・魔法防御共に影響するステータスINTを2上昇させる。MVPボスからだけ入手できる装備品。
- ^ ROにおいては現在のところホクロを表現する装備品は無い。故にこれは作品の独自演出である。
- ^ 頭中下段(顔面を覆う、お面など)装備の一つで、文字通りのガスマスク。DEF1、継続中HPが減少し続ける「毒」状態異常になりにくくなる。作中では眼の部分が丸く、口元のフィルタは細く長いものが1本だけ描かれているが、ゲーム中では両目を覆うゴーグル状になっており、口元は突起物の左右に短いフィルタが1本ずつ突き出た形状になっている。
- ^ MVPボスとは、特定のフィールドやダンジョンに各1体だけ出現する強力なモンスターである。倒した人の頭上に「MVP」と表示されるのでこう呼ばれる。コンシューマゲームなどにおけるラスボスと異なり、倒してもゲーム終了とはならず、倒されたボスは数時間後に再出現する。
- ^ 頭上段装備の一つで、全体がピンク色に塗られ、赤いリボンと花があしらわれた帽子。DEF1。NPCが販売していたりモンスターから入手するものではなく、材料を集めてNPCと交換する事によってのみ入手できる。
- ^ 頭中段装備の一つで、正確には「ピエロの鼻」。装備するとキャラクターの顔中央にクラウンの様な大きく赤い鼻が着く。防御力・特殊効果共に無い。
- ^ 単行本における正しい表記は「妹」。名称や呼称は明記されていない。
- ^ ACT13・14及び15のラストにのみ登場。ACT.14ラスト1コマは、『プリさんの秘密日記』唯一の自宅におけるマジ子姉妹の描写である。
- ^ 白ハーブは、「白い草」(ROではモンスター扱いで、移動も攻撃もせず、必ず10~20回攻撃することにより倒せる「草」が出現する)から入手できるアイテムで、それ自体が回復効果を持つ。アルケミストは白ハーブをより効果の優れた「白ポーション」へ加工することができ、さらにそれを重量半分で効果が同じ「ホワイトスリムポーション」へと加工することが出来る。スリムポーションへの加工は、通常のポーション加工よりも成功率が低いとされている。アルケミストが作成したポーション類には、全て作成キャラクターの名前(銘)が付けられる。
- ^ 頭下段装備の一つで、装備すると口元に細長い葉を咥えた形になる。防御効果は無いが、植物型モンスターからの攻撃ダメージを3%軽減する。
- ^ ファッションサングラスは頭上段装備品で前額部に乗るレンズの赤い眼鏡。ほお紅は頭中段装備品の一つで、装備するとキャラクターの頬が赤く染まった感じになる。共に材料を集めてNPCに交換してもらって入手する装備品だが、実装当時は材料が入手困難だったため、非常に高額であった。
- ^ 頭上段装備の一つで、大きなリンゴを横に半分に切り、ヘタのある側を被ったような帽子。DEF4。
- ^ 『となりの魔法使い』巻末対談記事より。ただし、著者おこさまランチは、らいなの作品にマジ子らが登場したことを知らなかったらしい。
