高杉光子

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高杉 光子(たかすぎ みつこ、? - 1912年大正元年)11月29日)は、幕末から明治時代の女性。 高杉晋作の末の妹。父は高杉小忠太、母はミチ。名前はミツとも。

10代で同年代の長州藩士・大西機一郎に嫁ぐ。激動の時勢の中、兄の晋作が廃嫡された事から、父の小忠太は高杉家の取り潰しを避けるため、慶応元年1月21日、村上常祐の3男・半七郎を養子に迎え高杉春棋とし、光を離縁させ春棋と結婚させて高杉家の家督を継がせた。

仲睦まじかった妻を奪われた大西は、生活が荒れ財産を食い潰し、維新後に消息を絶っている。

参考文献[編集]