青洲 (マカオ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1889年にのマカオ地図。青洲はマカオ半島の北西部に位置する島。

青洲(せいしゅう、ポルトガル語Ilha Verde、意味は“緑の島”、広東語の音読み:チンチョウ)はマカオの北西部に位置する地区で、地元の工業区である。[1]小島だったが、1919年ポルトガル人がマカオ港湾の浚渫のために、埋め立てマカオ半島と繋がった。[2]

南西面から青洲を眺める

青洲山(ポルトガル語:Colina da Ilha Verde)は埋め立ての前に元の陸地であった。標高は55メートル。19世紀、この山頂にポルトガル人が砲台を据え、マカオの北西部の守りを固めていた。[3]

脚注[編集]

  1. ^ マカオ特別行政区
  2. ^ マカオ地域社会と「場所」のポストコロニアル性
  3. ^ マカオ④東望洋山とマカオ半島北部(リフロー版): 關閘と「海の見える丘」から

座標: 北緯22度12分41.0秒 東経113度32分14.7秒 / 北緯22.211389度 東経113.537417度 / 22.211389; 113.537417