陳少帝

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少帝 陳𤇼
陳朝
第13代皇帝
王朝 陳朝
在位期間 1398年 - 1400年
姓・諱 𤇼
生年 光泰9年(1396年[1][2]
没年 不詳
順宗
欽聖皇后
元号 建新 : 1398年 - 1400年

陳少帝(ちんしょうてい、ベトナム語: Trần Thiếu Đế)は、陳朝大越の第13代(最後の)皇帝

生涯[編集]

第12代皇帝・順宗の長男。光泰11年(1398年)3月、父帝の退位により外祖父の黎季に擁立されて即位した。しかし幼年の少帝に実権は無く、黎季が全てを掌握していた。建新3年(1400年)2月、黎季禅譲を迫られて退位した[3]。ここに陳朝は滅び、胡朝が成立した。

𤇼は外孫だったために助命され、保寧大王に封ぜられたが[4]、その後の記録はない。

脚注[編集]

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  1. ^ 順宗皇帝伝には、「戊寅十一年春三月十五日,(中略)時太子生甫三歳」とある。『大越史記全書』本紀巻八 陳紀 順宗皇帝 光泰十一年三月
  2. ^ 桃木(1982年)、86ページ・表Ⅰ
  3. ^ 『大越史記全書』本紀巻八 陳紀 附胡季犛、漢蒼 建新三年二月二十八日
  4. ^ 『大越史記全書』本紀巻八 陳紀 少帝

参考文献[編集]

  • 小倉貞男『物語 ヴェトナムの歴史 一億人国家のダイナミズム』中公新書、1997年7月
  • 桃木至朗「陳朝期ヴェトナムの政治体制に関する基礎的研究」『東洋史研究』第41巻第1号、1982年

関連史料[編集]

先代:
順宗
陳朝の第13代皇帝
1398年 - 1400年
次代:
簡定帝(後陳朝)