芳賀組

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
五代目芳賀組
設立者芳賀浩
本部富山県富山市太田口通り1-5-9-302
首領小竹銀仁朗(本名:小竹幸信)
上部団体一会

芳賀組(はがぐみ)は、富山県富山市に本部を置く暴力団で、六代目山口組の三次団体である。上部団体は三代目一会

出来事[編集]

2015年神戸山口組の影響が地方に及ぶことを防ぐために、富山市の繁華街桜木町にて組員が練り歩く示威行為を展開した[1]

2016年、山口組から離脱して神戸山口組に加わる動きを見せた他組の組長を監禁、指を切断した疑いで、五代目組長が逮捕されている[2]。また、同年には対立する組事務所に火炎びんを投げ込んだ組員が逮捕されている。

2021年、富山県警察は、火炎瓶を投げ込んだ組員が刑期を終えて出所するタイミングに合わせて、六代目山口組組長、芳賀組組長らに対して、組員へ慰労目的で金品を渡す行為の禁止命令を出している[3]

芳賀組系譜[編集]

  • 初 代 - 芳賀浩
  • 二代目 - 野村孝(六代目山口組若頭補佐・三代目一会会長)
  • 三代目 - 長田敬司
  • 四代目 - 長野英一
  • 五代目 - 小竹銀仁朗(本名:小竹幸信)

脚注[編集]

  1. ^ 富山市で暴力団練り歩き 双方の組事務所捜索”. 北日本新聞 (2015年10月6日). 2019年6月1日閲覧。
  2. ^ 富山指詰め事件から見えた 暴力団組織の高齢化問題”. 東スポweb. 2019年6月1日閲覧。
  3. ^ 対立抗争で服役の“慰労”禁じる…出所組員への金品受け渡し禁止命令 六代目山口組組長と傘下組織会長らに”. 富山テレビ (2021年7月22日). 2021年7月24日閲覧。