艶月堂

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艶月堂(えんげつどう、生没年不詳)とは、江戸時代浮世絵師

来歴[編集]

師系・経歴不明。踊り子と三味線箱を持つ少女を描いた大判の紅摺絵「芸妓図」の1点が作として知られるのみで、作画期は宝暦の頃とされる。『浮世絵師伝』はその画風について「清満に似たり」と述べている。

参考文献[編集]

  • 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり、58コマ目。
  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年