置始縄継

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

置始 縄継(おきそめ の ただつぐ、生没年不詳)は、平安時代前期の官人

経歴[編集]

大膳史生矢田部氏永による公文書偽造・官物詐取事件に連座し、下獄したが大赦により出獄。元慶5年(881年)4月、従八位上主計史生から隠岐史生に左遷された[1][2]。他の事績は不明。

官歴[編集]

『日本三代実録』による。

脚注[編集]

  1. ^ 『日本三代実録』巻第三十九、陽成天皇、元慶5年4月28日条
  2. ^ 阿部 2009, 167頁.

参考文献[編集]

  • 経済雑誌社 編『国史大系 第4巻 日本三代実録』経済雑誌社、1901年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/991094 
  • 阿部猛『日本古代人名辞典』東京堂出版、2009年。ISBN 4490107617