粘土団子

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粘土団子(ねんどだんご)は、福岡正信の生んだ自然農法で使われる手法で、自然農法のエッセンスの集積とも言われる。次の季節の作物のための百種類以上の粘土たい肥肥料と混ぜて団子を作る。これを、自然環境に撒いて放置すると自然の状態を種が察して、より適応しやすい時期に発芽する[1]。また、鳥や虫が嫌う薬草などを混ぜることで、損失を防ぐと言うアイディアも盛り込んである。従来の栽培法よりも、ずっと少ない土を使うので、結果として作物の数は少なくなるが、大きく強い作物になる。

砂漠の緑化にも用いられる。ギリシャやスペイン砂漠の緑化、タイでは荒れ地を緑化しマンゴーやバナナが育つ[2]。ケニアの乾燥が進んだ草地に植物を茂らせている[3]。ほかに粘土団子が成功した場所として、インド[3]、ソマリア[4]、中国・アフリカなどの十数カ国[5]とされる。

脚注[編集]

  1. ^ 「生ごみの種が世界を緑化」朝日新聞朝刊2002年10月28日 15面
  2. ^ 「砂漠の団子(窓・論説委員室から)」朝日新聞夕刊1999年7月19日 1面
  3. ^ a b 「粘土団子で虹よ架かれ ケニアの砂漠緑化ストップ 横浜アートプロジェクト」朝日新聞朝刊2006年8月29日 田園・浜・川・2地方 30面
  4. ^ 「「種で緑化」支援を 有志ら提供呼びかけ/群馬」朝日新聞朝刊2002年3月22日 群馬 34面
  5. ^ 「生ごみの種が世界を緑化」朝日新聞朝刊2002年10月28日 15面

関連文献[編集]

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