益信 (浮世絵師)

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「菊を見る女」 柱絵、益信画。ブルックリン美術館所蔵。

益信(ますのぶ、生没年不詳)とは、江戸時代浮世絵師

来歴[編集]

師系不明。鈴木春信の画風だが、春信の門人だったかどうかは明らかではない。作画期は明和の頃とされ、「益信画」と落款した柱絵肉筆画を残している。なお大英博物館所蔵の柱絵には、「益信画」の落款の下に「濱民」と読める印章がある。

作品[編集]

参考文献[編集]

  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年
  • 『小針コレクション 肉筆浮世絵』(第三巻) 那須ロイヤル美術館、1989年
  • 『氏家浮世絵コレクション』 公益財団法人氏家浮世絵コレクション、2014年

関連項目[編集]