渡辺深

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

渡辺 深(渡邊 深、わたなべ しん、1949年12月5日[1] - )は、日本の社会学者、上智大学教授。

略歴[編集]

東京都生まれ。1975年上智大学文学部社会学科卒業。1977年コロンビア大学大学院社会学修士課程修了、1983年カリフォルニア大学ロサンゼルス校修士、1987年同博士課程修了。1994年安倍晋太郎の提唱によるAbe Fellow(安倍財団)として米国において労働者の転職過程について調査した。上智大学助教授を経て、総合人間科学部教授[2]。2020年4月より上智大学名誉教授。

著書[編集]

  • 『「転職」のすすめ』1999 講談社現代新書
  • 『経済社会学のすすめ』八千代出版 2002
  • 『組織社会学』ミネルヴァ書房 2007
  • 『転職の社会学 人と仕事のソーシャル・ネットワーク』ミネルヴァ書房 2014
  • 『入門社会学』(李 侖姫と共著)ミネルヴァ書房 2022

編著[編集]

  • 『新しい経済社会学 日本の経済現象の社会学的分析』編 上智大学出版 2008

翻訳[編集]

  • M.グラノヴェター『社会と経済』ミネルヴァ書房 2019
  • M.グラノヴェター『転職 ネットワークとキャリアの研究』ミネルヴァ書房 (Minerva社会学叢書) 1998
  • ウォルター・ワラス『科学論理の社会学 「ワラスの輪」というモデル』ミネルヴァ書房 2018

論文[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『現代日本人名録』2002
  2. ^ 『転職の社会学』著者紹介