氷山のごとく

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氷山のごとく
ジャンル テレビドラマ
原作 花登筺
脚本 花登筺
演出 平松敏男
山像信夫
逢坂勉(KTV)
出演者 志垣太郎
藤真利子
岸部シロー
森昌子
丹阿弥谷津子
平田雄嗣
松村達雄
樋口可南子
野川由美子
高田次郎
仲真貴
月丘千秋
神山繁
多々良純
大石吾朗
住吉道博
石井均
三波豊和
藤岡琢也
山田昌
斉川一夫
金子吉延
ナレーター 三國一朗
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
製作
制作 東宝
THK(東海テレビ放送)
放送
放送チャンネルフジテレビ系列
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1980年10月11日 - 1981年3月28日
放送時間土曜 22:00 - 22:54
放送枠ゴールデンドラマシリーズ
放送分54分
回数22

特記事項:
『ゴールデンドラマシリーズ』最終作。
1980年11月8日、1981年1月3日、1981年3月7日は別番組放送のため番組休止(後述)。
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氷山のごとく』は、1980年10月11日から1981年3月28日フジテレビ系列の「ゴールデンドラマシリーズ」枠で放送された日本テレビドラマ[1]。同枠(現在の「フジテレビ土曜22時枠番組」)の最終作[1]

概要[編集]

1922年、北海道小樽から名古屋の繊維問屋へ奉公に上がった主人公・輪吉[注 1](志垣太郎)が持ち前の才覚と根性で大商人になるまでを描く商魂ドラマ[1]

「根性ものでヒットを飛ばし続けてきた花登筐の原作・脚本。東京制作が大半を占めるのがテレビドラマの現状だが、今作は東海テレビ制作[1]。名古屋が舞台で、名古屋弁が売りもの[1]。第1話の視聴率は関東で7.4%だったのに、中京地区では22%と高かった[1]。繊維問屋・丸幸商店の主人、幸一郎(高田次郎)は易にこって、北の方角から小僧を雇い入れたいという。出入りの行商人、安森(岸部シロー)が、北海道小樽の少年、輪助(子役)を世話する[1]。全22話[1]

名古屋の繊維商社「丹羽幸」の創業者である丹羽幸一郎が主人公のモデルで、「丹羽幸」の二代目社長である丹羽吉雄が花登筐と大学の同級生だったことから資料を提供して本作の企画がなされた[1]

出演者[編集]

放送日程[編集]

放送日 サブタイトル
第1話 1980年10月11日 やっとかめだわなも
第2話 10月18日 どう…あい
第3話 10月25日 ごっさま
第4話 11月1日 だちゃかん
第5話 11月15日 とろくさい
第6話 11月22日 おぜえもんだ
第7話 11月29日 ええころはちべえ
第8話 12月6日 ねっちもこっちも
第9話 12月13日 どっちでゃあも
第10話 12月20日 (なし)
第11話 12月27日
第12話 1981年1月10日
第13話 1月17日
第14話 1月24日
第15話 1月31日
第16話 2月7日
第17話 2月14日
第18話 2月21日
第19話 2月28日
第20話 3月14日
第21話 3月21日
最終話 3月28日
  • 1980年11月8日はドラマスペシャル『スペイン子連れ留学』(21:02 - 22:48。21:00 - 21:02は『番組告知』)、各局別ミニ番組(関東地区は『くいしん坊!万才』。54分繰り下げて22:48 - 22:54)放送のため番組休止[2]
  • 1981年1月3日はドラマスペシャル『和宮様御留』(21:02 - 23:48。21:00 - 21:02は『番宣番組』)放送のため番組休止[3]
  • 1981年3月7日はドキュメンタリー・ドラマ『侵略・プラハの悲劇』(22:00 - 23:24)放送のため番組休止[4]

スタッフ[編集]

  • 原作・脚本 - 花登筺
  • 演出 - 平松敏男、山像信夫、逢坂勉(KTV)
  • 制作 - 東宝、THK(東海テレビ放送)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 少年時代は輪助(演:平田雄嗣)

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 「毎日新聞」1980/10/18付「視聴室」より引用
  2. ^ 読売新聞 縮刷版』読売新聞社、1980年11月8日。 ラジオ・テレビ欄
  3. ^ 『読売新聞 縮刷版』読売新聞社、1981年1月3日。 ラジオ・テレビ欄
  4. ^ 『読売新聞 縮刷版』読売新聞社、1981年3月7日。 ラジオ・テレビ欄。
フジテレビ系列 ゴールデンドラマシリーズ
前番組 番組名 次番組
ママに乾杯!
氷山のごとく
(廃枠)
フジテレビ系列 土曜22時枠
ママに乾杯!
氷山のごとく
ゴールデン洋画劇場
※21:02 - 22:54
【金曜21:00から移動、2分縮小】