検土杖
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検土杖(けんどじょう)とは、土壌に深く差し込んで、その直下の土中を調査するための金属製の道具。ボーリング棒や、ボーリング・ステッキ(boring stick)とも呼ばれる[1]。
概要
[編集]T字形の杖状で、先端(採土部)は金属製の円筒形になっており、人力あるいは落錐の重みで採土部を地面に深く差し込んで土壌を採取する[2]。土壌学や地質学、考古学などの分野で使用される[3]。
脚注
[編集]- ^ 吉川秀樹, 七山太, 古川竜太, 「新しい大口径検土杖の試作と北海道東部沿岸湿原~湖沼地域における採取実験 (PDF) 」『地質ニュース』2008年5月号 No.645,産業技術総合研究所 p.10-19。
- ^ 斉藤公夫, 佐々木次郎, 佐藤一良, 浅野真澄, 井城克廣, 「検土杖土壌調査における断面記載とその活用(1) 豊里町土壌調査の事例」 『東北農業研究』 40号 p.95-96 1987年。
- ^ 高橋学, 「先史・古代における雲出川下流域平野の地形環境」 『人文地理』 31巻 2号 1979年 p.150-164, doi:10.4200/jjhg1948.31.150, 人文地理学会。