柴崎鹿之助

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柴崎 鹿之助(しばさき しかのすけ、1857年10月9日安政4年8月22日[1] - 1913年大正2年)7月10日[2])は、日本の政治家衆議院議員(1期)。

経歴[編集]

兵庫県出身[2]。郷里の私塾で学び、農業と酒造業を営む[2]上東条村(のち東条町加東市)長、加東郡会議員、同参事会員、同議長、兵庫県会議員となる[2]。また、東条銀行頭取、東条織物(株)社長を務めた[2]

1912年第11回衆議院議員総選挙において兵庫県郡部から立憲国民党公認で立候補して当選した[3]。衆議院議員を1期務めたが、翌1913年2月に選挙法違反により議員を失職した。同年7月に死去した。

脚注[編集]

  1. ^ 衆議院『第二十九回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1912年、18頁。
  2. ^ a b c d e 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』309頁。
  3. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』54頁。

参考文献[編集]

  • 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。