松浦盛 (相神浦松浦氏13代目)

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松浦盛
時代 室町時代
生誕 応永28年(1421年
死没 応仁元年(1467年
官位 丹後(受領名)
氏族 松浦氏
父母 父:松浦進
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松浦 盛(まつら さこう)は、室町時代武将肥前国武辺城主。

父・松浦進の跡を受けて相神浦松浦氏の家督を継ぐ。嘉吉2年(1442年)、御厨荘今福にある土地を歳宮に寄進している[1]。翌嘉吉3年(1443年)、相神浦の地に新たに武辺城を築き、今福にある梶谷城から本拠を移した。また、この頃、新豊寺に鐘を贈与している。長禄元年(1457年)、李氏朝鮮歳遣船での貿易を締結した。

応仁元年(1467年)、死去。

脚注[編集]

  1. ^ 『史料綜覧』第7編之907 728頁

出典[編集]

  • 『肥前松浦一族』(外山幹夫著 新人物往来社)
  • 『松浦氏と平戸貿易』(外山幹夫著 国書刊行会)
  • 『松浦家世伝』