朴淳香

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ぼく じゅんこう
朴 淳香
生誕 1965年
居住 日本の旗 日本
研究分野 家政学
研究機関 日本女子大学
鶴見大学
静岡県立大学
出身校 日本女子大学家政学部卒業
お茶の水女子大学大学院
人文科学研究科修士課程修了
主な業績 幼児の動きの発達の研究
幼稚園教育における
健康の概念の変遷の研究
プロジェクト:人物伝
テンプレートを表示

朴 淳香(ぼく じゅんこう、1965年 - )は、日本の家政学者身体教育学)。学位は文学修士お茶の水女子大学1991年)。静岡県立大学短期大学部副部長・こども学科教授。

日本女子大学家政学部助手、鶴見大学短期大学部保育科教授などを歴任した。

来歴[編集]

生い立ち[編集]

1965年(昭和40年)に生まれた[1]同名の学校法人により設置・運営される日本女子大学に進学し[2]家政学部家政経済学科にて学んだ[3]1987年(昭和62年)、日本女子大学を卒業した[2]。その後、日本国が設置・運営するお茶の水女子大学の大学院に進学し[2][† 1]人文科学研究科舞踊教育学専攻にて学んだ[3]1991年(平成3年)、お茶の水女子大学の大学院における修士課程を修了した[2]。それに伴い、文学修士の学位を取得した[4]

家政学者として[編集]

大学院修了後、母校である日本女子大学に採用されることになり[5]、1993年(平成5年)より家政学部にて助手を務めた[5][6]

2002年(平成14年)、総持学園が設置・運営する鶴見大学短期大学部に転じ[5]保育科の講師に就任した[4][5]。2005年(平成17年)には、鶴見大学の短期大学部にて助教授に昇任した[5]。その後、学校教育法の改正に伴い、職位が助教授から准教授となった[5]。2014年(平成26年)、鶴見大学の短期大学部にて教授に昇任した[5]

2016年(平成28年)、県と同名の公立大学法人により設置・運営される静岡県立大学の短期大学部に転じ[5]、新設されたこども学科の教授に就任した。その後、静岡県立大学の短期大学部においては、副部長も兼務した[7]

研究[編集]

専門は家政学であり、特に身体教育学といった分野の研究に従事した[8]。具体的には、幼児の動きについて[9]、その発達の研究に取り組んだ[9]。また、幼稚園での教育において[9]、健康という概念の変遷についても研究していた[9]。学術団体としては、日本保育学会[10]、日本小児保健学会[10]、日本学校保健学会[10]、幼児教育史学会[10]、日本乳幼児教育学会[10]、などに所属した。

略歴[編集]

著作[編集]

共著[編集]

  • 岩崎洋子編著『子どもの身体活動と心の育ち』建帛社、1999年。ISBN 476793138X
  • 萩原元昭編著『幼児の保育と教育――質の高い保育ビジョンを求めて』学文社、2002年。ISBN 476201138X
  • 岩崎洋子責任編集、岩崎洋子・伊藤輝子著『園生活から生まれる乳幼児の運動』1巻、チャイルド本社、2002年。ISBN 4805400331
  • 岩崎洋子責任編集、岩崎洋子・朴淳香著『園生活から生まれる乳幼児の運動』2巻、チャイルド本社、2002年。ISBN 480540034X
  • 岩崎洋子編、吉田伊津美・朴淳香・鈴木康弘著『保育と幼児期の運動あそび』萌文書林、2008年。ISBN 9784893471307
  • 岩崎洋子編著、鈴木隆ほか共著『子どもの身体活動と心の育ち』2版、建帛社、2009年。ISBN 9784767932408
  • 岩崎洋子編著、吉田伊津美・朴淳香・鈴木康弘著『保育と幼児期の運動あそび』2版、萌文書林、2018年。ISBN 9784893472748

分担執筆、寄稿、等[編集]

脚注[編集]

註釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 「朴淳香」『朴 淳香 - Webcat Plus国立情報学研究所
  2. ^ a b c d e f 「学歴」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学』静岡県立大学。
  3. ^ a b 「学歴」『朴 淳香 (Junko Boku) - マイポータル - researchmap』科学技術振興機構、2010年4月2日。
  4. ^ a b c 「基本情報」『朴 淳香 (Junko Boku) - マイポータル - researchmap』科学技術振興機構、2010年4月2日。
  5. ^ a b c d e f g h i j 「主な経歴」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学』静岡県立大学。
  6. ^ a b 「経歴」『朴 淳香 (Junko Boku) - マイポータル - researchmap』科学技術振興機構、2010年4月2日。
  7. ^ 「教員情報詳細」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学』静岡県立大学。
  8. ^ 「専門分野」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学』静岡県立大学。
  9. ^ a b c d 「主要研究テーマ」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学』静岡県立大学。
  10. ^ a b c d e 「所属学会」『静岡県立大学教員データベース|静岡県公立大学法人 静岡県立大学』静岡県立大学。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]