本間ひろむ

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ほんまひろむ

本間ひろむ
生誕 1962年
東京都文京区
国籍 日本
出身校 大阪芸術大学芸術学部文芸学科
職業 批評家
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本間 ひろむ(ほんま ひろむ、1962年 - )は、日本批評家。専門分野はクラシック音楽評論、映画批評。文筆活動のほか、作詞作曲も手がける。著書『日本のピアニスト』の中で、「私は右手にFenderのピック、左手にPARKERの万年筆を持って生まれて来た」と書いている。

略歴[編集]

文京区の東京医科歯科大学付属病院で生まれる。生家は台東区入谷。京華高等学校卒業。大阪芸術大学芸術学部文芸学科中退。

出版社勤務を経て、1992年よりフリーライターに。雑誌『ホットドッグ・プレス』(講談社)、『テレビブロス』(東京ニュース通信社)、『宝島』(宝島社)、『東京ウォーカー』(KADOKAWA)などに寄稿。

2002年、クラシック音楽の入門書『3日でクラシック好きになる本』(KKベストセラーズ)を上梓。批評家としてのキャリアをスタートさせる。文筆活動(書籍執筆、新聞・雑誌・コンサートプログラム・映画パンフレット・大学パンフレットへの寄稿)のほか、ラジオ出演、カルチャーセンター講師、講演活動、音楽制作など幅広いフィールドで活動している。『新潮45』には休刊までの5年間、映画評を寄稿していた。

作品リスト[編集]

単著[編集]

  • 『3日でクラシック好きになる本』(KKベストセラーズ、2002)
  • 『指揮者の名盤』(平凡社新書、2003)
  • 『ピアニストの名盤』(平凡社新書、2004)
  • 『ヴァイオリンとチェロの名盤』(平凡社新書、2006)
  • 『ユダヤ人とクラシック音楽』(光文社新書、2014)
  • 『アルゲリッチとポリーニ』(光文社新書、2020)
  • 『日本のピアニスト』(光文社新書、2022)
  • 『日本のヴァイオリニスト』(光文社新書、2024) 

共著・ムック[編集]

  • 『未読の必読ホームページ』(エーアイ出版、2001)
  • 『至福のクラシック』(KKベストセラーズ、2011)

評論・エッセイ[編集]

  • ラフマニノフ名盤紹介 (ユリイカ、2008)
  • 精神疾患は、天才への入り口か!? (新潮45、2010)
  • スティーブ・ジョブズがクラシックマニアを殺した (新潮45、2012)
  • 生誕200年 歴史を動かしたワーグナーの「魔力」 (新潮45、2013)
  • ヴェルディ・イヤーと浅草オペラ (新潮45、2013)
  • AV女優「林由美香」はなぜカリスマになったのか(新潮45、2013)
  • 東京国際映画祭を忘れていませんか(新潮45、2013)
  • ユダヤ人と日本のクラシック音楽(ニッポンドットコム、2021)
  • 世界のピアノ「進化論」(ニューズウィーク日本版、2023)

メディア出演[編集]

外部リンク[編集]