新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!

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新米記者トロッ子
私がやらねば誰がやる!
監督 小林啓一
脚本 大野大輔
製作 久保和明
浅木大
松嶋翔
製作総指揮 佐藤現
出演者 藤吉夏鈴櫻坂46
髙石あかり
久間田琳加
中井友望
綱啓永
外原寧々
ゆうたろう
筧美和子
石倉三郎特別出演
高嶋政宏
主題歌 クレナズム「リベリオン」
撮影 野村昌平
編集 田村宗大
制作会社 レオーネ
NeedyGreedy(協力)
製作会社 「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会
配給 東映ビデオ
SPOTTED PRODUCTIONS
公開 日本の旗 2024年8月9日(予定)
上映時間 98分[1]
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』(しんまいきしゃトロっこ わたしがやらねばだれがやる)は、2024年8月9日に公開予定の日本映画[2]。監督は小林啓一、主演は映画初出演・初主演の藤吉夏鈴櫻坂46[2]

文学オタクの高校1年生の女子が新聞部の新米記者「トロッ子[注 1]」として活動するうちに学園の大きな闇にぶつかり、正義とは何か、善悪とは何かに迫っていく、社会派青春エンタテインメント[5][6]

あらすじ[編集]

文学オタクの高校1年生・所結衣の憧れの作家は「緑町このは」である。結衣は「このは」が在籍しているという私立の名門・櫻葉学園高校に入学して、文芸部に入部を希望する。しかし、入部テストの最中に新聞部の偵察ドローンが結衣の頭に衝突して、入部は見送られてしまう。

その上、「このは」が正体不明の存在だと聞かされてしまうが、文芸部長の西園寺茉莉からは「このは」の正体を突き止めることができたら入部を認めると言われる。

結衣はやむなく情報を持っているという新聞部に潜入することになる。新聞部では部長の杉原かさねと副部長の恩田春菜らに振り回されながらも、結衣は新米記者・トロッ子として活動していき、次第に新聞と記者の魅力に惹かれていく。そんな中、「緑町このは」という存在に隠された学園の大きな闇が少しずつ現れ出してくる。

キャスト[編集]

主要人物[編集]

所結衣
演 - 藤吉夏鈴櫻坂46
櫻葉学園高校1年。文学オタク。なりゆきで新聞部に潜入し、新米記者・トロッ子として活動するうちに新聞と記者の魅力に惹かれていく。
杉原かさね
演 - 髙石あかり[2]
破天荒な新聞部の部長。結衣を引っ張り回していく、情熱的で猪突猛進型、何にも囚われず探究心のためなら何でもするような女子。
西園寺茉莉
演 - 久間田琳加[2]
学園の花形である文芸部の部長。高飛車でボスのような女子。いつも小説のコンクールで最優秀賞を受賞している。
恩田春菜
演 - 中井友望[2]
新聞部の副部長。

周辺人物[編集]

松山秋
演 - 綱啓永[7]
元文芸部。結衣と協力し、学園の闇に迫る。
沼原栄作
演 - 高嶋政宏[7]
櫻葉学園の理事長。
片岡姫香
演 - 外原寧々[7]
文芸部の副部長。部長の西園寺に憧れる。
田島
演 - ゆうたろう[7]
ドローンを操作し、新聞部に協力する生徒。
山内
演 - 筧美和子[7]
体育教師からのセクハラ被害に遭う教師。
山本
演 - 石倉三郎[7]
新聞部の部室のオーナー。廃業した印刷所の社屋を部室として貸している。

スタッフ[編集]

  • 監督 - 小林啓一
  • 脚本 - 大野大輔[8]
  • 原案 - 宮川彰太郎[8]
  • 製作 - 金子保之、直井卓俊、川村岬、久保和明、柳裕淳、加瀬林亮
  • エグゼクティブプロデューサー - 佐藤現[8]
  • プロデューサー - 久保和明、浅木大、松嶋翔[8]
  • 企画 - 直井卓俊[8]
  • 主題歌 - クレナズム「リベリオン」[9]
  • 撮影・照明 - 野村昌平
  • 録音 - 日高成幸
  • 美術 - 竹渕絢子
  • 編集 - 田村宗大
  • VFXスーパーバイザー - 桑本祥一
  • スタイリスト - 阿部公美
  • ヘアメイク - 夏海
  • スケジュール - 伊藤一平
  • 助監督 - 山口雄也
  • 制作担当 - 三谷奏
  • キャスティング - 伊藤尚哉
  • サウンドデザイン - 山本タカアキ
  • スチール - 柴崎まどか
  • 宣伝プロデューサー - 山澤立樹
  • 宣伝デザイン - 寺澤圭太郎
  • 特別協力 - 東日印刷株式会社
  • 制作協力 - NeedyGreedy
  • 制作プロダクション - レオーネ[8]
  • 製作幹事 - 東映ビデオ[8]
  • 配給・宣伝 - 東映ビデオ、SPOTTED PRODUCTIONS[8]
  • 製作 - 「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ トロッ子(トロッコ)」は、新聞業界用語で「新人記者」のこと。「記者」を「汽車」とかけて、「まだ一人前の記者(汽車)ではない」=「トロッコ」といった冷やかしの意味合いがある。「汽車」という言葉も「トロッコ」という言葉もあまり使われない上、そもそも駄洒落であることから、現在ではほとんど使われない用語[3][4]

出典[編集]

  1. ^ 作品情報 〉 映画「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2024年3月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e 櫻坂46の藤吉夏鈴が映画初主演「新米記者トロッ子」8月公開、共演に高石あかりら”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年3月6日). 2024年3月20日閲覧。
  3. ^ 新聞社用語辞書〉トロッコ/とろっこ”. メディアポ/ホームメイトリサーチ. 東建コーポレーション株式会社 / 経営企画室・Web制作部 株式会社東通エィジェンシー. 2024年3月20日閲覧。
  4. ^ トロッ子とは……”. 『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』公式サイト. 2024年3月20日閲覧。
  5. ^ 藤吉夏鈴(櫻坂46)、映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』主演に決定”. billboardJAPAN. 株式会社阪神コンテンツリンク (2024年3月6日). 2024年3月20日閲覧。
  6. ^ 櫻坂46藤吉夏鈴「新米記者トロッ子」で映画初主演、真実に迫る新聞部の新米記者に”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2024年3月6日). 2024年3月20日閲覧。
  7. ^ a b c d e f 綱啓永が「新米記者トロッ子」のキーマンに 高嶋政宏、ゆうたろう、筧美和子らも出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年4月11日). 2024年4月11日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g h 櫻坂46 藤吉夏鈴初主演映画『新米記者トロッ子』8月公開 共演に髙石あかり、久間田琳加ら”. RealSound映画部. blueprint (2024年3月6日). 2024年3月20日閲覧。
  9. ^ 櫻坂46・藤吉夏鈴の主演作「新米記者トロッ子」初映像解禁、主題歌はクレナズム”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年4月24日). 2024年4月24日閲覧。

外部リンク[編集]