循環座標

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循環座標(じゅんかんざひょう)とは、ラグランジアンがあらわな依存性をもたない座標のことである[1]。循環座標の共役運動量は保存量となる。すなわち、ラグランジアンを L 、循環座標を qq の共役運動量を p とすると、

が成り立つ。ここで q時間微分である。

脚注[編集]

  1. ^ 二間瀬敏史; 綿村哲『解析力学と相対論』朝倉書店、2010年、21頁。ISBN 978-4-254-13772-9